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アークナイツ


アークナイツ


アークナイツ』(明日方舟、Arknights)は、中国のゲーム会社Hypergryph(ハイパーグリフ)が開発し、運営・配信されているスマートフォン向けゲームアプリ。「アークナイツ」の日本版及び、グローバル版はYostarが運営・配信を行っている。

Hypergryph(ハイパーグリフ)の中国での企業名は「上海鹰角网络科技有限公司」。

2019年5月1日、「アークナイツ」の中国版がリリースされた。2020年1月16日、iOSおよびAndroid対応ゲームとして「アークナイツ」のグローバル版がリリースされた。

原題は『明日方舟』。ゲームジャンルはタワーディフェンス。

概要

様々な種族が混在する惑星「テラ」で起こっている鉱石病の問題を軸に、鉱石病感染者組織「レユニオン・ムーブメント(以下「レユニオン」)」と主人公の所属する「ロドス・アイランド製薬」(以下「ロドス」)の対立をメインに描いたタワーディフェンスゲーム。

プレイヤーは戦闘を指揮する「ドクター」となり、戦闘を行うオペレーター(戦闘員)を様々な地形に配置して、押し寄せるレユニオンの戦闘員を排除していき、物資調達やSoc捜索、殲滅作戦及び基地での生産等で資金や建築資源の調達、オペレーターのレベルアップや人材発掘を行う。

他プレイヤーとのオンライン対戦は無く、協力プレイは作戦のサポートとしてオペレーターを1名選べるのみで、あとは基地業務中の「戦友」で他プレイヤーと協力し捜索した手がかりの情報共有を行う。

キャラクターデザインはHypergryph(ハイパーグリフ)のプロデューサーである海猫絡合物の他に多数のデザイナーが参加している。

TVCMや公式YouTubeチャンネルのアニメーションはアークナイツ制作とほぼ同時に発足した日本法人のYostar Picturesが手掛けている。

2019年に中国版(以下「大陸版」)でのβテストを経たのち、2020年1月8日に渋谷のシダックスカルチャーホールにてプレスカンファレンスが開催され、日本版アプリケーションが2020年1月16日と発表された。 このリリースに向けて行われた事前登録者数は20万人を突破したという。

PC版はリリースされていないが、大陸版ではAndroidのエミュレーターであるmumuでのプレイを推奨している。

公式Youtube(EN official)では各章、サイドストーリー含むイベントのPV、アニメPVを公開してる他、3DPVや公式生放送、各キャラクターのテーマEPが配信されている。

あらすじ

「源石」と呼ばれる特殊な鉱石が、人々に恩恵と疫病をもたらす世界。

先民(エーシェンツ)と総称される人類たちは、天災の脅威を避けるため、源石を動力として動く移動都市を中心に暮らしを営んでいた。源石に接し続けることで感染する「鉱石病」(オリパシー)は、死後に新たな感染源ともなるため人々から忌避されていた。

彼らを迫害と鉱石病から保護するため活動する主人公たち「ロドス」の前に、迫害を受け続けた感染者組織である「レユニオン」が新たな軍事勢力として産声を上げる…。

登場人物・組織

ロドス・アイランド製薬

通称は「ロドス」。主人公である「ドクター」が所属し、本ゲームでの中核的な組織である。ライン生命やBSWといった国からの支援を受けている企業とは違い、どこの国にも属さない企業である。本拠地は長方体の小規模移動要塞であることが序章のスライドショーや公式のPVから見て取れる。この船の名前は「ロドス・アイランド号」。基地機能で見られる階層では5層構造だが機能を限定して見せており、その他に食堂や居住区、小型商店街、訓練場、パフューマーが管理する「療養庭園」なども備えている。

鉱石病は不治の病だが、ロドスはどの勢力よりも鉱石病の研究が進んでいるため、様々な地域や種族から感染者が身を寄せている。ウルサス学生自治団以外の企業・団体は相互交流や派遣という形でロドスにオペレーターを駐留させており、戦闘にはほぼロドスに駐留しているメンバーが出撃している。逆に企業・団体にはロドスが人員を派遣している。

ロドス直属のオペレーターには、鉱石病感染者・非感染者、種族、国籍、民間人から軍人(元軍人、傭兵も含む)がいる。オペレーターは、様々な戦闘能力適性テストを合格することで採用される。この時、その人物がどんな組織・団体に所属しているのか、過去の経歴や、キャリアなどは不問である。また、一部オペレーターには履歴書が無く、その履歴書が改竄されていたりするなど採用に関してずさんな部分が多い。マドロック、イーサンなど元レユニオンがロドスに採用されたケースもある。万年人不足である。

鉱石病の感染者は戦闘オペレーターを務めながらの鉱石病治療も可能としている。 戦闘オペレーターの発掘以外にも、鉱石病に感染し迫害によって行き場をなくした子供や未成年者の保護も行っており、年少オペレーターとして戦闘で疲弊して帰還したオペレーターの「心の癒やし」をさせたり、一般的な教養を授け、食いっぱぐれなく、将来的にロドスに利益をもたらす未来の基幹要員とするために養育している。慈善団体ではないため治療費は無料ではない。鉱石病の治療費をロドスで働き、払っている人もいる。

感染者治療を目的としているが公には薬を売らない。感染者薬市場には感染を治すと銘打ってただの鎮痛剤を販売するなど闇が深いためである。

ロドスの研究は例えば汚染区域の空気を採取し、汚染からの防護や感染初期の進行遮断治療を研究している。他企業は初期段階で治療するよりも中後期まで進行させて薬を買って延命せざるを得ない状況に持ち込んだ方が遥かに儲かるので感染初期の進行遮断治療の研究などはほとんどしない。

総合すると、ロドスの実態は「(鉱石病の)感染者が関わる問題の解決」全般を担い、高い軍事力をも有する一大勢力であることにある。このことをアーミヤは「社会に対しての投薬」と語っている。

企業・団体への相互交流や派遣以外にも地方に支部を有しており、ロドス本艦への物資調達及びオペレーターの発掘も行っている。

ロドス・アイランド製薬は「バベル」という組織が前身となっている。詳しくは後述。

ドクター
声 - 甲斐田ゆき(テレビアニメ版)
本作のプレイヤーであり、主人公。ロドスの3トップの一人。アーミヤによってコールドスリープから目覚めたが全ての記憶を失っている。が、かろうじて戦闘を指揮する能力は残っている。以前は神経学者で天災や鉱石病の研究者で部隊指揮も行っていた。ロドスが発足する以前からアーミヤやケルシーらと行動を共にしていたと思われるが、ドクターに信頼をおいているアーミヤと比べケルシーは完全に信頼を置いているとは言い難い発言をする時がある。またオペレーターの中にはエイヤフィヤトラやサイレンスのようにドクターを「天災・鉱石病の研究に長けていた人物」として尊敬の念を抱いている者もいれば、記憶を無くす前に出会っていたエンカクやWが蟠りを持っていたり、その評価はオペレーターによって様々である。記憶喪失の前には意外な特技を持っていたという。現在の文明より前の旧人類の一人。源石計画の関係者であり、源石の開発者。
アーミヤ
声 - 黒沢ともよ
メインヒロイン。14歳。若くしてロドスの3トップの一人にして最高責任者でありながら、レユニオンの暴動鎮圧に自ら参加する。レム・ビリトン出身のコータス族だがキメラでもある。彼女のプロファイルには謎が多く、大半の資料が非公開となっている。指輪を用いてアーツによる術を発動することができるが、その指輪の色が自身の体調や精神状態と関係があるようである。
ケルシー
声 - 日笠陽子
ロドス3トップの一人。医療部門のリーダーとして、アーミヤをはじめオペレーターの健康管理を行う傍ら、第2章冒頭ではドクターやアーミヤと共に龍門近衛局との交渉の場に帯同するなど渉外活動も行っている。ロドスの為に助力を惜しまないが、第6章では私兵部隊である「S.W.E.E.P.」のレッドを率いて別動隊として行動している。自身も脊椎より「Mon3tr」を召喚し戦う。パトリオットことボジョカスティ曰く300年前から姿が変わってないらしい。
クロージャ
声 - ???
ロドスの艦内エンジニア兼購買部の運営担当。エンジニア部門のトップ。本名は「エイダ・クロージャ・チャーチ」。バベル時代からの古参。ロドスの設立に関わっているとされ、ケルシー曰く「彼女が居ないとロドス(艦)は巡航さえままならない」という。元々引きこもりで様々な施設のハッキングなどをしていたがテレジアによりバベルにスカウトされた。ブラッドブルード系サルカズ族。レイジアン工業製の汎用ロボットをロドス専用オペレーターとしてカスタマイズしているのも彼女だが、Lancet-2は事あるごとに「可愛いクロージャお姉様」「マスタークロージャ」と発言に付け加えていたり、Castle-3は忠誠心が高い発言と高性能をアピールするなど戦闘以外の改良に多少難がある。隣に飛んでいるドローンの名前は「Lamda」。10章からは自身も作戦に参加している。自称『★42オペレーター』であり『ロドス安心のエンジニア』であり『ロドス・アイランドスーパーバイザー兼超優秀システムエンジニア』であり『カズデルボーイズトップ100』であり『オープンソフトウェア提唱者』。
Ace
声 - 松山鷹志(テレビアニメ版)
ロドスのエリートオペレーター。ドクター救出作戦に参加する。ドクター救出後は、アーミヤたちを逃すためにタルラと対峙し、死亡した。ブレイズをエリートオペレーターに推薦したのは彼。
Scout
声 - 千葉進歩(テレビアニメ版)
ロドスのエリートオペレーター。バベルの時代から所属する古参オペレーター。ドクター救出作戦に参加。レユニオン幹部Wと対峙し自身の命と引き換えにドクターたちを見逃す契約を結んだ。W曰く「バベル」の中でも指折りの強さだったらしい。
Stormeye
声 - 川原元幸
ロドスのエリートオペレーター。知覚系アーツと熟練の戦闘技術を持つ。外勤小隊の指揮を務めており、主に強襲作戦や支援を担当している。
Sharp
声 - 楠大典
ロドスのエリートオペレーター。単独作戦能力に優れている。外勤小隊では、指揮と共に人材育成や高難度任務を担当している。
Touch
声 - 柚木涼香
ロドスのエリートオペレーター。植物学、医学の専門家で、極めて珍しいアーツを持つ。外勤小隊では、指揮や鉱石病援助、医療調査任務を担当している。
Pith
声 - 矢口アサミ
ロドスのエリートオペレーター。アーツの誘導、解析、制御に長けている。外勤小隊では、指揮に加え、防御突破任務や人材育成を担当している。
Outcast
ロドスのエリートオペレーター。種族はサンクタ。かつては有名なガンマンであり、リボルバーの扱いに長けている。サイラッハやリードに多大なる影響を与えた。9章でダブリン亡霊部隊の幹部6人を相手取り、6人を巻き込んで死亡した。Rosmontisをよく気にかけていた。
Logos
ロドスのエリートオペレーター。種族はサルカズのバンジー。若者でありながら古風な言葉遣いをする。呪文を印すという珍しいアーツを持つ。11章では、敵にこのアーツを使用して対抗した。過去にマドロックを助けたことがあり、彼女のロドスへの加入理由のひとつとなっている。スツール滑走大会で優勝をしている。
Misery
ロドスのエリートオペレーター。種族は「サルカズ」。Outcastとは仲が良かった。空間を操るアーツを使う。アーツを使うには相当なリスクを伴うそうだ。10章では、敵にこのアーツを使い混乱を起こした。
Mechanist
ロドスのエリートオペレーター。ブレイズのエリートオペレーター就任を問う会議に参加していた。名の通りメカニックとしてブレイズのチェーンソーの設計やブレミシャインの鎧の改良にも関わっていたようだ。戦闘においても十体以上のライン生命製パワードスーツに囲まれてなお蹴散らすなど、エリートオペレーターの名を冠するに相応しい多芸な人物。 Logosとはパートナーである。
Raidian
ロドスのエリートオペレーター。7章のチェルノボーグでの作戦にて通信小隊の隊長として作戦に参加。ロスモンティスのアーツの支援等を行っていた。アーミヤやロスモンティスから好かれている。彼女はケルシー曰く無性の母性に溢れており、子供たちから人気である。
Blaze
声 - 中原麻衣
ロドスの強襲専門のエリートオペレーター。武器はチェーンソー。熱量操作のアーツを使う。アーミヤの直接指揮下の作戦に従事している。とても明るい性格で、アーミヤのことを「ウサギちゃん」と可愛がっている。Aceの推薦によりエリートオペレーターとなった。ストーリー第6章では準主人公的な役回りで登場する。
Rosmontis
声 - 小倉唯
14歳。身長は142cm。出身はクルビア。誕生日は7月6日。ロドスの殲滅戦専門のエリートオペレーター。ロドスの切り札と言われる程の高い戦闘能力を持つ。ロドスが彼女を出撃させるということは被害を考慮しないということである。過去に何らかの実験の実験体になっていた。現在は「ロスモンティス」。同じエリートオペレーターであるブレイズやAce、Scoutとは仲が良い。他のエリートオペレーターからもよく可愛がってもらっている。
チューリップ
声 - 飯田友子
ロドスのイベリア部門事務責任者である。イベリアで個人で現地の感染者救助と治療関連の活動を行っている。ロドス成立前からケルシーと関係を持っている数少ない人物である。
アスカロン
ロドスのケルシー直属の特殊部隊「S.W.E.E.P.」を統括する。種族は「サルカズ」。ロドスの前身、バベルの時代から所属する古参オペレーター。
レッド
声 - 小清水亜美
ケルシーが指揮するロドスの特殊部隊「S.W.E.E.P.」に所属する暗殺専門のオペレーターで「ウルフハンター」と呼ばれている。ケルシーの命令に従い潜入や脅威の排除を行っている。ループス族だが、なぜか同族から恐れられている。狼主「オバアサン」の「牙」。
マンティコア
声 - 諏訪彩花
ケルシーが指揮するロドスの特殊部隊「S.W.E.E.P.」に所属するオペレーター。マンティコアの経歴はほとんど失われているが、着任以前から指定対象の排除に従事していたことから前職は殺し屋だったと予想される。潜伏や侵入を用いて、敵陣営への奇襲等の作戦で高い戦闘能力を発揮している。
ドーベルマン
声 - 種﨑敦美
ボリバルの元軍人でロドスでの新任オペレーター・一般オペレータの教育を行う教官。行動隊・行動予備隊の統括責任者でもある。ドクター救出作戦にも参加。
フロストリーフ
声 - 加隈亜衣
ロドスの前衛オペレーター。元少女兵で傭兵をやっていた少女。凍結系のアーツを使いこなす。ストーリー第4章ではチェルノボーグを偵察中、同じ凍結系のアーツを持つレユニオンの幹部「フロストノヴァ」と対峙する。
グレースロート
声 - 福圓美里
ロドスの狙撃オペレーター。ストーリー第6章ではブレイズと同様に準主人公的な役回りを担う。過去にAseから訓練を受けている。非感染者であり、過去の経緯が原因で鉱石病や感染者に嫌悪を示していたことから、一部の感染者オペレーターから冷たい視線を向けられていたが、龍門でのレユニオンとの戦いを通して感染者への見解を少しずつ改めるようになる。
イーサン
声 - 吉野裕行
地下感染者組織を渡り歩き、最後にレユニオンから脱退しロドスにやってきたオペレーター。レユニオン脱退の理由は「メシがまずかった」から。その為食に対しての執着心が高く、持ち前のステルス技能を活かして他人のお菓子や食堂にある食材のつまみ食いを常習化している。
マドロック
声 - 内田真礼
マドロック小隊のリーダーで、元レユニオン幹部のサルカズの傭兵。チェルノボーグ事変の前に既に脱退していた。いつも装備をつけていたので素顔が女性だとはマドロック小隊の中でも古参以外は知らなかった。泥と岩を操るアーツを使う。使う武器は「槌」。泥や岩で作られた人形を友人と呼んでいる。リターニアで感染者の傭兵ということで何度も襲撃され、窮地に陥っていたところをエリートオペレーターのLogosに助けられ仲間と共にロドスに合流した。戦闘時に着ているアーマーはアーツによってパワードスーツとして使っている。戦闘の最中には必ずアーマーを着るときめている。クロージャからフル装備で艦内を動き回るなと注意されている。
ラップランド
声 - 今井麻美
ループス族の奇襲・粛正専門のオペレーター。ロドス随一の危険人物。本名は「ラップランド・サルッツォ」。出身はシラクーザ。サルッツォファミリーのドン「アルベルト・サルッツォ」の娘。テキサスファミリーの粛正に参加した後からテキサスに異様な執着心を持っている。
エイヤフィヤトラ
声 - 種田梨沙
本名は「ナウマン・アデル」。火山研究者であり天災研究者。同じ天災研究者のドクターのことを先輩と呼ぶ。膨大なエネルギーを必要とするアーツ行使において卓越した生来の才を発揮する。彼女の両親も火山研究者であったが火山の噴火で死亡している。重度の源石病の感染者で難聴、視力低下、身体力低下などを発症している。源石病が進行し補聴器をつけていたり、読唇術で相手の話を聞くなどをしている。
パゼオンカ
声 - 安済知佳
本名は「アヴドーチャ・ニコライェヴナ・イワノワ」。地下都市ゼルウェルツァでは文学代表であり、「アヴドーチャ・レザーペン」と名乗っている。出身はウルサス。元々貴族の娘であったがよくある政治闘争で次々に家族を殺され運良く彼女だけが生き残りゼルウェルツァに迷い込んだ後、文学代表として様々な仕事をこなしてきた。その後、ゼルウェルツァの商業代表クロッケ・ダイアモンドフェースの紹介により、ロドスへ研修にやってきた。今は狙撃オペレーターとして外勤任務にあたっている。

レユニオン・ムーブメント

通称は「レユニオン」。ウルサス帝国で迫害されていた鉱石病感染者によって興された組織。 結成された当初は統率が取れておらず小規模な暴動を起こす程度でしかなかったが、タルラを筆頭に強力なアーツ特性を持つ指導者達の出現や元軍人を中心とする反政府軍、サルカズ傭兵組織の参入により、天災も味方する形とはいえチェルノボーグを陥落させ、龍門に侵攻するまでに勢力を拡大した。 「感染者は自らの立場に誇りを持ち、積極的に力をつけ、そしてそれを行使すべきだ」という理念を掲げ、数々の都市で暴動を起こす。

とはいえ、組織の現状は暴力による感染者の権利獲得を優先する為に末端の感染者が捨て駒の様に利用されており、その待遇の悪さに一部末端感染者が不信感を抱いて(離反する者も)いる事や、幹部級のメンバーの行動方針の食い違いなどもあり、一枚岩の組織ではない様子がストーリーで語られている。

ロドスに対しては、同じ感染者のいる組織でありながらレユニオンと戦闘行為を行っている事を「敵対」とみなし、刃を向けている。

タルラ
声 - 坂本真綾(テレビアニメ版)
本名は「タルラ・アルトリウス」。種族は「ドラコ」。父はヴィクトリア王家の「エドワード・アルトリウス」。幼少期にコシチェイによってウルサスへ連れ去られ育てられた。レユニオンの指導者。彼女が指導者に就いたことにより、レユニオンは過激な組織へと変貌した。アーツは辺り一面を融解させるほど強力。周囲からは「暴君」と呼ばれ恐れられている。
クラウンスレイヤー
声 - 千本木彩花(テレビアニメ版)
本名は「リュドミラ」。種族はループス。ロドスが初めて遭遇したレユニオンの幹部。タルラの右腕と言える存在。アーツは口から霧を発生させるもの。これにより隠密、潜伏を得意とし、近距離戦、暗殺、後方撹乱を行う。クラウンスレイヤーの父親は研究者でケルシーと共にチェルノボーグの研究施設に勤めていたが貴族間の対立に巻き込まれ逮捕・処刑されており、ケルシーを仇として付け狙っていた。
メフィスト
声 - 天崎滉平(テレビアニメ版)
本名は「イーノ」。レユニオンの医療術師であり幹部。ファウストと行動を共にする。幼少期は優しい少年であったが家族から受けた虐待と鉱石病への感染で精神を病み、現在の残忍な性格へ変貌。レユニオンによる暴動をゲームとして楽しんでいる。アーツは源石を介して感染者を洗脳し、再生能力を与え使役するもの。部下でさえもアーツによって家畜のように扱うことからレユニオン内での人望はゼロに等しい。
ファウスト
声 - 堀江瞬(テレビアニメ版)
本名は「サーシャ」。レユニオンの狙撃歩兵であり幹部。メフィストと行動を共にする。常に冷静沈着。アーツによりステルス化が可能。狙撃の名手で、クロスボウから放たれる矢は凄まじい威力を誇る。感染したメフィストのため、自ら感染者となった。メフィストを逃すために囮となり死亡した。メフィストとは幼馴染。
スカルシュレッダー
声 - 松田利冴(テレビアニメ版)
本名は「アレックス」。レユニオンの突撃部隊幹部。ガスマスクにフードといった風貌で、グレネードランチャーとブレードを用いて戦う。過去に起きた出来事により、他の幹部よりも人一倍非感染者に対する憎しみが強い。アレックスが死亡後、アレックスの姉の「ミーシャ」が引き継いだ。最終的にアレックスはアーミヤに、ミーシャはチェンによって殺害された。
フロストノヴァ
声 - 高垣彩陽(テレビアニメ版)
本名は「エレーナ」。種族はコータス。レユニオンの幹部。スノーデビル小隊のリーダー。重度の感染者。強力な凍結系のアーツを操る。感染の影響で皮膚に触れると凍傷になる程冷たい。悪戯好き。好きな食べ物はスパイスとアルコール、少しの砂糖を混ぜたキャンディ。
パトリオット
声 - 銀河万丈(テレビアニメ版)
本名は「ボジョカスティ」。種族はサルカズのウェンディゴ。源石融合率は作中最大の60%。そのため喉にも影響し、喋りにくくなっている。一般的には重症になる攻撃でも傷をおったところはすぐに源石が増殖し埋めてしまう。ウルサスの元軍人で虐げられる感染者を守る為戦っていたが、その中で出会ったタルラの理想へ共感しレユニオンへ加入した。盾兵で構成される精鋭部隊「遊撃隊」を束ねる。テラ大陸最強とも言われている実力を誇り、過去にはヴィクトリアの蒸気騎士、カジミエーシュの銀槍のペガサス、ラテラーノの教皇銃騎士、ウルサスの皇帝の利刃等テラの大国が擁する最強戦力を倒している。
ナイン
声 - 庄司宇芽香(テレビアニメ版)
新生レユニオンのリーダー。植物系アーツを使う。元龍門近衛局の隊長。任務中に源石爆弾を使われた際、チェンを庇い破片を被弾して感染者となった。しかし、これでチェンも感染している。感染者となったため龍門近衛局を追放された。その後は龍門のスラムに身を寄せていたがレユニオンの龍門襲撃に乗じてスラムを離れレユニオンに身を寄せた。8章の最後にバラバラになったレユニオンをまとめるためリーダーとなった。9章ではロドス艦を襲撃し、タルラ奪還作戦の指揮をとった。
Guard
声 - 小林千晃(テレビアニメ版)
ロドスの元前線オペレーター。新生レユニオンの幹部。ドクター救出作戦にAce隊の隊員として参加。タルラの足止めをしている際、Aceの腕一本と引き換えに助けられた。その後、紆余曲折ありレユニオンに参加している。9章のタルラ奪還作戦の際、見届ける責任があると参加している。仲間を庇い火災の犠牲となった。

龍門

読み方は「ろんめん」。現実世界でいう「中華系」を彷彿とさせる、「炎国」の西方を拠点とする巨大移動都市。ロドスが龍門の通貨である「龍門幣」を使用する等ロドスとの商業的な影響力の強さも図り知れる。「龍門近衛局」は龍門の警備を行う警察組織で、トップは龍門の権力者であるウェイ総督が務める。主な業務内容として、龍門内で行われる違法行為、暴力犯罪、組織犯罪、武装逃走犯や国際犯罪の取り締まり、そして日に日に増していく鉱石病感染者に対する保護や取り締まりなどを行う。近衛局の他にも様々な龍門出身者がロドスに駐留している。

チェン
声 - 石上静香
龍門近衛局の特別督察隊隊長。本名は「チェン・フェイゼ」。「赤霄」と呼ばれる剣を用いて戦う。ヴィクトリア王立前衛学校卒業。バグパイプとは同級生。鉱石病に感染していないのかは近衛局権限により非公開となっている。ストーリー内で感染していることが明かされた。同じ龍族であり、レユニオンのリーダー「タルラ」とは何らかの因縁がある。メインストーリー第5章では彼女の視点でストーリーが語られる。10章からはバグパイプとにヴィクトリアを訪れている。
ホシグマ
声 - 安野希世乃
龍門近衛局特別督察隊のエリートでチェンの部下。実際はほとんど同僚。面倒見がいい。極東出身で、かなり大柄。犯罪歴があるが、優れた能力評価によりチェンが近衛局へ向かい入れた。巨大な盾「般若」を使う。
スワイヤー
声 - 徳井青空
龍門近衛局の上級警司。本名は「ベアトリクス・スワイヤー」。大企業を経営する一家の令嬢で、部下から厚く信頼されているがチェンとは行動方針の違いもあり、第5章で何かと揉み合っている。自称「龍門近衛局特別督察隊次期局長」。
ショウ
声 - 広橋涼
龍門消防局に所属している消防員。その役割を活かし、ロドスでは消防や防災に関する知識を広めている。見た目は小柄な男性の様だが女性で、放水による敵の「押し出し」を得意とする。行動は冷静沈着だが非常に緊張癖で、内向的かつ話すのが苦手な上、口を開けば怒涛の勢いで一気に話してしまう事がプロフィール記載されており、ボイスもとても早口で喋っている。
ウェイ・イェンウー
声 - 山寺宏一(テレビアニメ版)
龍門のトップである政治家。切れ者で礼儀をわきまえており、政治家としての評価は非常に高い。が、目的のためなら手段を選ばない。身体能力も優れており、チェンに剣術を教えたのは彼である。

古代から人々が崇めた「カミ」の一つ。歴史に名を残した炎国の古代皇帝が炎国の民のことを大事に思うあまり、炎国に住み着いていた巨獣を全部排除しようと考えた。意外なことに、最初に見つけた歳が古代皇帝に味方した。戦いが終わった後に歳は代理人として12人に分裂し姿を変えた。「カミ」の一部なので非常に長命で炎国でひっそりと暮らしている。彼らの序列は混沌とした状態で「我は誰か?」という問いに答えを見つけた人から代理人として実体化したそう。代理人たちは問いに答えるために習得した芸術が得意である。1番目は武、2番目は碁、3番目は詩、6番目は農業、9番目は鍛冶、11番目は絵、12番目は料理が得意。但し2番目の囲碁バカは囲碁が得意ではあるが嫌い。代理人の形で実体化した12人に名前をつけてくれた女性がいたとのこと。彼女は代理人たちに何らかの期待を抱いていたそうだ。現在、1番目の「チョンユエ」、3番目の「リィン」、6番目の「シュウ」、9番目の「ニェン」、11番目の「シー」の4人がロドスに滞在中。2番目の囲碁バカが何かを企んでるらしい。

リィン
声 - 井上喜久子
12人の代理人の3番目で長女。詩人。大酒飲み。同じ酒飲みのホシグマからは「あの方の酒量はすさまじいですよ!酒の飲み方も心得ていらっしゃいますし!」と評している。リィンは詩が得意である。古典的な趣があり、声律は複雑で、形式も計算し尽くされている。整った対句でありながら内容は自由奔放なもの、あるいは短長の文を使い分ける。長女の威信でニェンとシーをまとめている。12人の中で1番神出鬼没。炎国の様々なところを歩いている。現在はロドスに滞在中。歳はアーツらしきものは使うが彼女らはアーツ適正は欠落である。アーツとは全くの別物である。
ニェン
声 - 悠木碧
12人の代理人の9番目。無職のニート。鍛治師。様々な金属工芸に精通しており、身分不相応というほどに深い冶金の知識を持つ。現在、訪問者としてロドスに滞在しており、時としてロドスの金属加工事業に助言する。エンタメ関連の仕事が得意と主張し、よくオペレーターたちに作品を提供しているが、評判はイマイチ。訪問者としてきた時、ケルシーはいつものように追い出すことはなかった。ニェンはいつも一日中ブラブラしている。作戦に参加した時は鎧すらつけないが一回も怪我をしたことがない。更に鈍重な盾であれ、奇妙な形をした剣であれ、彼女は自在に使いこなす。更に、彼女は盾を戦場の各所に分散させ、解明不可能な技巧を駆使し、様々の攻撃からチームメンバーを守ることができる。リィン同様アーツではない。
シー
声 - ゆかな
12人の代理人の11番目。12番目は男なので末妹。無職の引きこもり。ロドスに来る前は山に引きこもってた。画家。ニェンの働きかけにより、訪問者としてロドスに訪れることを強いられた。絵画、特に炎国の伝統絵画が得意である。現在はロドスのとある人通りが少ない通路の壁に住み着いている。壁に扉の絵を描いた。すると扉になった。そこから出てくることは滅多にない。シーの能力は描いたものが人や物に作用する。例えばラヴァやサガがシーの描いた絵の中を彷徨っていた。サガに至っては「シーの絵の中で十年の歳月を旅してきた」らしい。ロドスにシーが来てから不可思議な幻覚を見る事件が増加した。捜査したらこの引きこもり無職が原因だった。そこで見た天まで届きそうなお城だろうと、波一つない静かな水面だろうと、人気がまるでない雪景色は全てシーの絵画の内容である。リィンが来てニェンが邪魔しなくなったおかげで喜んで自分の絵の中に引きこもっている。

ブラックスチール・ワールドワイド

通称は「BSW」。クルビアに本社を置く民間警備企業である。前身はクルビアの傭兵団。国同士の戦争で利益を得る多くの傭兵団とは異なり、BSWの初期メンバーの大半はクルビア独立戦争の時に退役した老兵だった。当初はクルビア連邦を頼り、主に政府や企業との契約を受けていたが、とある事件を経た後、ようやくBSWは元の体系から脱却し、積極的に国際業務を発展させ始めた。ロドスとはまだ彼らが世に知られてない時から契約を結び、現在でも派遣研修として訓練生を送り込むなどの相互交流が行われている。BSWは社員の融通が利かず、また社内規則も厳しいようで、自由な雰囲気のロドスに慣れたオペレーターが帰還を渋る発言が見られる。

フランカ
声 - 加隈亜衣
BSW所属の戦闘オペレーター。飄々とした性格で、いつもリスカムを困らせている。源石で作られたレイピアを愛用している。このレイピアはアーツと合わさり、金属をも溶かすほどの威力を持つ。作戦中に感染しロドスに治療を受けにきている。ロドスに来てすぐの時、リスカムとトラブルを起こし部屋を壊したため給料から天引きされている。
リスカム
声 - 石川由依
BSW所属の戦闘オペレーターでフランカのパートナー。真面目な性格で、いつも飄々なフランカのストッパー役も担う。ライオットシールドに雷撃系アーツを組み合わせた戦法を使いこなす。
ジェシカ
声 - 広橋涼
本名は「ジェシカ・ブリンリー」。BSW所属の戦闘オペレーター。相互交流の一環としてロドスに研修に来ている。自分に自信が持てない性格だが、戦闘能力は優秀である。彼女が愛用している拳銃は彼女自ら購入したもの。4章でフロストリーフ、メテオリーテとともにフロストノヴァと出くわす。現在ではBSWに籍はおいているが上層部との意見の食い違いで反発しことにより懲戒解雇を受けて人生を開拓地で再スタートさせた。
現在の装備はBSW製の1094号ガス拳銃、自身でカスタムした小型機関銃、対装甲にレイジアン工業製の大型対重装甲砲、高い機動性があり弾薬等を収納可能な戦術防盾を装備している。
バニラ
声 - 杉浦しおり
BSW所属の研修生。BSWの研修中に異例の抜擢でロドスに留学生として駐留する事になった。人里離れた部族の出身の為近代的な生活に慣れず、BSW所属の際に「常識」というカリキュラムを別に受けていた。自室にはオリジムシやハガネガニといった感染生物をペットとして育ている。

ペンギン急便

ペンギン急便は謎に包まれた物流企業。トップはクルビアでミュージシャンとしても活躍しているペンギン"エンペラー"が務めている。龍門を拠点とし、情報伝達や人員及び物資輸送・配達などが主な業務となる。バイソンの父が経営するフェンツ運輸とは密接な協力関係にあるほか、ロドスに対しても物資の配達や戦闘支援に関わっている。イベント「喧騒の掟」は、ペンギン急便を中心にしたストーリー展開となっている。ロドスに駐留するオペレーターはロドス・ペンギン急便間の契約に基づき、駐在連絡員として協力している。

テキサス
声 - 田所あずさ
本名は「チェリーニア・テキサス」。栄華を極めたテキサスファミリーのドン「サルバァトーレ・テキサス」の孫娘。テキサスファミリー最後の生き残り。クルビア出身の無口なトランスポーター。無口なのは無愛想なのではなく単に何も考えてないだけである。「源石剣」という武器を使い戦う。「源石剣」はその場に質量のある斬撃を残す。ロドスに所属している同族のラップランドとは過去に何かあった模様で因縁がある。
エクシア
声 - 石見舞菜香
本名は「レミュエル」。ラテラーノ出身の輸送警備担当。好物は酒と音楽とパーティ。サンクタ族でこの種族しか扱えない守護銃で敵を蹂躙する。モスティマを追いかけてペンギン急便に所属した。
ソラ
声 - 鈴木みのり
MSR所属の現役アイドルだが、職業上の立場を最大限利用して、テキサスを追っかけてペンギン急便に身を寄せている。種族は事務所により非公開。漢字の表記名は「空」。
クロワッサン
声 - 久保ユリカ
ミノス出身のトランスポーター。関西弁を喋る。買い物好きだがいつも金欠しがちなことも。バザーなどではよく店を出している。
モスティマ
声 - 水樹奈々
ペンギン急便のトランスポーターだが、イベント「喧騒の掟」のストーリーでエクシア達と合流するまでは数年も行方を眩まし独断行動をしていた。昔、サンクタ族にとって禁忌である同族に向かって銃を撃ってしまったため、堕天している。サルカズに似た角や尾をもつ。エクシアとは古い時からの親友。モスティマはアーツを2つ持っており、一つは時間の遅延や停止である。さまざまなアーツがある中、世界のことわりに関わるアーツは異質である。もう一つはまだ明かされていない。アーツを使った際、モスティマの背後に何かが現れていたという。その正体はヨハネの黙示録に登場する竜ではないかと推測される。
エンペラー
声 - 津田健次郎(ショートアニメPV)
ペンギン急便のボスを務めるペンギンの男性。テキサスとともにペンギン急便を立ち上げた。イベント中に3000年以上生きていることを示唆している。イベント中に鼠王に殺されているがその後何食わぬ顔で復活している。酒好きで口が悪いが、テキサスを始めペンギン急便のメンバーに慕われるなど、信頼が厚い。クルビアでは有名ミュージシャンとして活躍しており、時にはシエスタで開催されるイベントにも参加している。獣主。

使徒

使徒は元カジミエーシュ騎士と2人のサルカズ族の女医達によって結成された鉱石病感染者援助団体。各地を駆け回り感染者の治療をしていた後、ロドスにたどり着き、感染者治療だけでなく戦闘支援にも加わるようになる。

ニアール
声 - 佐倉綾音
本名は「マーガレット・二アール」。元カジミエーシュの騎士で名前は「燿騎士」。メジャーで優勝もしている。不慮の事故により鉱石病に感染したとされ追放された。その後カジミエーシュを離れ、シャイニング達と出会い、使徒を設立する。ロドスでは重装オペレーターとして防御支援も行う。ドクター救出作戦にも参加していた。現ニアール家当主。
シャイニング
声 - 清水理沙
サルカズの旅医者で、使徒のメンバー。サルカズの医療組織「聴罪師」の元メンバー。「聴罪師」の真の目的を知り実験体と逃亡した。サルカズでは珍しく鉱石病に感染していない。かつては凄腕の剣士だったようだ。10章では過去に蹴りをつけるためヴィクトリア、ロンディニウムをナイチンゲールと訪れている。
ナイチンゲール
声 - 石川由依
サルカズ族の医療オペレーターで、使徒のメンバー。本名は「リズ」。重度の鉱石病感染者で、様々な障害が見られ、ロドスで治療を受けている。元聴罪師の実験体。移動時や戦闘時はほとんど車椅子だが二アールとシャイニングの実力と自身もアーツを跡形もなく消し去ることのできる「聖域」を展開できるため並大抵の部隊では相手にならない。

レッドパイン騎士団

カジミエーシュの感染者騎士によって結成された騎士団。団長は炎尾騎士フレイムテイル(ソーナ)。メンバーは4人と1機。元々は5人だった。

フレイムテイル
声 - 平野綾
レッドパイン騎士団の団長。炎尾騎士フレイムテイル。本名は「ソーナ」。灰毫騎士アッシュロックとレッドパイン騎士団を立ち上げた。

ライン生命医科学研究所

通称「ライン生命」。ライン生命医科学研究所は、多民族国家であるクルビアを拠点としている。親会社は移動都市トレモントにある。生命科学や化学工業、生物応用などの技術領域の開拓、発展に力を入れている企業で、クルビアが重点的に支援している科学技術団体である。コンポーネント統括課を中心として5つの研究課と4つの統合課の10からなる事業課で構成されている。ライン生命が公開する多くの成果は業界の注目を集めており、毎年多くの業界関係者のライン生命への加入を促している。作中に登場するライン生命所属のオペレーターは社内で起こった事件の影響で退職、ロドスに移籍した元社員のオペレーターが多い。サリア曰く「崇高な目的のためなら手段を選ばない人たちだ」と、忠告している。

イフリータ
声 - 花守ゆみり
ライン生命で治療を受けていた鉱石病の重症患者。ライン生命で起こった事件により、後見人のサイレンスと共にロドスへ移動し治療を受けている。現在では病状も安定してきており、他のオペレーターと共に作戦に参加している。あと1歩ほどでエリートオペレーターになることができるほどの実力を有している。今までサリアとサイレンス、イフリータの関係は悪かったが現在ではよくなってきており、イフリータは2人と肩を並べたいと考えており医学を学んでいる。サルカズ族で、飛び抜けたスペックの火炎系アーツ能力を持つ。彼女のプロファイルには酷く荒らされた形跡が確認できる。「炎魔事件」の実験体。同じ元実験体のロスモンティスとは仲がいい。
サイレンス
声 - 鬼頭明里
元ライン生命の研究員でイフリータの担当医。本名は「オリヴィア・サイレンス」。現在はロドスに移籍し、引き続きイフリータの鉱石病治療を行いながら、戦術医療オペレーターを務める。現在ではライン生命に戻りクリステンが去った後のコンポーネント統括課の特別顧問を勤めている。『トリマウンツ化学倫理共同宣言』の発起人。全クルビア科学界が注目する人物となっている。
フィリオプシス
声 - 金元寿子
元ライン生命の医科学研究所データアナリスト。本名は「ジョイス・モル」。サイレンスと同様ロドスに移籍し、医療オペレーターを務める。源石病と脳に実験段階のチップを入れた影響によりコンピューターのような喋り方になり過眠症を引き起こしている。フィリオプシス自身この実験の参加に同意している。
メイヤー
声 - 斎藤千和
ライン生命の医科学研究所所属。優れた技術や能力を持っている。機械装置「ミーボ」を発明したり、個人のラボを運営している。
サリア
声 - 井口裕香
ライン生命警備課の元主任。医療技術も持ち合わせており、戦闘だけでなく治療もこなす戦闘オペレーター。カルシウムを操作できる。サイレンスとはイフリータの件で揉み合っている。炎魔事件の責任を取りライン生命を退職し、ロドスに所属した。現在ではクリステンが統括から降り、サリアが代理を勤めている。
マゼラン
声 - 伊瀬茉莉也
ライン生命の外勤専門員で、提携協定の下でしばらくの間ロドスを拠点とし、新たな探索活動を開始している。セオドライトを所持している通り測量や観測(その為のドローン操作)を得意分野とし、サイドストーリー「戦地の逸話」では誰も居ない北方の凍土で数ヶ月も単独で気象観測を行っていた事が語られている。
ドロシー
声 - 佐藤聡美
ライン生命医科学研究所アーツ応用課主任。本名は「ドロシー・フランクス」。アーツ応用課主任だけあって、アーツの応用、理解に疑いの余地は無い。理想主義者、夢想家の面が強く、全ての人に平等な幸福を望んでいる。理想のためなら手段を厭わない。
アステジーニ
声 - 白砂沙帆
ライン生命エネルギー課研究員で、ライン生命ではエレナ・ウビカ博士と名乗っている。自作のアーツユニットとアーツを用いた戦闘が得意。だが、彼女としては研究や機材のメンテナンスをするほうが好みのよう。
クリステン・ライト
コンポーネント統括科を統括する。素粒子物理学の博士号を持っており、サリアと共にライン生命を設立した。卓越した才能と忍耐力でライン生命の発展を牽引してきた。
アーレンス・パラヴィス
ライン生命医科学研究所構造課主任。40年以上、テラに生息する生物の生物学的基礎と基質の構造・形態に関する研究と、構造変化が生体の基本機能に及ぼす影響について研究しています。結果のためなら手段を厭わない。炎魔事件の関係者。
フェルディナンド・クルーニー
ライン生命医科学研究所エネルギー課主任。源石、太陽光、地熱、バイオマスなど既知の様々なエネルギーを利用する研究を担っている。さらにこの課は多岐にわたる方法でエネルギーの貯蔵・利用を実現している。クリステンの席を狙っており裏で様々な謀略を巡らせている。
ミュルジス
声 - 田村ゆかり
ライン生命医科学研究所生態課主任。種族は「エルフ」。エルフの特徴上、源石病に極端に弱いため可能な限り日頃から源石を使ったものには近づかないようにしている。そのため人と会う時は水の分身を使って外出等を行っている。ライン生命に1番はじめに入職した人物でありサリアやクリステンとは仲が良かった。内部では常に強い支持を受けてきた。

ヴィクトリア

ドラコとアスランが統治している国家。ヴィクトリアの広大な領土は多数の中核国家と隣接しており、更には複数の開拓地区と飛び地をも有している。繁栄した経済と、強大な軍事力が彼らの歯止めの無い拡張を推し進めた。現在は王がおらず空席になっている。ロンディニウム市を首都とする。

ホルン
声 - 豊口めぐみ
本名は「リタ・スカマンドロス」。ヴィクトリア軍人で階級は中尉。ヴィクトリア軍、第七前線歩兵大隊、第二テンペスト特攻隊の隊長。使う武器はヴィクトリア軍正式採用の特殊盾。撃発装置を備えており、短時間で10発の弾薬を打ち切ることができる。立場をわきまえ、冷静な判断を下し、部下に適切な指示を送る描写から軍人、隊長として優秀である。王立前衛学校卒業。アルモニとは同級生。貴族から軍人になったことを上官から馬鹿にされていたが本人は煌びやかで格式張った場所や生活は好まない。9章でヒロック郡での軍用源石素材窃盗事件を調査するためテンペスト特攻隊が派遣され隊員と共にヒロック郡事件に巻き込まれた。10章ではロドスと共同戦線を張っている。
バグパイプ
声 - 豊崎愛生
本名は「フィオナ・ヤング」。元ヴィクトリア軍人。ホルンが隊長を務めるヴィクトリア軍、第七前線歩兵大隊、第二テンペスト特攻隊第二分隊に所属していた。使う武器はヴィクトリア軍正式採用の「破城矛」。元々射撃機能が付いていたが現在は取り除かれている。チェンやホルンと同じヴィクトリア王立前衛学校の卒業生である。ヒロック郡事件の解決のためチェンに助けを求めている際、チェンの紹介によりロドスに所属することとなった。田舎育ちのため普段は「だべ」などの方言混じりだが戦闘の際は標準語になり、勇ましい口調になる。
サイラッハ
声 - 戸松遥
本名は「ジェーン・ウィロー」。ヴィクトリア軍の元儀仗兵。ヒロック郡の地方部隊に所属していた。戦乱のあと、ロドス駐ヒロック郡事務所責任者の推薦によりロドスのオペレーターとなった。
リード
声 - 能登麻美子
本名は「ラフシニー・ダブリン」。ダブリン亡霊部隊のリーダー「エブラナ・ダブリン」の妹であり影武者。姿を消したとされるドラコ族の生き残り。ヒロック郡事件で源石爆弾が当たり感染者となりOutcastに助けられロドスで保護、治療された。治療後に一時的にロドスを離れたものの現在はロドスと協力体制である。現在は小隊を率いてある目的のために活動している。彼女のアーツは生体組織を活性化させるもの。過去のリードはアーツが制御出来ずに相手に触れれば活性化しすぎてしまい、発火させてしまっていた。現在は制御できるようになり治療に応用している。
ハーモニー
声 - かかずゆみ
ヴィクトリア軍の諜報員兼ダブリンの高級将校。二重スパイ。ストーリー内は「アルモニ」。人を小馬鹿にしたような態度で喋る。ヒロック郡事件の関係者。ヴィクトリア王立前衛学校卒。ホルンとは同級生。よって年は30歳前後。ダブリン亡霊部隊に所属はしているが目的のために所属しているのではなく、巨大な力を持つ「エブラナ・ダブリン」がどこまで行けるか興味があるためである。諜報員ということでロドスには警戒されている。しかし子供達からは人気である。

リターニア

正式名称は「リターニア王国」。テラ大陸の中心に位置している。周りにはウルサス、ヴィクトリア、シラクーザ、カジミエーシュ。学術文化が発展しており、その中でも音楽に関しては特に発展している。アーツ技術も発展しており、高等教育を受けていないものでも簡単なアーツを使用できる。アーツと音楽にはつながりがあるようだ。

ヴィヴィアナ
声 - M・A・O
本名は「ヴィヴィアナ・ドロステ・フォン・ホッホベルク」。元カジミエーシュの人気競技騎士で燭騎士と呼ばれており、様々な経済効果をもたらしたが追放された。光と影を操るアーツを得意とし、そこに剣術が合わさることで臨機応変に敵と対峙している。リターニアのシュトルム領選帝侯の一族のホッホベルク家の末裔である。

イェラグ

雪境(ヒーラ)に存在する小規模な宗教国家。カランド貿易はイェラグに拠点を置く国営企業で、シルバーアッシュがトップを務める。閉鎖的なイェラグにあって現代産業の解放や輸出入の掌握・独占に加え、私兵や最新の軍事設備も独自に保有している。ロドスとは協力関係にあるものの、目的が不明であり、一部のロドス上層部からは彼らの動向を警戒視している。

シルバーアッシュ
声 - 小西克幸
本名は「エンシオディス・シルバーアッシュ」。カランド貿易の最高責任者。シルバーアッシュが企業の最高責任者、プラマニクスが宗教の最高権威者という点で確執があり、現在は双方に交流が無い様子である。
プラマニクス
声 - 早見沙織
本名は「エンヤ・シルバーアッシュ」。厳しい儀式を経てイェラグ全土における宗教の最高権威者となった巫女で、シルバーアッシュの妹。イェラグでは宗教が持つ権威が高いため、公的にはプラマニクスの方がシルバーアッシュよりも上の立場となっている。
クリフハート
声 - 白石涼子
本名は「エンシア・シルバーアッシュ」。登山家。シルバーアッシュとプラマニクスの妹で、3兄妹で唯一鉱石病に感染している。
マッターホルン
声 - 武内駿輔
カランド貿易の社員。シルバーアッシュのボディーガードを務める。クーリエからは「兄貴」と呼ばれている。料理が得意で作戦外に食堂で料理を作る様がサイドストーリー「午後の逸話」で語られている。
クーリエ
声 - 平川大輔
カランド貿易の社員。人当たりがよく、常に笑顔を絶やさない。シルバーアッシュを幼少期に助けてもらった恩人として尊敬している。

シラクーザ

元々はリターニアの属国だったが現在は独立している。政府はいるがほとんどマフィアによって運営されている。マフィア十二家が管理していた二十ニの都市を領土とし、現在の国家になった。その後マフィアによる抗争が激化していたシラクーザはラテラーノから「銃と秩序」を持ち帰ったミズ・シチリアによってマフィアたちのファミリー十二家から成る円卓会議、グレイホールを設立した。ここの秩序とはラテラーノの法とは異なりミズ・シチリアが定めたルール。その際、シラクーザへ平和を維持するために「皆殺しを禁ずる」という掟を定めた他、裁判所を設立することで十二家の闘争を監視し、防止する仕組みを作った。

ヴィジェル
声 - KENN
シラクーザのベッローネファミリーのドン「ベルナルド・ベッローネ」の息子。ベッローネファミリーの最後のドン。本名は「レオントッツォ・ベッローネ」。同国の特別行政都市ヌオバ・ウォルシーニにおける市長候補の一人。 テキサスを通じて、所属都市を代表しロドスとの協力関係を結んだ。 中距離戦闘に長け、様々な任務の中でかなりの知略とリーダーシップを見せている。
ペナンス
声 - 大原さやか
元シラクーザ都市裁判官。本名は「ラヴィニア・ファルコーネ」。テキサスを通じてロドス繋がりを得た。現在は支援部に所属しておりロドスの法律顧問を担当している。都市裁判官であると同時に後ろ盾にベッローネファミリーがついていた。しかし、ファミリーの息がかかった裁判官とは違い身内にも公正に判決を下していた。裁判官はミズ・シチリアの代弁者としてシラクーザの社会的治安維持をしている。ヴィジルとも仲が良く上司と部下のような関係ではなく、姉と弟、母と息子のような関係である。
スズラン
声 - 本渡楓
本名は「リサ」。出身がシラクーザ。父が極東の神職、母がシラクーザのマフィアの構成員。9本の尻尾を持つ特殊なヴァルポ。これはアーツ適正と共に父から受け継いだものだろう。非常に幼いが年に見合わない精神力を持つ。母の所属していたファミリーが対立していたファミリーに巻き込まれた際、ぬいぐるみに仕込まれた源石爆弾によって源石病に感染した。母は報復のためロドスに預けた後行方をくらませた。対立していたファミリーはもう壊滅したらしい。母と父と離れ離れになってしまったがロドスの一員としてメンタルケアや補助オペレーターとして作戦に参加している。

ウルサス学生自治団

ウルサス帝国の移動都市チェルノボーグがレユニオンによって壊滅され(「チェルノボーグ事変」)、その際にメフィストの策略により平民と貴族が高校に閉じ込められた。ロドスに保護されたウルサスの学生達によって作り上げた学生組織である。「冬将軍」と呼ばれた少女ズィマーがリーダーを務めている。元々ウルサスでいう「学生自治団」とは、近年ウルサスの若者たちの間で流行っている組織だった。母国語であるウルサス語はキリル文字を使っている。

ズィマー
声 - 小清水亜美
ウルサス学生自治団のリーダーで、チェルノボーグ出身の女子高生。本名は「ソニア」。当初は「冬」と「将軍」それぞれのあだ名を持っていたが、学校周辺の学生自治団を次々と倒したことから、あだ名が組み合わさり、「冬将軍(ゲネラール・マロズ)」と呼ばれるようになった。「ズィマー」はウルサス語で「冬」。閉じ込められた時に起こった2回目の食糧庫の火事を起こした張本人。
イースチナ
声 - 悠木碧
ウルサス学生自治団のメンバーで、ズィマーと同じく、チェルノボーグの女子高生。本名は「アンナ・モロゾフ」。クマのぬいぐるみを大切にしている。ぬいぐるみの名前は「ヴィカ」。ズィマーたちと出会う前、1番仲の良かった友人。屋上から落ちそうになっているところを見捨てた。事変後にズィマーと出会いウルサス学生自治団を立ち上げた。
グム
声 - 高森奈津美
ウルサス学生自治団のメンバーで、チェルノボーグの女子高生。本名はラーダ。料理が得意で、過去にボーイスカウト大会でジュニア準優勝した経験がある。過去に起きたある出来事から、ある習慣があるようだ。
ロサ
声 - 上田麗奈
ウルサス学生自治団に比較的遅く入団したメンバーで、ロストワ伯爵家の令嬢。チェルノボーグのボリス第四高校の元生徒会長。「第四高校の明珠」の評されている。本名は「ナターリア・アンドレーエヴィナ・ロストワ」。閉じ込められた際に貴族側のリーダーを勤めた。現在はこのこと後悔している。使用武器はチェルノボーグを彷徨っている際に見つけ、入手した、アンカー型の攻城兵器。
リェータ
声 - 朝井彩加(ドラマCD)
ウルサス学生自治団のメンバー。チェルノボーグ事変の際、レユニオンの幹部ファウストとメフィストに接触している。本名はロザリン。通称「夏将軍」。

グラスゴー

ヴィクトリア・ロンディニウム市に拠点を置くストリートギャング。リーダーはシージが務めている(当初はインドラとモーガンが率いていた)。何かしらの理由でロンディニウムを離れ、その後にロドスを訪れオペレーターとして雇われるようになる。

シージ
声 - 川澄綾子
本名は「アレクサンドリア・ヴィーナ・ヴィクトリア」。種族はアスラン。グラスゴーと呼ばれるストリートギャングのトップ。ロドスに来る前の経歴は一切不明。
リーダーになれるカリスマと凄まじい戦闘能力、一部の台詞から元貴族であると推察される。
インドラ
声 - 原優子
グラスゴーの戦闘チームのリーダーで、シージの部下の1人。ずる賢い人間が大嫌い。
ダグザ
声 - 青木志貴
グラスゴーギャングの一員で、シージの部下の1人。元貴族で騎士のため、生真面目さを少し残している。

アビサル

水棲系種族のオペレーターが所属する組織。「エーギル人」と海の怪物「恐魚」の融合体。海の怪物に対抗するために海の怪物を取り込んだ。海の怪物の特性により、陸の脅威である源石(オリジニウム)に対して驚異的な耐性を得ると同時に、それを利用する技術であるアーツに対する適正は欠落となってしまう。 また身体能力はガラスを素手で握りつぶせるほどに強化される。しかし、海の怪物の能力を使えば使うほど海の怪物に近づいていく。エーギルとは国の名前と種族の名前。海の下に巨大な国家があり、都市は巨大な透明のドームで覆われている。

スカジ
声 - 佐藤利奈
バウンティハンターで、アビサルハンター、現在はロドスに雇用されている。人から離れ一人でいることが多く、オペレーターの間ではスカジの化け物じみた噂が流れている。
スペクター
声 - 浅倉杏美
アビサルハンター。経歴書を紛失したため、身元も出身も不明。後に明かされた本名は「ローレンティーナ」。深海教会によって高濃度の源石液を注射された。常に精神が不安定なため、日常生活の中でほかのオペレーターとの接触が少ない。極めて強力な戦闘技術は、過去の戦闘経験により身についたものだと推測される。グレイディーアの部下。
アンドレアナ
声 - 佐倉薫
イベリア出身の狙撃オペレーター。インキャンデセンスのボディガードとして、ロドスに加入した。彼女が使用している武器は銃の外見をしている特殊なクロスボウである。
グレイディーア
声 - 生天目仁美
エーギルの技術執政官であり、栄誉軍団長。エーギルの軍事団体「アビサルハンター」の総戦争設計師の一人。アビサルの中でも突出した機動力を持つ。現在は共闘という形でロドスと協力関係にある。スカジと同じく血液中源石濃度が非常に低く、鉱石病に対して何らかの耐性を持っている。スペクターの上司。
ウルピアヌス
探し尽くされたと思われていたアビサルハンターの生き残り。元々スカジの上官であり、彼女からは隊長と呼ばれている。グレイディーアとは違う思惑で行動している。

イベリア

現在鎖国中の臨海国家。宗教的にラテラーノの影響を受けている。科学には「一部の分野を除いて」友好的な国で、エーギル人を敵視し、現在宗教戦争進行中。治安維持のため裁判所という政府組織がある。過去には黄金のイベリア艦隊が遠征を行ったが失敗に終わった。

アイリーニ
声 - 釘宮理恵
アイリーニは裁判所の元審問官。大審問官ダリオの弟子。使う武器はレイピアと源石弾を使ったハンドキャノン。現在は裁判所のトランスポーターとして海からの脅威に備えている。アイリーニはイベリアの歴史、法律、人文、地理などに関しての豊富な知識を有している。ダリオの教えにより法律だけで裁けないものは自身の理念を従い判決を下す。スペクターからはよく揶揄われており小鳥ちゃんと呼ばれている。

バベル

ロドスが発足する少し前のストーリーを描いた期間イベント「闇夜に生きる」で、公式にロドスの前身である事が判明した組織。アーミヤの故郷であるレム・ビリトンの地下で発見された設計図を基に建設された移動要塞「ロドス・アイランド」を所持し、内戦状態のカズデルに介入してきた。カズデルに到着した時点では記憶を無くす前のドクター、ケルシー、クロージャ、アーミヤ、Scout、サルカズ王族の一人テレジア等がバベルの構成員として乗艦していた。テレジアの死後内戦は一時収束し、組織の動向は不明となっている。マークはロドスに似ているが、中心の建物は文字通り「バベルの塔」に酷似している。

W
声 - 竹達彩奈
本名は「ウィシャデル」。幼い頃から戦闘に明け暮れ、内戦の最中死亡した傭兵「W(先代)」が所持していた剣と銃を手に取った事から「W」のコードネームを引き継いだサルカズ女性。「巨大な荷物(ロドス艦)」の護送の任務に就いた際、艦で出会ったテレジアに心酔し、隠れて撮影した写真を大切に所持している。W曰く当時のドクターは冷徹で、戦闘要員をただの駒としか見ていなかったという。作戦失敗で撤退する際の「撤退?負傷者の人数を最小限に留める?へぇ、あんたの口からそんな命令が出るなんて、本当に慣れないものね」という台詞からも以前のドクターの様が垣間見られる。テレジアの死が暗殺作戦だったことを知り、暗殺に加担した者を全て抹殺したのち、傭兵としてチェルノボーグの暴動に参加した事がレユニオンへの加担の理由だった。メインストーリー1章でロドスと対峙した後にレユニオンを離れ、今度は第7章でレユニオンのリーダーであるタルラと対峙した。後にロドスに所属している。ケルシーとはとても仲が悪いようだが11章で負傷したケルシーを自分のセーフハウスまで連れてきて看病するくらいの仲の良さ。

設定・世界観

源石(オリジニウム)
大きな力を持つ、新時代のエネルギー源となった鉱石。源石製品の利用によって、この世界は飛躍的な技術的発展を遂げた。 一方で後記する鉱石病の発症原因や天災を誘発させる物質である。新たな世界の脅威となった。
アーツ
源石によって実現される魔法のようなもの。様々な物理的・心理的現象。量子アーツとも呼ばれ、量子力学的な干渉を行っているとされる。特異なものは時間に干渉するものもある。本来は源石製品を使用する必要があるが、鉱石病患者の場合は自身の体内・体表に存在する源石を用いてあたかも何も使用していないかのようにアーツを行使できる。
鉱石病(オリパシー)
源石との接触によって発症する。ただし、大気中に浮遊している微量の源石が病原となる場合もある。臓器の内部や体表に析出した源石により生体機能が阻害され、最終的には死に至る感染症。致死率100%。中には身体の一部が種族特性を逸脱した突然変異を起こしている感染者も存在する。レントゲン造影の不鮮明化や血中源石濃度など、いくつかの指標で診断される。適切な治療を施せば進行を遅らせることはできるが完全な治療法は存在せず、死後は遺体が析出源石の励起反応で焼き尽くされ、源石の粉塵を含む灰となり周辺を汚染する。そのため感染者が亡くなった際の遺体の処理には特別な方法が必要である。いくつかの国や地域では感染者そのものが忌避されている。ただし、辺境などでは感染者の存在自体を知らないほどに鉱石病が広がっていない地域もある。
天災
嵐、洪水、果ては隕石の墜落までを含めた様々な大災害の総称。その異常なまでの被害規模の大きさと、収束後には被災地に源石が確認されることが特徴。源石の影響で発生しているとも研究されている。十分に防備されている都市をも一度で壊滅させるほどの威力がある。 状況によっては発生前に検知する事も可能で、街ごと別の場所へ避難する移動都市が登場した。
移動都市
天災を避けるために開発された、居住施設となる都市規模の巨大な乗り物。車両型、列車型、船舶型などがある。源石を動力源として稼働している。移動都市であれば、三日から二週間以内に天災の区域を脱出できるとされている。「天災を避けるためには、源石を使わなければならない」というこの世界の皮肉な二律背反の象徴とも言える。
先人(エーシェンツ)
動物的な特徴を持った、この世界の人類の総称。鳥や獣などの特徴を持った種族から、天使や悪魔といった特徴を持った種族もいる。来歴は不明だが、源石や鉱石病がこの世界に現れる以前から彼らは生活を営んでいたようだ。 なお、この世界では普通の人間は存在しない模様。アークナイツ:エンドフィールドの舞台である『タロⅡ』から移住してきた。もともとは今とは違う形をしていたが長い年月で今の形になった。
サルカズ
先人の種族の一つ。魔族と呼ばれている。故郷はカズデル。悪魔をモチーフにした種族でこの世界で忌み嫌われている種族となっている一方、アーツの適応力が高く、おそらくサルカズ族は全体的に一定のアーツの才能を持っているとされる。また、鉱石病を患う者が多く、二重の意味でこの世界社会から嫌われている存在となってしまっている。サルカズの兵士のほとんどはその経緯から傭兵をやっている者も多く、ロドス、レユニオン問わず雇われている傭兵もいる。

基本システム

作戦

作戦の基本
  • 画面は斜め俯瞰のバードビューで、敵は基本的に赤い陣地から自陣である青い陣地へ様々なルートを通って向かってくる(空中から突然降下してくる敵もいる)。敵の侵攻を阻止するためにオペレーターを置くマスは近距離マス(先鋒・前衛・重装などを配置する低地)・遠距離マス(狙撃・術師などを配置する高地)の2種類があり、近距離マスを歩行する敵は遠距離マスには侵入しない。
  • 各作戦は全て、リアルタイムで押し寄せてくる敵を、近距離マスではブロックしながらの物理攻撃・術攻撃、ステージに設定がある場合は穴や画面外への押出しなどを複合させ、ドローンなどの空中を漂う敵は対空戦能力のあるオペレーターで撃破する。
  • 敵は物理・術などの攻撃をしてくるので、回復オペレータを設置してHPを回復する(回復オペレータでなくても自己回復、周囲を回復させるオペレーターも居る)。敵の攻撃によりHPが0になったオペレーターは撤退となり、設定されたクール時間までは再配置できない。この間に出撃できるオペレーターがいる場合は交代要員として配置できる。オペレーターの交代は配置できる所持コストが有れば任意でも可能。
  • 一時停止ボタンをタップすると画面が少し暗くなり「PAUSE」が表示される。この一時停止中でも時間の経過速度(通常または2倍速)切り替えやオペレーターのタップ、ステージからの撤退が行える。
コスト
一部の操作に必要なものを「コスト」、プレイヤーが現在所持しているコストを「所持コスト」と呼ぶ。
オペレーターの配置、一部のギミックの使用や設置には所持コストを消費する。消費する所持コストの量はオペレーター、ギミックによって異なる。
所持コストは自然回復、オペレーターのスキル(後述)、ステージの特性によって得ることができる。
ステージの特性
  • <特殊条件>所持コストが自然回復しない。 - 所持コストの自然回復が無効になる。
  • 本作戦ではコストが自然回復せず、敵を倒すたびにコストが回復する。 - 所持コストの自然回復が無効になり、全てのオペレーターが敵を倒すたびにコストが回復する。
作戦終了または撤退
設定された耐久値(自陣に侵入されても耐えられる数)を残してステージで設定された数の敵を撃破すれば、プレイヤーのレベル上げに必要な経験値・獲得アイテムと編成したオペレーターに信頼度(後述)が付与されてステージクリアとなる。自陣に侵入された敵が多いほどクリア時に得られるアイテム・信頼度は減少する。耐久値を全て失った場合はクリア失敗(撤退)となり、アイテム、経験値は得られず行動開始に要した理性がある程度マイナスされて返却される。ステージクリアには星が用意されており、侵入を許さずにクリアしたステージは星3クリアとなり、新しい作戦が選べる様になる。もし星3クリアがエピソード(章)の最終ステージであった場合、次章へのロックが解除される。ステージをクリアして得たアイテムの確認はホーム画面右下の「倉庫」で確認できる。
自動指揮
サポートを使用せず、かつ侵入を許さずにクリアしたステージは、以降「自動指揮」が行えるようになり、クリアした編成でオート戦闘が行える。ただしオペレーターはレベルアップ等の強化をするとその条件が自動指揮に適用されるため、コスト増加による配置や敵の撃破タイミング、攻撃力等が変わってしまい自動指揮が必ず成功するとは限らない。しかし自動指揮を途中でキャンセルし手動操作に切り替える事が出来、配置タイミングや配置場所等を変える事は可能。手動に切り替えてステージクリアした場合、自動指揮を変更(上書き)するかどうかの選択が出来る。
作戦の種類
作戦の種類は大きく分けて2通りある。
通常作戦
通常の作戦。ステージクリアで報酬を獲得でき、次のステージやストーリーが開放される
  • 行動開始 - 撤退時に返却される理性は初回が消費理性0(消費した理性を全て返却)、以降は消費した理性から-1。
  • 演習 - 理性の代わりに演習チケットと呼ばれるものを1枚消費して挑む。ステージをクリアしても報酬は獲得できず、次のステージやストーリーは開放されない。
強襲作戦
一部のステージを星3クリアした際に挑める作戦。初回クリアでのみ報酬を獲得でき、次のステージやストーリーは開放されない。敵のステータスの上昇、ステージごとの制限により、通常作戦と比べて大きく難易度が上昇する。
  • 強襲作戦 - 撤退時に返却される理性は初回か否かに関わらず、消費理性の半分。
  • 演習 - 理性の代わりに演習チケットと呼ばれるものを3枚消費して挑む。ステージをクリアしても報酬は獲得できない。

理性 

作戦を行うことで理性を消費するが、挑戦する作戦によって理性の消費量は異なる。また「危機契約」では理性を消費しない為何度でも挑戦できるが、ステージクリア数と撃破した敵の数はデイリー/週間任務には加算されない
理性は時間経過、レベルアップ、理性回復剤又は純正原石によって回復する。時間による回復は5分で1理性。理性の上限量はレベルによって上昇する。またレベルアップや回復剤を用いて理性を回復して上限量を超えた場合、余剰分が上限を超えて上積みされる。

編成 

編成ではプレイヤーが所持するオペレーターから最大12人と、他プレイヤーが「サポート(後述)」で登録しているオペレーター1名を助っ人として借りて編成に盛り込むことが出来る。サポートはランダム(他プレイヤーがサポートから除外する事もある)な為、サポートを使用してクリアしたステージはあとで楽に周回をするための「自動指揮(後述)」は登録できない仕組みになっているが、サポートを提供したプレイヤーに「戦友」となるよう依頼出来る(後述)。

端末 

ここから作戦を行える。2021年9月30日に仕様変更された。
メインテーマ
メインシナリオである序章〜11章が含まれる。
エピソード
過去に終了したイベントの中でも、重要なものが含まれる。「事象の結晶」というアイテムで解放できる。
サイドストーリー
その他のイベントが含まれる。エピソードと同じく「事象の結晶」で解放可能。
物資調達
資金・各種資材、SoCの調達が可能。
週間作戦
人材発掘に必要な合成玉を獲得する「殲滅作戦」をプレイできる。
統合戦略
統合戦略(後述)が常設されている。
危機契約
縛りプレイに特化した「危機契約」(後述)の訓練場が常設している。

「危機契約」

「出身不問、種族不問、善悪不問、必要なのは十分な実力のみ。
危険な目標を処理し、巨額の報酬を獲得し、そして生き残る。
全ては、より多くの命を救うために。」
概要
メインステージ2-10クリアで開放される。
他の期間イベントと大きく異なるのは所謂「縛りプレイ」のみに特化している。プレイヤーの所持するオペレーターの成長度合いに合わせて難易度を変更出来、前述の通り理性を消費しない為何度でも挑戦できるが、ステージクリア数と撃破した敵の数はデイリー/週間任務には加算されない(デイリーミッションの「戦友サポート使用でステージを1回クリア」は適用される)。
「危機等級(制限)」の内容はオペレーターの人数・配置場所の制限や特定職種の使用禁止、オペレーターのステータス低下や敵の強化など多岐に渡り、選択が増えれば「等級」が増し難易度が上がる。
指定された等級以上でのクリア、指定された契約をつけた状態でクリアなどの任務を達成することで「契約賞金」、一部の任務では「協約の証」を獲得できる。契約賞金は、危機契約画面の機密聖堂でキャラの育成素材やコーデ、家具等と交換できる。
ステージは「訓練場」「緊急作戦区域」「常設」の3種類があり、
  • 訓練場 - 「演習」に相当し、危機契約開設期間中の全てのステージの演習(模擬戦)がプレイできるが、条件を満たさないと上級の等級(グレード)は解禁されない。
  • 緊急作戦区域 - 24時間でステージが変更される。スケジュールは公式サイトで発表される。4、8等級以上でクリアすれば「協約の証」が得られる。クリアが困難な場合は特定回数だが味方を強化できる「支援契約」も選択出来る(ステージクリアしても得られる等級は幾つ選択しても「0」。だが「指定された契約の組み合わせで突破」は達成判定となる)。報酬が獲得できる最大等級は8。
  • 常設 - 長期間開設される為、緊急作戦区域よりも多くの危機等級が用意されている。報酬が獲得できる最大等級は18。
危機契約はある「機構」によって運営されているが、期間イベント「ウォルモンドの薄暮」では危機契約に契約していたとされる者がロドスのオペレーター「アント」を殺害しており、危機契約が必ずしもロドスに利する物では無いことが語られた。

「統合戦略」

所謂「ローグライクゲーム」で、プレイする度にボス戦以外の戦闘やイベント等がランダムに入れ替わる。オペレーターの招集(職種別)もランダムな為、条件によってはクリアが困難な場面が生じるが、戦闘後に耐久値が1以上であればステージクリアとなり希望(後述)以外の報酬が少なくなるという事は無い。また、戦友のサポートは受けられない。
自分が所持していないオペレーターやイベントのみのオペレーターが招集に出現する。自分が所持しているオペレーターはレベルが引き継がれている。高レアのみ育成していると希望を多く消費しパーティーが組めなくなる、低レアのみ育成されていてもクリアが困難等、育成度合いがプレイに影響する。
理性を消費しない為何度でも挑戦できるが、耐久値が0になるとゲームオーバーとなり冒頭の難易度選択からやり直しとなる。アプリを中断した場合は中断した箇所からの「冒険再開」となる。
難易度選択の次には「戦術分隊」の選択があり、特定の条件を満たすと開放される。最初からある程度パーティーを強化した有利な条件でスタート出来るシステムだが、特定の職種を強化した分隊を選択しても前出の通り最初から特定の職業を選出できるとは限らない。
オペレーターは職種ごとの「招集券」により選出する。選出には「希望」という値があり、高レアのオペレーターほど希望を消費し、一度招集画面になると招集を諦めるまでキャンセル出来ない為、どの職種やオペレーターを高レアにするか等、選出から多分に運を孕む要素となっている。
戦闘をクリアし獲得する「源石錐」が通貨の代わりとなっており、イベントで遭遇する旅商人等でアイテムや招集券と交換できる。
第1弾「ケオベの茸狩迷界」
メインストーリー3-8をクリアし、且つ期間イベント「帰還!密林の長」にてステージRI-1をクリアすると開放された。常設では無いため現在はプレイ不可。
難易度は「たのしく」「しっかり」「きびしく」の3種類がある。
第2弾「ファントムと緋き貴石」。
開放条件はメインストーリー3-8のクリア。期間限定だった前回とは違い常設化された。また、月ごとに設定された編成と秘宝で挑戦する「月次小隊」、12種の特殊な条件のクリアを目指す「多面調査」が追加された。
難易度は前回の「たのしく」「しっかり」「きびしく」が「古城観光」「正式調査」「厄災の宴」に名称が変更された。
第3弾「ミヅキと紺碧の樹」
開放条件はメインストーリー3-8のクリアで、今回も常設化。耐久値が消耗するシールド値へと仕様変更されたほか、ダイスを振ることで何らかの効果が得られる「ダイスロール」、一定の条件で増減し、減るほど不利になる「灯火」、使用することで恩恵を得られる「鍵」など、色々な要素が追加された。
難易度についてはこれまでと違い、自身で等級を上げていく段階的なものになった。0〜15まであり、上げていくことで敵が強化される他、報酬が増加する。

オペレーター特性

オペレーターには職業と職分が設定されている。オペレーターには各人に設定された攻撃(医療)範囲エリアがあり、基本的に範囲エリアを超えて攻撃する事は出来ない。また低地専用オペレーターはそれぞれ敵をブロック出来る数が決まっており、設定されたブロック数を超えて敵が来た場合は通過させてしまう。敵の中には特殊オペレーターの押し返しでないとブロック数を無視して通過する者もいるため、狙撃・術攻撃(及びスタン・減速)オペレーターの配置が重要となる。
先鋒
敵のブロック数と攻撃範囲エリアが少ないがコストは低い。主に攻撃力特化スキル(撃破)タイプとコスト回収スキルタイプに分けられ、コスト回収スキルを持つ者を序盤に配置し所持コストをより早く増やす事で高コストのオペレーターを早く配置できる。
職分としては、「突撃兵」「先駆兵」「戦術家」「旗手」「偵察兵」が存在する。
前衛
主に攻撃範囲エリアが狭いが連続攻撃や一撃が大きいタイプ、攻撃力はそこそこだが攻撃範囲エリアが広いタイプに分けられる。攻撃力が高いぶん先鋒よりもコストが少し高い。
職分としては、「強襲者」「剣豪」「闘士」「武者」「術戦士」「勇士」「教官」「鎌撃士」「領主」「解放者」「重剣手」が存在する。
重装
攻撃範囲エリアが1と小さいが敵のブロック数とHPが多く、敵に侵入されないための堰き止め役となり、敵を溜めた所に狙撃や術攻撃を撃ち込むという連携の主軸となる。
職分としては、「重盾衛士」「術技衛士」「庇護衛士」「決闘者」「破壊者」「堅城砲手」「哨戒衛士」が存在する。
狙撃
主に遠距離からの物理攻撃を主体とする。単体攻撃、複数攻撃タイプに分かれる。弓矢や銃の攻撃が主だが「物理攻撃」として処理される。
職分としては、「速射手」「散弾射手」「精密射手」「破城射手」「榴弾射手」「投擲手」「戦術射手」が存在する。
術師
主に遠距離からの術攻撃を主体とする。単体攻撃、範囲攻撃タイプに分かれる。攻撃エフェクトは炎や氷など多彩だが属性は無く単に「術攻撃」として処理される。
職分としては、「中堅術師」「法陣術師」「拡散術師」「秘術師」「爆撃術師」「操機術師」「連鎖術師」が存在する。
医療
HPの回復役。単体回復、複数回復タイプ、一定ポイント回復、徐々に回復する「リジェネ」タイプと回復の種類も多様。
職分としては、「医師」「放浪医」「群癒師」「呪癒師」「療養師」「鎖癒」が存在する。
補助
攻撃力は低いが敵の足止めをしたり、敵の防御力や攻撃力を下げる「デバフ」、敵の進行速度を遅らせる「減速」、味方のステータスアップ「バフ」効果など戦闘の補助を行う。そのほかに召喚物を駆使するオペレーターもいる。
職分としては、「緩速師」「祈祷師」「呪詛師」「召喚師」「吟遊者」「工匠」が存在する。
特殊
再配置までの時間(クールタイム)が極端に短い「高速再配置」、敵を突き飛ばす「強制移動」、敵に攻撃され難い「隠密」など上記オペレーターとは違った特性を持つオペレーター群。特に強制移動タイプは近距離・遠距離どちらも配置できる。
職分としては、「執行者」「潜伏者」「罠師」「行商人」「鉤縄師」「傀儡師」「推撃手」「鬼才」が存在する。
スキル
オペレーターにはスキルポイント(以下SP)が存在し、様々な条件で戦闘中にSPが満杯になるとスキルを発動する事が出来る。自動と手動の2種類があり、自動の場合はゲージが貯まると即座に、手動の場合は発動可能時にオペレーターの頭上に黄色丸に雷のマークが現れ、任意のタイミングで発動できる。
レベルと信頼度
オペレーターはレベルが上がるほど攻撃力、防御力等が増すが、信頼度によってもステータスが変化する。オペレーターが最大限のステータスを発揮するには、信頼度が100%を超えていなければならない。詳しくは後述。

戦友 

いわゆるフレンド。戦友になることで色々な恩恵を受けられる。最大50人までフレンドになれる。
個人情報
戦友に開示される情報。作戦進歩、家具所有数、合計雇用数などが確認可能。
戦友一覧
協力プレイしている戦友の管理や訪問(後述)を行える。
戦友追加
戦闘のサポート等で戦友依頼をした場合、もしくはされた場合、承認するか、承認されれば戦友となる。
サポート
戦闘にサポート(助っ人)として提供できるオペレーターとスキルを最大3人選択出来る。

任務 

クリアすることで報酬が入手可能。
毎日任務
任務をクリアすることで作戦記録や龍門幣などの報酬が入手可能。毎朝午前4時にリセットされる。
週間任務
仕様は毎日任務と同様だが、報酬は毎日任務よりも多くなっている。毎週月曜日の午前4時にリセットされる。
主要任務
メインストーリーをクリアすることで報酬が入手可能。毎日任務、週間任務と違いリセットされない。
研修任務
初心者向けの簡単な任務をクリアすることで報酬が入手可能。主要任務と同じくリセットされない。 全ての任務をクリアすることで、オペレーターのテキサスが加入する。

人事

人事では今までに手に入れたオペレーターを確認できるほか、オペレーターの強化を行える(信頼度は人事では強化できない)。
レベルアップ
レベルアップは作戦記録と龍門幣で行う。レベル上限はレアリティによって変わる。レアリティが星3以上のオペレーターは、レベル上限まで育成すると次に解説する昇進が行える。
昇進と素質
レアリティ星3以上のオペレーターは昇進に必要なレベルに達すると、昇進に必要な龍門幣・Socと必要な昇進素材を満たすと昇進が行え、昇進のXマークが最初は中抜き→昇進1で白→昇進2でXが2個重なったマークとなり昇進度合いが判断できる。レアリティ星4以上のオペレーターは、昇進すると次に述べるスキルの第2(第3)が開放される。また、昇進するとオペレーターが所持している、戦闘や基地機能で常時発動している「素質」が上昇したり新しい素質が開放されたりする。
潜在
購買部やスカウト(後述)で獲得したオペレーターが既に存在している場合に「潜在」が上昇する(上限6)。主に攻撃力などのステータスアップやコスト減少などで、獲得する内容は獲得毎に異なる。
スキル
スキルの種類は星3レアリティキャラは1つ、星4は2つ、星5以上は3種類のスキルが選べる。戦闘に使用できるスキルは1個のみ。星3レアリティはレベル7までだが、星4レアリティ以上のオペレーターは基地に設置した「訓練室」で個々のスキルをレベル7を超えた特化3までレベルアップできる。
信頼度
戦闘をクリアすると、編成したオペレーター全員にステージに応じた「(ドクターへの)信頼度」が付与される。上限は200%。信頼度が上昇するとレベルアップとは別に、信頼度100%まで攻撃力などのステータスが上昇し、一定の数値まで上がるとボイスや(人事)プロファイルの追加、各陣営やチーム別で合計された信頼度で購買部(後述)には売られていないユニーク家具が得られる。
戦闘以外にも基地機能でのハイタッチで信頼度も得られる(後述)。
モジュール
昇進2以上、一定のレベル、信頼度100以上の条件を満たしたオペレーターに装備できる。 装備するには特殊な任務の達成のほかに、モジュールデータ、素材、龍門幣が必要。装備することで、オペレーターのステータスアップや特性の強化などの効果が得られる。また、モジュールそのものの強化も可能。

基地機能

メインシナリオ0-11をクリアすると「基地」機能が開放される。
基地機能の基本
  • 基地機能が開放されると、龍門弊の元となる純金や作戦記録、昇進素材の製造及びスキルの特化、他プレイヤーとの協力が可能になる。
  • オペレーターは各々に「基地スキル」を有しており、スキルが有効な施設に配置すると時間短縮や生産効率上昇、生産物のストック上昇などが発揮される。スキルを有しないオペレーターも配置できるが、上昇する効率は低い。
  • オペレーターを施設に配置すると体力を消耗する。体力の上限は24で、時間経過により減少する。これを全て消費すると「疲労」状態となり、効率が下がったり最悪は施設の稼働が停止するので、オペレーターを交代して休憩所で休ませる。
  • 日本時間(JST)の4時から24時間の任意で「ハイタッチ」する機能があり、基地をズームしてオペレーターをタップ、もしくは基地アラームから「信頼獲得」をタップすると信頼度が上昇する。
  • 作成できる施設は制御中枢を中央とした場合、その下に休憩所4階層、左側には発電所・製造所・貿易所が3階層(計9箇所)、右側に加工所・事務室・訓練室が1室ずつ配置できる。制御中枢と右側の応接室は最初から存在。
  • 施設の拡張やレベルアップには建築材料とドローンを使用する。建築材料は戦闘や購買部で得た炭素材を使用して作成し、任意の場所をドローンで整理してから施設を建造する。左側の施設は建設後に取り壊しも可能で、生産物の量や種類、貿易量などを考慮して変化させられるが、建て替えた場合の施設のレベルは1からとなる。

施設

制御中枢
最大配置数5人。基地の根幹と効率に関わる施設。施設のレベル上限は制御中枢のレベルに依存し、制御中枢のレベルを超えて施設のレベルアップは出来ない。また「管理補佐」機能があり、補佐の長1名とその下に4名を任命でき、管理補佐に指名したオペレーターは16時以降にハイタッチ時のオペレーターとは別のハイタッチができ、信頼度が上昇する。
発電所
1箇所の最大配置数1人。基地の発電施設。施設は発電所の最大電力量を超えての建築・レベルアップは出来ない。オペレーターを配置しなくても自動で発電しているが、ドローンを使用した時にオペレーターを配置すると、ドローンの充電効率が上昇する。レベルアップで発電量が上昇する。
製造所
1箇所の最大配置数3人。作戦記録、金属、上級Soc、原石材料を製造する。
貿易所
1箇所の最大配置数3人。製造した金属を龍門弊と交換したり、原石材料を人材発掘に必要な原石に交換する施設。
応接室
1箇所の最大配置数2人。戦友とのオンライン協力プレイに関わる唯一の施設である。
オペレーターを配置すると各企業や団体などの「手がかり」が7種類ランダムで入手出来、7種類全て揃うと「情報共有」状態となり、戦友が訪問するとフレンドポイント(以下FP)が得られる。また得られた手がかりが同じ種類で複数個ある場合、戦友の基地を訪問し「譲り渡す」事が可能で、お互いに手がかりを補完しあえる。この時もFPが付加される。戦友が居ない場合でも情報共有でのFPは得られる。
「戦友一覧」で協力プレイしている戦友の応接室を訪問し、相手が「情報共有」している場合にはFPを獲得(最大10人)。
ここで得られたFPは購買部で様々な物品と交換可能(後述)。
加工所
1箇所の最大配置数1人。建築材料・昇進素材・アーツ学・Soc・家具パーツの製造を行う。
事務室
1箇所の最大配置数1人。公開求人(後述)時に募集条件であるタグをリセットする「連絡」を最大3個まで製造する。
訓練室
1箇所の最大配置数は訓練者・協力者各1人。星4レアリティ以上の訓練者のスキルをレベル7を超えて「特化」する施設。協力者を配置する事により時間が短縮できる。
宿舎
1箇所の最大配置数5人。基地の労働によって疲労したオペレーターを休ませる施設。家具を配置する事により「快適度(回復力)」と管理補佐に与えられる信頼度のパーセンテージが変化する。家具は後述する購買部の「インテリア」で購入するが、戦闘でも稀にレア家具がドロップする。

購買部とスカウト

購買部

運営しているのはクロージャ。
アイテム課金や物々交換に関わる施設。
純正原石購入
課金によって各種アイテムや人材発掘に使用する「純正原石」を購入できる。
パック
各種アイテムのセットを購入できる。
ファッション
オペレーターのコーデ(スキン)を購入できる。
資格交換所
公開求人と人材発掘(後述)等で得た「資格」をアイテムやオペレーターと交換できる。
インテリア
家具パーツによって基地の宿舎に配置する家具を購入できる。
FP交換所
前述したFPを各種アイテムに交換できる。

公開求人と人材発掘

オペレーターはスカウト(ガチャ)で募集し「人材ファイル」として表示される。公開求人と人材発掘に分けられる。既に所属しているオペレーターが出てきた場合、人材ファイル6個までは「潜在」としてステータス上昇などに寄与するが、7個目以上は「印」となり、購買部の資格証と交換となる。
公開求人
所謂「無料ガチャ」に相当する。求人票と龍門幣を使用し、自分が欲しいオペレーターの条件を最大3個選択して募集する。募集期間が長い(最大9時間)ほど高いレアリティのオペレーターが得られる。求人条件タグはランダム。事務室で得た「連絡」がある場合はタグをリセットできる。緊急招集票がある場合、募集時間を短縮し即座に採用できる。
人材発掘
純正原石の変換又は強襲作戦で得た「合成玉」で人材を発掘する。主に公開求人では得られない攻撃力の高いオペレーターを発掘できる。「スカウト券」でも1回ずつ利用できる。星5以上のオペレーターは一定の期間で変更され、同じタイミングで資格交換所で交換出来るオペレーターも変更される。

その他の機能

情報

「情報」に「人物ファイル」「コーデカタログ」「情報処理室」「栄光の軌跡」「敵図鑑」が集約されている。
人物ファイル
ドクターを中心に、各小隊・企業や勢力別に人物相関図が描かれている。プレイヤーが所持しているオペレーターをタップすると詳細が閲覧できる。所持していないオペレーターは影絵に「???」マークとなっている。
コーデカタログ
ゲームのリリースから発表されているオペレーターのコーデが全て閲覧でき、購入可能な場合は左上にショッピングカートのマークがあり、購買部でなくてもここで購入が可能。リリース順とブランド順に切り替えが出来る。所持していないオペレーターのコーデも購入可能。
情報処理室
ゲームのリリースから行われている期間イベントのうち、プレイヤーがクリアした(一度見た)ストーリーがここで再度見られる。「公共事業実録(ロドスが直接関与した事件・事象)」「特殊行動記録(オペレーターをより深く掘り下げたエピソード)」に分けられており、公共事業実録のストーリーはプレイヤーがクリア出来なかったステージは閲覧できず、該当するイベントが開催されていないと最終話が見られない。特殊行動記録も同様にイベントで開放しないとストーリーが見られない。
栄光の軌跡
様々な条件やイベントをクリアした際に得られる「勲章」の集積所。得られた勲章は抽出して六角形のマスに並べて置ける。
敵図鑑
プレイヤーが今まで遭遇した敵の名前と詳細、各種耐性や攻撃方法、特徴が閲覧出来る。出会ったことの無い敵は錠のマークに「調査中」となっている。

秘書

ホーム画面のオペレーター(デフォルト状態はアーミヤ)の左横のボタンで秘書(及び秘書のファッション)を変更出来る。秘書に指名出来るのは所持しているオペレーターのみ。位置やサイズも変更可能。秘書に指名しても信頼度やステータスの上昇は無いが、オペレーターや台詞欄をタップすると様々なボイスを喋る。喋る内容の中には個人の出自やドクターとの関わりなど重要な台詞もある。

倉庫 

アイテムが保管されている場所。3つのカテゴリで区分分けされている。
消耗品
理性回復剤などの消耗品が保管されている。
貴重品
純正源石、合成玉などの貴重品が保管されている。
素材
素材が保管されている。作戦記録や印もここに含まれる。

その他 

ホーム画面右上に「設定」「お知らせ」「(運営からの)メール」「ログインボーナス一覧」が閲覧出来る。メールはペンギン急便からの配送という体になっている。

声優と担当キャラクター

コラボレーション

  • レインボーシックス シージ
開催期間:2021年8月18日〜9月1日
サイドストーリー「オペレーション オリジニウムダスト」が開催。
期間中、以下の4名が入手可能だった。
Ash
声 - Patricia Summersett
Blitz
声 - Christopher J. Doming
Frost
声 - Julie Tamiko Manning
Tachanka
声 - Vlado Stokanic
  • WWF(世界自然保護基金)
開催期間:2022年5月19日 - 6月2日
「清流湧水パック」と「自然保全パック」を販売。パックの売上の70%はWWFに寄付される。
  • 九色鹿(A Deer of Nine Colors
開催期間:2022年7月14日 - 7月24日
期間限定スタンプラリー「吉兆降臨」が開催。
期間中、以下のキャラクターが入手可能だった。
九色鹿
声 - 杨梦露
  • 羅小黒戦記
開催期間:2023年4月7日〜4月14日
オムニバスストーリー「また会えたね」が開催。
期間中、以下のキャラクターが入手可能だった。
羅小黒
声 - 花澤香菜&山新
  • モンスターハンター
開催期間:2023年9月7日〜9月21日
サイドストーリー「紅炎遣らう落葉」が開催。
期間中、以下のキャラクターが入手可能だった。
キリンRヤトウ
声 - 藤田咲
レウスSノイルホーン
声 - 河西健吾

テレビアニメ

2021年10月24日、第1期となるシーズン01『黎明前奏』の制作が発表された。『アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】』のタイトルで2022年10月から12月までテレビ東京ほかにて放送された。全編を通してシネマスコープ(横2.35:縦1の画面アスペクト比)で制作されている。

第1期放送終了後には第2期『アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】』の制作が発表され、2023年10月から11月まで放送された。

第3期『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』は2024年4月に制作が発表された。

スタッフ

主題歌

「Alive」
ReoNaによる第1期オープニングテーマ。作詞はruiとReona、作曲はrui、編曲は堀江晶太。
「BE ME」
Doulによる第1期エンディングテーマ。作詞はDoulとKonnie Aoki、作曲・編曲はDoulとURU。
「ACHE in PULSE」
MYTH & ROIDによる第2期オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はMYTH & ROID。
「R.I.P.」
ReoNaによる第2期エンディングテーマ。作詞はハヤシケイ、作曲・編曲は毛蟹、ブラスアレンジは宮野幸子。
「Fleeting Wish」
フロストノヴァ(高垣彩陽)による第16話エンディングテーマ。作詞は藤澤仁、作曲・編曲は林ゆうき、ストリングスアレンジは門脇大輔。
「Lullabye 」
フロストノヴァ(高垣彩陽)による第10・16話挿入歌。日本語詞は五阿弥ルナ、作曲はObadiah Brown-Beach、編曲は林ゆうき。

各話リスト

制作(テレビアニメ)

監督には本作がテレビシリーズ初めてとなる渡邉祐記が起用された。

テレビアニメ版は企画の時点から第2期があることを前提としており、第2期の準備は第1期の放送期間中に行われていた。

もともと本作は原作の段階から世界観が濃厚かつテキスト量が多いことからアニメ化が難しいのではないかとみられていた。それに加えて原作では時系列が混在することもあったため、監督を務めた渡邉祐記も、制作にあたってはシリーズ構成に苦労したことをメディア合同インタビューの中で明かしており、「『どの話数で、どの内容を見せていくか』という点において、かなり議論を重ねました。」とも話している。また、テレビアニメ版の製作スタッフは映像で物語を完結させるべきという考えを持っていたため、物語の続きを別メディアに誘導するという手法が使えなかった。さらに、テレビアニメ化においては原作未プレイの視聴者が理解できるようにする必要があり、アニメ化すべき範囲については細心の注意が払われた。

テレビアニメ化に際しては原作のシナリオを読み込んだうえでその解釈をアニメ化するという手法が取られた。また、原作における「アーツ」はファンタジーな要素として解釈され、効果音は生音ではなく合成音が用いられた。一方、戦闘シーンにおいては視聴者に刺激を与えるだけの派手な要素は排され、必然性に重きが置かれた。

テレビアニメ化に際しては没入感も重要視された一方、内容が補完された箇所もある。

さらに、第2期では登場人物数が増えることに伴い、作業量やストーリーが広がってしまうため、全体の情報を整理整頓する必要が出てきた。

第2期には「組織と個」というテーマがあり、中間管理職も含めて「組織のリーダー」主題としたシナリオが多い。第2期に登場するスノーデビル隊はロドス側にとって理解不能な存在として描かれており、音響面においても攻撃時の掛け声や走行時の息遣いといった演出が排されている。一方、第10話はスノーデビル隊の一員であるフロストノヴァを第三者の視点で描いた内容となっており、彼女以外のスノーデビル小隊のキャラクターの顔が描かれていなかった。

放送局

BD

スピンオフアニメ

  • ショートアニメシリーズ「クロージャの機密ファイル」は、全16話で中国語版と日本語版は2021年5月16日から11月21日の2週間ごとに公開された。
  • ショートアニメシリーズ「リー探偵事務所」(鯉氏偵探事務所)は、中国語版が2021年10月24日の第1弾から順次公開され、日本語版はCrunchyroll CollectionのYoutubeチャンネルで2022年12月23日から順次、英語版は同日よりCrunchyrollで公開。
  • ショートアニメシリーズ「ケーちゃんの絵日記」は、2023年4月23日に制作中である事が発表され、2023年12月1日から毎週金曜に2話ずつの形式で全12話公開された

コミカライズ

アークナイツ OPERATORS!
ロドスの日常を描いた漫画。原作・監修はHypergryph/Yostar、漫画は狂zipが担当。公式Twitterにて2021年1月10日から連載中。『まんが4コマぱれっと』(一迅社)にて2021年3月号から休刊号の2022年4月号まで連載。同誌の休刊後は『月刊ComicREX』(同)に移籍し、2022年5月号より連載中。
  1. 2022年3月22日発売、ISBN 978-4-7580-6970-0
  2. 2023年8月25日発売、ISBN 978-4-7580-8443-7
アークナイツ ロドスキッチン -TIDBITS-
ロドスの食卓を描いた漫画。原作・脚本はHypergryph、漫画は馬かのこが担当。『一迅プラス』(一迅社)にて2022年5月20日から2023年2月20日まで連載。
  1. 上巻 2023年5月15日発売、ISBN 978-4-7580-8423-9
  2. 下巻 2023年5月15日発売、ISBN 978-4-7580-8424-6
ロドス・オリジニウムレコード ライン生命
ライン生命に所属していたサリア、サイレンス、イフリータたちのロドスに来る前の前日譚について描いた漫画。原作はHypergryph。公式サイトにて2023年3月14日から3月30日まで連載。
ロドス・オリジニウムレコード 黒鋼
BSWに所属するリスカム、フランカたちの前日譚について描いた漫画。原作はHypergryph。公式サイトにて2023年7月15日から連載。

ドラマCD

3周年を記念したドラマCD『アークナイツ ウルサスの子供たち』が2023年6月14日に発売された。

スタッフ(ドラマCD)

  • 原作・監修 - Hypergryph
  • 企画 - Yostar
  • 制作 - Aegir
  • 発売元・販売元 - ペンギンパレード
  • 脚本 - 森住惣一郎
  • 描き下ろしイラストレーター - lack、とりはむ、緋原ヨウ

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • アークナイツ - 公式サイト
  • アークナイツ (@arknightsstaff) - X(旧Twitter)
  • アークナイツ 公式チャンネル - YouTubeチャンネル
  • TVアニメ『アークナイツ 黎明前奏』公式サイト
    • 明日方舟:黎明前奏(中国語)
  • 新作「アークナイツ」(明日方舟)の世界を創り上げているのはどんな人たち? Hypergryphの海猫氏と唯氏がゲームに込めた想いとは - 4gamer.net(2019年10月29日 )

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: アークナイツ by Wikipedia (Historical)