パリ南大学(フランス語:Université de Paris-Sud、英語: Paris-Sud University)は、パリ南部の郊外オルセーに本部、カシャン、サクレーにキャンパスを置く研究型大学であり、フランスで最も権威のある大学のひとつである。ヨーロッパ最高峰として認識されているヨーロッパ研究大学連盟(LERU)の加盟大学である。
2018年度上海交通大学による世界研究大学ランキングでは総合42位(ヨーロッパで10位)、分野別では、数学、理学、医学、統計学の4分野でフランス国内1位にランクインした。82もの国際研究施設を保有し、特に数学と物理の基礎研究が世界最高レベルであり、宇宙科学研究に貢献している研究機関である。2020年1月1日にフランス政府の重要国家プロジェクト・パリサクレー計画および「未来への投資」プログラム(Investissements d'Avenir)の一環として創設されたパリサクレー大学の正式機関になり統合されることが決定している。現在、4名のフィールズ賞と2名のノーベル賞受賞者が在籍している。
2019年度の上海交通大学による世界研究大学ランキングでは総合で世界37位となり(国内1位)、2018年度は総合41位、科目別では、数学では米国プリンストン大学に次ぐ世界第2位(国内1位)、物理学10位(国内1位)、遺伝工学32位、医学35位(国内1位)、統計学43位(国内1位)にランクインされている。また「Times Higher Education (THE)」誌の2018年度版ではヨーロッパで10位の大学としてランクインし、国内外で非常に高い評価を得ている。
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