第76回ヴェネツィア国際映画祭は2019年8月28日から9月7日まで開催された。2019年6月24日、コンペティション部門の審査員長は監督のルクレシア・マルテルが務めることが発表された。オープニング作品は是枝裕和監督の『真実』である。
公式選出
コンペティション
金獅子賞を競うメインコンペティションの上映作品は2019年7月25日に発表された。
非コンペティション
コンペティション外上映として以下の作品が選ばれた。
- フィクション
- ノンフィクション
- スペシャル・スクリーニング
オリゾンティ
オリゾンティ部門には以下の作品が選ばれた。
- コンペティション
- 短編コンペティション
- 短編非コンペティション
ヴェネツィア・クラシックス
ヴェネツィア・クラシックス部門には以下の作品が選ばれた。
- 修復作品
- ドキュメンタリー
SCONFINI
SCONFINI部門には以下の作品が選ばれた。
独立部門
国際批評家週間
第34回国際批評家週間には以下の作品が選ばれた。
- コンペティション
- 非コンペティション
ヴェニス・デイズ
第16回ヴェニス・デイズには以下の作品が選ばれた。
- 公式セレクション
- 非コンペティション
- スペシャル・イベント
- Miu Miu Women's Tales
審査員
- メインコンペティション
- ルクレシア・マルテル ( アルゼンチン/映画監督・脚本家) 審査員長
- ピアーズ・ハンドリング ( カナダ/映画史家・評論家・トロント国際映画祭エグゼクティブ・ディレクター)
- メアリー・ハロン ( カナダ/映画監督)
- ステイシー・マーティン ( フランス/女優)
- ロドリゴ・プリエト ( メキシコ/撮影監督)
- 塚本晋也 ( 日本/映画監督・俳優)
- パオロ・ヴィルズィ ( イタリア/映画監督・脚本家)
- オリゾンティ
- スザンナ・ニッキャレッリ ( イタリア/映画監督・脚本家) 審査員長
- Mark Adams ( イギリス/エディンバラ国際映画祭芸術監督)
- ラシッド・ブシャール ( フランス/映画監督)
- Álvaro Brechner ( ウルグアイ/映画監督)
- Eva Sangiorgi ( イタリア/ウィーン国際映画祭芸術監督)
- ルイジ・デ・ラウレンティス賞
- エミール・クストリッツァ ( セルビア/映画監督・脚本家・俳優) 審査員長
- アントニエッタ・デ・リッロ ( イタリア/映画監督・脚本家)
- Hend Sabry ( チュニジア/俳優)
- マイケル・J・ワーナー ( アメリカ合衆国・ 香港/映画プロデューサー)
- テレンス・ナンス ( アメリカ合衆国/監督)
- ヴェネツィア ・バーチャル・リアリティ
- ローリー・アンダーソン ( アメリカ合衆国/作曲家・アーティスト・映画監督) 審査員長
- フランチェスコ・カロッツィーニ ( イタリア/撮影監督)
- Alysha Naples ( イタリア/デザイナー)
- ヴェネツィア・クラシックス
- Costanza Quatriglio ( イタリア/映画監督・脚本家)
受賞結果
公式部門
- コンペティション
- 金獅子賞 – 『ジョーカー』 - トッド・フィリップス
- 審査員大賞 - 『オフィサー・アンド・スパイ』 - ロマン・ポランスキー
- 銀獅子賞 – 『ホモ・サピエンスの涙』 - ロイ・アンダーソン
- ヴォルピ杯:
- 男優賞 - ルカ・マリネッリ - 『マーティン・エデン』
- 女優賞 - アリアンヌ・アスカリッド - 『Gloria Mundi』
- 脚本賞 – 『チェリー・レイン7番地』 - ヨン・ファン
- 審査員特別賞 - 『La mafia non è più quella di una volta』 - フランコ・マレスコ
- マルチェロ・マストロヤンニ賞 – トビー・ウォレス - 『ベイビーティース』
- オリゾンティ
- 作品賞 - 『アトランティス』 - ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ
- 監督賞 - 『アトランティス』 - テオ・コート
- 審査員特別賞 – 『評決』 - レイムンド・リバイ・グティエレス
- 男優賞 - サミ・ブアジラ -『Bik eneich - Un fils』
- 女優賞 - マルタ・ニエト - 『おもかげ』
- 脚本賞 - 『Revenir』 - ジェシカ・パルド
- 短編映画賞 - 『Darling』 - Sam Sadiq
- Lion of the Future
- ルイジ・ディ・ラウエンティス第1回作品賞 - 『You Will Die at 20』 - Amjad Abu Alala
- ヴェネツィア・クラシック賞
- ドキュメンタリー映画賞 - 『Babenco - Alguém tem que ouvir o coração e dizer: parou』 - バーバラ・パズ
- 修復映画賞 - 『春の調べ』 - グスタフ・マハティ
- 特別賞
- 栄誉金獅子賞 – ペドロ・アルモドバル、ジュリー・アンドリュース
- 監督・ばんざい!賞 - コスタ=ガヴラス
独立部門
- ヴェニス・デイズ
- SIAE賞 - 『シチリアーノ 裏切りの美学』 - マルコ・ベロッキオ
- 独立賞
- Fondazione Mimmo Rotella賞 - ドナルド・サザーランド、ミック・ジャガー - 『ザ・バーント・オレンジ・ヘレシー』
- Campari Passion for the Cinema賞 - ルカ・ビガッツィ - 『ニュー・ポープ 悩める新教皇』
- ブレッソン賞 - ルクレシア・マルテル
参考文献
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