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スペシャルコント 志村けん in 探偵佐平60歳


スペシャルコント 志村けん in 探偵佐平60歳


スペシャルコント 志村けん in 探偵佐平60歳』(スペシャルコント しむらけん イン たんていさへい60さい)は、NHKエンタープライズ制作の番組。2018年(平成30年)1月2日に、NHK総合テレビジョンで放送された。樋口有介による小説『木野塚探偵事務所だ』を原作としており、志村けんが同小説の主人公である私立探偵に扮して、難事件の解決に挑む様子をユーモラスに描く。

あらすじ

木野塚佐平は警視庁で勤続37年、家庭では妻に頭の上がらない、冴えない男。60歳での定年退職を機に、長年の憧れだった私立探偵を開業する。トレンチコートや帽子を身に着けて、フィリップ・マーロウばりのハードボイルドな探偵を夢見るが、実は元警官といっても経理一筋で、刑事経験は一切無い。助手としてグラマーな女性を募集したものの、頭は切れるが理想とは程遠い、梅谷桃世を助手として雇うことになる。そんな彼のもとに、往年の大女優である高峰和子から、誘拐されたキンギョの捜索の依頼が舞い込む。佐平は事件解決を目指して、桃世と共に迷推理と珍捜査を繰り広げる。

キャスト

  • 木野塚佐平 - 志村けん
  • 梅谷桃世 - 伊藤沙莉
  • 高峰和子 - 高橋惠子
  • 佐平の妻 - 岸本加世子

他に平泉成、津田寛治、堀内敬子、堀部圭亮、野間口徹、大悟(千鳥)、井出卓也、広岡由里子、中上サツキ、大津尋葵らが出演。

テーマ曲

  • 『ROCKET DIVE』 - 歌:hide with Spread Beaver
    • オープニングテーマ、およびエンディングテーマに起用された。

スタッフ

  • 原作 - 樋口有介『木野塚探偵事務所だ』
  • 脚本 - 内村宏幸、平松政俊、戸田幸宏、志村康徳
  • 演出 - 吉田照幸
  • 取材 - 飯田新、小山悠乃
  • 編集 - 新井孝夫
  • プロデューサー - 守屋篤、井澤秀治
  • 音響効果 - 武田拓也
  • 制作統括 - 水高満、西村崇、田ノ頭洋一
  • 制作 - NHKエンタープライズ

製作

一話完結のストーリーであり、主演の志村けんは「木野塚佐平」という一つの役を演じる。『志村けんのバカ殿様』以外では、ほぼ初めてというその試みに、志村は「一つ一つのコントが独立している場合とは違い、“前にこういうことがあったから、次がこうなる”というフリが効いてくるのが面白いです」と語っていた。「この落ちで終わり」との区切りがあるショートコントと異なって1時間という長尺の番組だが、場面ごとに落ちがあるように作られており、通常のコントと大きな違いが無いように構成されている。

制作は、志村が座長を務めるNHKのコント番組『となりのシムラ』チームが行い、脚本には志村も参加した。志村は「ここはこうしよう」「ああしよう」と、何度も監督と練ったといい、笑いあり、涙ありの展開で構成されている。

共演者である岸本加世子、伊藤沙莉は、志村とは『となりのシムラ』でも共演経験がある。特に伊藤について志村は、『となりのシムラ』での演技を「さらっと演じるな、うまいなと思っていました」と語った。本作での志村自身の役柄は駄目な探偵であり、探偵事務所の運営や事件の謎解きに関して、伊藤の演じる助手がすべて先を越すという設定についても、志村は伊藤を「彼女がしっかりしているという設定なのですが、その辺がうまいですね」と絶賛した。

NHK BSプレミアムにて2020年(令和2年)に2度再放送が行われている。4月5日には前月に急逝した志村への追悼として放送(14:30 - 15:29)。また、8月29日にも21:00 - 21:59の枠で放送された。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • となりのシムラ
  • THE DETECTIVE STORY - 加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ内で放送された探偵コントドラマ。

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: スペシャルコント 志村けん in 探偵佐平60歳 by Wikipedia (Historical)


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