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2021年のオールスターゲーム (日本プロ野球)


2021年のオールスターゲーム (日本プロ野球)


2021年のオールスターゲームは、2021年7月16日、17日の2日間にわたって行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。

概要

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる。

2017年から引き続き、マイナビの特別協賛により、「マイナビオールスターゲーム2021」として開催される。

前回同様2試合の開催。また、全試合DH制を採用。2試合ともパ・リーグ主催で開催される。

東日本大震災の復興支援として、震災の被災者を各試合300人を招待した。

第1戦で行われる予定だった野球殿堂表彰式は、本年は特別表彰を除いて該当者なしだったため、行われなかった。特別表彰として受賞した川島勝司が7月14日に行われた第46回社会人野球日本選手権大会決勝の試合開始前に、佐山和夫が8月17日に阪神甲子園球場で開催されていた第103回全国高等学校野球選手権大会の甲子園貴賓室でそれぞれ行われた。

観客数は新型コロナウイルス感染対策で動員数が制限されたため、第1戦が8992人、第2戦が14,852人で合計23,844人である。これはオールスター史上最小観客動員数となった。

日程

  • 第1戦 7月16日 メットライフドーム(主管球団:埼玉西武ライオンズ。2014年第1戦以来7年ぶり7回目)
  • 第2戦 7月17日 楽天生命パーク宮城(主管球団:東北楽天ゴールデンイーグルス。2011年第3戦以来10年ぶり4回目)

本年度は全試合がオール・パシフィックのホーム扱い、三塁側(オール・セントラルは一塁側・ビジター扱い)。全試合オール・パシフィックのホーム扱いとなるのは、1982年(第1戦・後楽園球場、第2戦・西武ライオンズ球場、第3戦・大阪スタヂアム)以来39年ぶり5度目となる。

第2戦の雨天予備日として7月18日を予定していた。なお、新型コロナウイルスの影響により開催が不可能と判断された場合は中止となる予定だったが、予定通り開催された。

アトラクション

第1戦
  • ファーストピッチセレモニー
髙橋優斗(HiHi Jets)
  • セレモニーパフォーマンス
鼓和-core-
  • パフォーマンス
BLUE LEGENDS(埼玉西武ライオンズ公式チアリーディングチーム)
  • クラップ・フォー・ケアラーズ
  • 始球式
ライオンズアカデミー生徒
第2戦
  • ファーストピッチセレモニー
浜田遥(マイナビ仙台レディース)
  • 復興支援リモートダンス
  • 復興支援贈呈セレモニー
  • 始球式
大崎ジュニアドラゴン 選手
2戦共通
  • 12球団マスコットパフォーマンス
  • ホームランダービー

出場者

  • 太字はファン投票による出場、※印は選手間投票による出場。▲は出場辞退選手発生による補充選手、他は監督推薦による出場。
  • 数字は選抜回数。カッコ内数字は上記回数中故障等のため不出場の回数。
  • 欠場した選手は、野球協約86条により球宴終了後の後半戦開始から10試合、選手登録が出来ないが、2021年は、オールスター特例2021として新型コロナウイルス感染症の影響(ワクチン接種による副反応を含む)により出場辞退した場合、または、外国人が自国オリンピック代表に選出されたことによる出場辞退は、出場停止の対象外となる。

試合結果

第1戦

スコア

出場選手

打順
投手

表彰選手

MVP
菊池涼介(広島)
4打数4安打の活躍、6回に上沢から一時逆転となる2ランを放つ。広島の選手のMVP受賞は、2015年第2戦(マツダスタジアム)の會澤翼以来6年ぶり9人目(野手のMVPは2014年第1戦(西武ドーム)でのブラッド・エルドレッド以来7年ぶり6人目)。
敢闘選手賞
近本光司(阪神)
3打数2安打の活躍。第1打席に左前安打、第2打席に右前安打を放ち、2019年第2戦第1打席から7打数連続安打のオールスター新記録を樹立。
山本由伸(オリックス)
先発して2回パーフェクトのピッチング。
山川穂高(西武)
2回に高橋優貴から先制の2点タイムリー二塁打を放つ。

第2戦

スコア

出場選手

打順
投手

表彰選手

MVP
島内宏明(楽天)
3回に森下から一時勝ち越しとなる2点タイムリー、8回に栗林から勝ち越し二塁打を放つなど、3安打3打点の活躍。楽天の選手によるMVP受賞は2008年第1戦の山﨑武司以来13年ぶりだが、生え抜き選手としては球団史上初。
この時島内はアイブラックを「○×」にして試合に臨んでいたが、MVPのインタビューではアイブラックが「○○」に変わった。
敢闘選手賞
杉本裕太郎(オリックス)
2回に柳からオールスター初ホームランを放つ。
佐藤輝明(阪神)
2回に宮城からオールスターでは1969年第1戦の田淵幸一(阪神)、1980年第1戦の岡田彰布(阪神)、1986年第2戦の清原和博(西武)、2019年第2戦の近本に次いで史上5人目(阪神の新人選手としては4人目)となる新人ホームランを放つ。
マルテ(阪神)
8回に一時同点となるタイムリーを放つ。
マイナビ賞
佐藤輝明(阪神)
2試合通して8打数1安打ながらも、第2戦の2回に宮城からオールスター史上5人目となる新人ホームランを放つ。
Twitter賞
菊池涼介(広島)
2試合通算6打数5安打の活躍。守備でも「残念そこは菊池」というワードでオールスターを盛り上げた。
Collection James Bond 007

ホームランダービー

優勝
吉田正尚(オリックス)
日産リーフ賞(平均打球速度最速選手)
村上宗隆(ヤクルト)
記録:157km/h

テレビ中継

  • 第1戦
    • テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列≫
      • 放送時間:18:00 - 20:54(延長対応なし)
    • BS朝日
      • 放送時間:16:55 - 18:00(ホームランダービー)
      • 放送時間:20:50 - 試合終了(リレー中継)
    • テレ朝チャンネル2(テレビ朝日と同時ネットだが、副音声なし)
      • 放送時間:18:00 - 試合終了
  • 第2戦
    • テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列≫
      • 放送時間:18:00 - 20:54(延長対応なし)
    • BS朝日
      • 放送時間:16:55 - 18:00(ホームランダービー)
      • 放送時間:20:54 - 試合終了(リレー中継)
    • テレ朝チャンネル2(テレビ朝日と同時ネット)
      • 放送時間:18:00 - 試合終了

視聴率

今大会のテレビ中継における平均世帯視聴率については以下の通り(何れもビデオリサーチ調べ)。

    • 関東地区(テレビ朝日)
      • 第1戦:9.0%
      • 第2戦:8.1%
    • 関西地区(朝日放送テレビ)
      • 第1戦:15.0%
      • 第2戦:14.5%
    • 名古屋地区(メ〜テレ)
      • 第1戦:9.9%
      • 第2戦:8.8%
    • 広島地区(広島ホームテレビ)
      • 第1戦:24.8%
      • 第2戦:23.2%
    • 北部九州地区(九州朝日放送)
      • 第1戦:20.3%
      • 第2戦:19.2%
    • 札幌地区(北海道テレビ)
      • 第1戦:11.3%
      • 第2戦:10.3%
    • 仙台地区(東日本放送)
      • 第1戦:9.9%
      • 第2戦:13.7%

ラジオ中継

  • 第1戦
    • ニッポン放送(LF)≪NRN…STV・TBC・SF・ABC・KBC他≫
      • RCCはネットせず、『RCCカープナイター』スタジオバージョン扱いとした、ラジオカーのキャスタードライバーによる特別番組を放送。
    • 文化放送(QR)≪非NRN扱い…HBC・CBC・MBS・RKB≫
  • 第2戦
    • 東北放送(TBC)≪非NRN扱い…HBC・LF・CBC・MBS・RKB≫
    • NRN系列への裏送り≪NRN…SF・ABC・KRY・KBC 制作:TBC≫

インターネット配信

第1戦・第2戦
  • AbemaTV
    • 16:55 - 23:00(ホームランダービーから配信)

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 2021年の日本プロ野球

外部リンク

  • マイナビオールスターゲーム2021 - NPB.jp 日本野球機構

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2021年のオールスターゲーム (日本プロ野球) by Wikipedia (Historical)