『マーキュリー・セブン』(原題: The Right Stuff、ザ・ライト・スタッフ)は、2020年から配信されているアメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。トム・ウルフによる1979年のドキュメンタリー小説「ザ・ライト・スタッフ」及び1983年のアメリカ映画『ライトスタッフ』を原作とする歴史ドラマで、マーキュリー計画に抜擢された7人の宇宙飛行士マーキュリー・セブンの姿を描く。出演はパトリック・J・アダムス、ジェイク・マクドーマン、コリン・オドナヒューなど。アメリカでは2020年10月9日にDisney+オリジナル作品として配信が開始された。日本では一週遅れの10月16日にDisney+で配信が開始された。
アメリカ合衆国初の有人宇宙飛行であるマーキュリー計画に、7人の宇宙飛行士が抜擢される。国家の威信をかけたプロジェクトを前に、彼らとその家族には大きな重圧がのしかかっていた。
2017年7月25日、ナショナルジオグラフィックがアッピアン・ウェイ・プロダクションズ及びワーナー・ホライズン・テレビジョンと提携し、本作の映像化権を取得することが発表された。エグゼクティブ・プロデューサーには、レオナルド・ディカプリオやジェニファー・ダヴィソンが名を連ねた。
2019年2月10日、テレビ批評家協会の冬のプレスツアーで、ナショナルジオグラフィックがシリーズを正式に発注したことが発表された。
Disney+の運営会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーは本作品をシーズン1で打ち切ることを決定したと2021年4月に報じられた。Disney+のシリーズ作品が打ち切られるのは今回が初めてのケースとなる。作品を制作しているワーナー・ブラザース・テレビジョンは配給権をワーナー系の定額制動画配信サービスであるHBO Maxなどに移管した上での制作継続を模索している。
2023年5月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは動画配信事業における赤字を削減するため、一部作品の配信を今後取り止めることを表明。同月に配信打ち切り予定作品のリストが社内に公開され、本作品もその対象に入っていることが報じられた。その後、同月26日以降に対象作品が一斉削除された。
本作のシーズン1は批評集積サイトのRotten Tomatoesに22件のレビューがあり、批評家支持率は54%、平均点は10点満点で7.4点となっている。また、Metacriticには42件のレビューがあり、加重平均値は60/100となっている。
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