UEFAチャンピオンズリーグ2018-19 決勝(UEFAチャンピオンズリーグ2018-19 けっしょう、英語: UEFA Champions League 2018-19 Final)は、欧州サッカー連盟 (UEFA)により開催されるUEFAチャンピオンズリーグ 2018-19の決勝戦であり、27回目のUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦である (UEFAチャンピオンズカップ時代を含めると64回目)。試合は2019年6月1日土曜日にマドリードのエスタディオ・メトロポリターノで開催された。
2016年9月20日にスイスのニヨンで開催されたUEFA理事会で、エスタディオ・メトロポリターノが決勝戦の会場に決定された。エスタディオ・メトロポリターノでの決勝戦の開催は初めての開催となる。
このスタジアムは、1994年に会場。2017年からアトレティコ・マドリードがホームスタジアムとして使用。2013年にアトレティコ・マドリードがホームスタジアム移転を契機にスタジアムを改修し69,600人収容に拡張した。
リヴァプールで2005年にUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験した元サッカースペイン代表のルイス・ガルシアが決勝戦の公式アンバサダーに任命された。
全63,500枚のチケットのうち、38,000枚がファン・一般に対して販売される。決勝に進んだ2チームのファンにそれぞれ17,000枚ずつ割り当てられ、残りの4000枚が一般の観客を対象に販売される。この一般チケットが2018年3月15日から3月22日まで販売された。チケットの販売価格は以下のとおり。なお、残りのチケットは地元の組織委員会、UEFA、各国サッカー協会、スポンサー、放送業者等に割り当てられる。
註: 以下のすべての結果は、決勝戦進出2クラブの得点を前に表示している。
UEFA選出マン・オブ・ザ・マッチ
フィルジル・ファン・ダイク
副審
ロバート・ブーカン
ジュレ・プラプロトニク
第4審判
アントニオ・マテウ・ラオス
VAR
ダニー・マッケリー
VARアシスタント:
ポル・ファン・ボーケル
フェリックス・ツバイヤー
オフサイドVAR
マーク・ボッシュ
試合ルール
キックオフ直後、リヴァプールはジョーダン・ヘンダーソンのロングパスに抜け出したサディオ・マネがペナルティーエリア内左に侵入。そのまま中央に向けてクロスを放つと、このボールがムサ・シソコの右腕に直撃、リヴァプールがPKを獲得する。これをモハメド・サラーが決め、開始早々にリヴァプールが先制する。なお、サラーの得点は開始1分48秒で記録されており、2004-05シーズンの決勝でパオロ・マルディーニが記録した50秒に次いでCL決勝史上2番目に早い得点になった。その後は早々にリードを許したトッテナムがボールを握る展開になるも、フィルジル・ファン・ダイクを中心に集中したリヴァプール守備陣の前に枠内シュートすら打つことが出来ず前半が終了。リヴァプールが1-0とリードして折り返す。
後半、58分にディヴォック・オリジを投入。トッテナムは66分、ルーカス・モウラを投入すると、徐々にチャンスを作れるようになる。73分にデレ・アリがチーム初の枠内シュートを記録するも、GKアリソンに阻まれる。78分にはキーラン・トリッピアーのクロスにアリが頭で合わせたが枠の上。80分にはソン・フンミンがミドルシュートを放つがアリソンに弾かれ、こぼれ玉を繋いでルーカスがシュートを打つがこれもアリソンがセーブ。81分にはフェルナンド・ジョレンテを投入しパワープレーに出た。しかし87分、リヴァプールは右CKからこぼれ球をもらったオリギがエリア内左から左足を振り抜くと、これがゴール右隅に決まり追加点を挙げた。その後トッテナムはパワープレーで猛攻を仕掛けるが、92分のソンのシュートもアリソンに阻まれ、このまま試合終了。リヴァプールが2-0でトッテナムを下し、14年ぶり6度目のCL制覇を果たした。
2018-2019シーズンより放映権がこれまでのスカパー!からDAZNに変わり、決勝戦もDAZNの独占放送となった(これまで地上波で放送していたフジテレビの放送も行わないこととなった。)。
決勝を0-2で制したリヴァプールが6回目の優勝を果たし、UEFAヨーロッパリーグ 2018-19王者と対戦する2019 UEFAスーパーカップの出場権の他、UEFAサッカー連盟を代表して、2019年12月にカタールで開催されるFIFAクラブワールドカップ2019の出場権を獲得した。
リヴァプール監督のユルゲン・クロップは自身3度目となるCL決勝で初めて勝利を挙げ、2012年から続いたカップ戦決勝での自身の連敗を6で止めた。
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