山口パッツファイブ(やまぐちパッツファイブ、英: Yamaguchi Patsfive)は、日本のプロバスケットボールチーム。B3リーグ所属。ホームタウンは山口県宇部市。2020年創設。旧名称は山口ペイトリオッツ。
山口県初のプロバスケットボールチーム。運営会社は「山口プロバスケットボール株式会社」。所属するB3リーグ公式サイト等ではホームタウンを単に「山口県」と表記しているが、B.LEAGUE準会員申請の際にホームタウンをクラブ事務所やメインアリーナのある「山口県宇部市」として申請している。
明治維新に貢献した長州藩士にちなみ、「志をバスケットボールを通じて体現するために立ち上がった『志士=志ある者』たち」の意味から「山口ペイトリオッツ」(英: Yamaguchi Patriots)と命名された。チームカラーは山口県を象徴する色の一つであるオレンジ。チームロゴには山口県の県鳥であるナベヅルが描かれている。
「ペイトリオッツ」のチーム名がNFL・ニューイングランド・ペイトリオッツにより日本においても商標登録されていたことを受け、2023年7月1日にチーム名を「山口パッツファイブ」へと改称した。「ペイトリオッツ」の略称である「パッツ」を名称に残し、江戸時代末期に海外に渡航し時代をも変える大きな挑戦をした「長州ファイブ」のスピリッツと5人制であるバスケットボールの「ファイブ」を一丸となって挑むチームを体現する意味を加えたものとしている。
ホームゲームは宇部市の俵田翁記念体育館を中心に、キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター(周南市)、維新大晃アリーナ、やまぐちリフレッシュパーク(以上山口市)、下関武道館(下関市)、萩市民体育館(萩市)、キリンレモンスタジアム ソルトアリーナ防府(防府市)、岩国市総合体育館(岩国市)など、県内各地のアリーナを使用して行われる。
チアダンスチームは「ブルーム」。
初代ヘッドコーチにさいたまブロンコスでHC経験のあるジョン・サンテイトンを招聘。俵田翁記念体育館に豊田合成を迎えて開幕戦を行い、翌日の同カード第2戦でリーグ戦初勝利をあげた。シーズン途中17連敗もあり、最終的に12勝40敗、15チーム中12位でシーズンを終えた。
サンテイトンHCが続投。B.LEAGUE準加盟クラブに認定。このシーズンは得点がリーグ6位(16チーム中、以下同)ながらも総失点4627(1試合平均89失点)がリーグワーストとなったこともあり、最終成績は15位と振るわなかった。シーズン終了後、サンテイトンHCが退任。
このシーズンから商標の関係により、チーム名を「山口パッツファイブ」へ変更。2代目HCに鮫島和人が選手兼任で就任。
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