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バーツ


バーツ


  1. バーツบาตร)はタイ語の単語で、サンスクリット=パーリ語の「パトラ」ないし「パッタ」に由来するとされる言葉。主に、持ち歩いて仏教の僧侶が在家信者からもらったお布施を一時的にしまうもの。この意味ではバートの語も使われる。貨幣単位の「バーツ」とは語源的に異なる。
  2. バーツบาท)はタイの重さを数える単位で、1バーツ=4サルン=8フアン=100サタン=15.2グラム。主に金を計るときに使われる。

バーツ(英語: Baht、タイ語: บาท、記号 ฿THB)は、タイ王国の通貨である。古く欧米ではティカルTical)と言う言葉で呼ばれていた。補助通貨はサタンสตางค์)。稀に25サタンを1サルン(สลึง)と言うことがある。バーツの発行は、タイ銀行が行う。1バーツ=100サタン。

バーツはタイ王国で流通するほか、自国通貨に対する国民の信頼性が低いと言われるラオス、カンボジア等でも非公式ながら、広く流通している。

紙幣

現在の紙幣は20、50、100、500、1,000バーツが発行されている。

2018年より前国王であるラーマ9世が崩御したあとに発行されている現行の全紙幣の表面には、タイ国王ラーマ10世の肖像が印刷されている。

旧裏面(時期は不明)のデザインと色は下記の通り。

20バーツ(緑)
裏面:ラーマ8世(アナンタ・マヒドン王。旧紙幣)、ラームカムヘーン(新紙幣)
50バーツ(青)
裏面:ナレースワン
100バーツ(赤)
裏面:ラーマ5世とラーマ6世(旧紙幣)、タークシン王(新紙幣)
500バーツ(紫)
裏面:ラーマ1世(初代チャクリー王)
1000バーツ(グレー/茶色)
裏面:ラーマ9世(プーミポンアドゥンラヤデート王がダム視察を行う様子。旧紙幣)、ラーマ5世(チュラロンコン王。新紙幣)

硬貨

硬貨は、広く一般的に商取引に利用されるものとしては、25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツがある。10バーツ硬貨はバイメタル貨となっている。

この他、アルミニウムで鋳造された1サタン、5サタン、10サタン硬貨もあり、かつてはこれらの額面の硬貨も商取引に利用されたが、現在では商取引に利用するには価値が低すぎるため、銀行間決済にて流通するのみである。旧2バーツ硬貨は1バーツ硬貨とサイズ・色とも似ていたが、2012年現在流通している2バーツ硬貨は金色のものに置き換わりつつある。ヨーロッパには、2ユーロ硬貨と材質や重さがよく似た10バーツ硬貨が多く持ち込まれており、自販機荒らしが発生し問題となっている。

為替レート

対ドル日本円レート為替レート

符号位置

関連項目

  • バーツ経済圏

脚注

外部リンク

  • thailand currency notes and other currency facts

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: バーツ by Wikipedia (Historical)


PEUGEOT 205