前田清実(まえだ きよみ Kiyomi Maeda、1957年4月12日 - )は、日本の舞踊家、振付家。ダンスカンパニー、ダンススタジオ、ドラスティックダンス“O”(Drastic Dance "o")主宰 。前田清実オフィス株式会社「MKO」 代表取締役。
山口県生まれ 日本大学芸術学部演劇学科卒業。ジャズダンスを名倉加代子に師事。第8回読売演劇大賞スタッフ賞受賞。
1990年より本格的に振付家としてデビューし数多くの作品を手掛ける。木村光一、ジャニー喜多川、蜷川幸雄、栗山民也、鵜山仁、小池修一郎、鈴木裕美等の作品を多く手掛け、近年ではG2、大河内直子、斎藤雅文、上田久美子との作品があり、ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜日本公演では初演から振付補として振付の全権を担う。ミュージカル、ストレートプレイ、音楽劇と幅広く、帝国劇場からザ・スズナリまで自在に空間を操る事を得意とする。創造性に富んだ活動実績は日本の舞台芸術における特異な存在である。
主宰するダンススタジオではカンパニーでの創作活動に加え、地域発信のダンス啓蒙、育成に力を注いでいる。また、ミュージカル・アカデミーのダンス主任講師や渡辺ミュージカル芸術学院のダンス主任講師なども務める。洗足学園音楽大学音楽学部音楽学科ではダンスコースの創設に参画し、ダンスコース教授として指導に当たる。
近年の主な作品
二人兄妹の長女。小学校4年生から、加藤燿子に現代舞踊、モダンダンスを師事。山口県立長府高等学校(女子校)に進学。3年間陸上部で、五種競技の選手として活動していたため、高校2、3年の2年間はダンスを休んでいた。高校卒業後、日本大学芸術学部への進学を機に上京。上京後は、河野潤ダンスカンパニーにてモダンダンスを再開。そこで出会った鈴木レイ子や夏貴陽子からジャズダンスを薦められ、名倉加代子の『名倉ジャズダンススタジオ』の門を叩く。
1990年に本格的に振付家としてデビューし、この年だけで5作品を手掛ける。
以来、32年間途切れることなく初演、再演作品の振り付けを手掛ける。
2000年2月、墨田区横川 すみだパークスタジオ内にスタジオを設け、前田清実、柳瀬真澄、中村しんじを、コア(核)メンバーとして生まれた「個」の集合体、ダンスカンパニー『ドラスティックダンス“O”』を創設。以来20余年、ダンススタジオやカンパニーを通してアーティスト、パフォーマー、振付家等のマネジメント、人材育成を行う。
2000年再演(1998年初演) 「ロス・タラントス」(アトリエ・ダンカン)で2001年第8回 読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞
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