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フリーダムガンダム


フリーダムガンダム


フリーダムガンダム (FREEDOM GUNDAM) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する、モビルスーツ (MS) に分類される架空の有人式人型ロボット兵器のひとつであり、番組後半から登場する新主役機である。プロダクションコードはFREEDOM、型式番号はZGMF-X10A(ゼット・ジー・エム・エフ・エックス・ワン・オー・エー)と設定されている。

「ガンダム」の部分にはバクロニムが設定されており、『ROBOT魂<SIDE MS> フリーダムガンダム 特製マーキングシール&ブックレット』に付属する「ザフトでロールアウトした直後」を想定した〈ザフト仕様タイプ〉のマーキングシールの記述では、「ZGMF-X10A FREEDOM Generation : Unsubdued Nuclear Drive / Assault Module Complex」または「ZGMF-X10A FREEDOM G.U.N.D.A.M Complex」とも表記されている。メディアや関連商品では「フリーダムガンダム」と公称されるが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ作中内の設定においては、同作の他のガンダムタイプ同様に「フリーダム」と呼称される。

本項では、続編となるテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するストライクフリーダムガンダムや、アニメーション映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するライジングフリーダムガンダムといった後継機についても解説する。

デザイン・設定

後述する後継機たちを含めて大河原邦男が担当した。監督である福田己津央が提出したデザインコンセプトは「ストライクガンダムが追加・換装によって使い分ける「エールストライカー」「ソードストライカー」「ランチャーストライカー」という3つの装備を1つのMSの中にまとめ上げ、なおかつ機能を使い分けるごとにシルエットが変化する」というものだった。イメージが明確であったがゆえ、大河原に渡された発注メモ(この時点では空を飛べないという設定であった)と決定稿の概要にはそれほど差が無いものの、福田の要望を聞いた大河原は当初「格好が悪くなりますよ」と進言した。その後、デザイン作業で改稿が繰り返されていくうちにソードストライカーの要素は影を潜め、いつしか両腰に装備のレールガンに変化した。このレールガンに設定された「サイドアーマーからの変形機能」と、背部の翼に練り込まれた「一番単純な方法で派手に展開する」というデザインは大河原のアイデアであり、最も工夫した点であるとされる。翼のデザインにあたっては、大河原が『ガンダムSEED』以前に携わったゲーム用キャラクターのデザインをヒントに、紙製の立体試作を用いて機構の検証が行われている。

大河原は、自身が勇者シリーズにおいてデザインで参加していたことを踏まえ、アニメ側でメカの魅力を上手く引き出す演出がなされていたと評している。

命名
味方のMSの名称は福田が決定しており、脚本家の吉野弘幸によれば、初期の段階では「ファイアーガンダム」といった名称も考えられていたとされるが、吉野から「監督、そこはもう少し中二病的にカッコいい名前にしましょう」と進言されたという。
福田は当初『機動戦士ガンダム』の資料に目を通していたときに、同番組用として最初に考えられていた名称は「フリーダムファイター」であったことに思い当たり、このことから当時「10号」と仮称していた後半主役MSの名称に「フリーダム」を用いようと考えるに至った。福田の考えでは戦争や兵器に対してかなり皮肉を込めた命名であったが、シナリオ会議の場においては「語呂が悪い」という理由で全員が反対したという。しかしながら、福田は全員が反対したがゆえにこの語句を名称に用いることを決定した。
設定上では「フリーダム」と命名したのはパトリック・ザラとされているが、吉野と特殊設定担当の森田繁は「開発の現場では別の呼ばれ方をしていたのではないか」と理論武装していたとされる。
ハイマットフルバースト
当初、大河原による設定画稿のフリーダムガンダムにはフルバーストモードとハイマットモードの2種類の画稿が存在していたが、アニメーション作中では両形態を併用した作画がなされた。この形態は放送当時に発売された関連商品では再現されず、2004年に発売された「MG 1/100 フリーダムガンダム」で初めて再現されている。なお、模型書籍などではこの形態を「ハイマットフルバースト」とも呼称するが、2011年時点のプラモデルキットの説明書などではこちらも「フルバーストモード」と記述される。一方、2020年時点のバンダイの商品説明では「ハイマットフルバースト」の呼称が使用されているものも確認できる。
人気
『FREEDOM』の上映期間中に「SEEDシリーズ」公式サイトで実施された人気投票イベント「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024」のMS・MA部門で、2位となった『FREEDOM』主役機のマイティーストライクフリーダムガンダムを上回る1位を獲得した。
備考
『機動戦士ガンダムSEED』最終回の約1週間前にリリースされたアルバム『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK3』には「フリーダム自爆」という曲が収録されているが、実際に最終回に自爆したのはジャスティスであった。これは、続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の制作が決定したことが影響にあるとされる。

設定解説

鹵獲された初期GAT-Xシリーズのデータを基に開発された、ザフトの核機動MS。パトリック・ザラの勅命の下で極秘に開発計画が進行し、ジャスティスガンダムとともにC.E.71年4月1日にロールアウト。同日、プラント最高評議会議長に就任したパトリック・ザラによって「ナチュラルに“正義”の鉄槌を下し、コーディネイターの真の“自由”を勝ち取る最終決戦の旗印」と位置付けられ、「自由」(フリーダム)という名を与えられた。

G兵器を奪取したザフトは地球連合軍との対MS戦闘を想定しフリーダムをハイスペックな機体として完成させた。ザフト統合設計局を形成する主要3局が合同で開発に当たった「ZGMF-600 ゲイツ」をベースとしつつ、ザフトの技術にG兵器から入手した新技術(主に高出力ジェネレーター、ビーム兵器、PS装甲等)を取り入れて開発が行われた。本機の高いパフォーマンスは、ザフトの最新技術とG兵器の技術が融合することで初めて成り立ったのである。
ゲイツは設計段階ではかなり高性能な機体でありながらも、量産面の問題で止むを得ず切り捨てた部分が多い機体であった。これに対して、ジャスティスとともにオンリーワンの機体として計画されていた本機は技術者が望んだままの姿で実現されることとなった。尚、その主任務はプラント防衛戦での使用や抑止が主眼となっているものの、専用運用艦であるエターナルとの連携により遠征も可能としている。

全領域の戦闘環境下において単機で多数の敵機と相対することを目的としており、単独での大気圏突入から高機動空中戦への移行を可能とする高い適応能力と汎用性を持ちながらも、マルチロックオンシステムを駆使した火器等により複数の敵機を同時に無力化する事が可能。

従来のMSでは考えらない多数の火器と大火力を有しており、これほどの武装が盛り込まれたMSはC.E.戦史上空前であるが、一方で宇宙空間・大気圏内の両方で超高機動MSでもある。これにより、本機は攻防両面において傑出した性能を持ち単独で戦局を左右する威力を秘めた当代最強のMSと言える。
傑出した性能を持つ故に操縦も非常に難しく、その性能を最大限に引き出すには、単独で多数の敵機と相対した場合における錯綜した状況を瞬時に把握・判断し複雑な機動を予測する高度な空間認識能力を備えつつ、本機の複雑なシステムを運用し使いこなすことができるという、コーディネイターの中でも特に優れた能力が必要とされる。

「ナチュラルを排し純然たるコーディネイターだけの世界構築」というパトリック・ザラが想い描く理想を実現させる尖兵となるはずのフリーダムであったが、地球連合軍統合作戦本部を攻撃目標とした「オペレーション・スピットブレイク」の発動と時を同じくし、ラクス・クラインの手引きの下でキラ・ヤマトに奪取された(本来の搭乗予定者が誰であったのか定かではないが、特務隊の隊員もしくはザラ派と呼ばれる最高評議会議員のナンバー2であったエザリア・ジュールの息子イザーク・ジュールだったのではないかと思われている)。キラは、高性能故に操縦が難しいとされるフリーダムを自在に操り、高度な状況認識能力を有するキラの巧みなコントロールは武装の威力を最大限に発揮、その技量と相まって本機の戦闘能力は桁違いに高いものとなっている。

機体構造

G兵器より得た技術を基に設計されたフリーダムは、ストライク等の初期GAT-Xシリーズに用いられた「X100系フレーム」と類似した可動域を持っている。全体的な構造は非常にシンプルかつ洗練された形状であり、人型汎用兵器であるモビルスーツの一つの到達点と言える。

頭部
「G兵器ショック」の強さ故か、これまでのザフト製MSの意匠を脱し、G兵器のものに酷似した頭部。敵機の位置を正確に捉え戦況把握を的確に行うための高性能なメインカメラやセンサーを備えており、これによりマルチロックオンシステムの使用を可能にしている。
額には10号機であることを表す「DIECI」(ディエチ)というイタリア語表記がある。側頭部両側に各1機ずつの機関砲「MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲」を備え、弾倉も頭部に内蔵していると思われる。
胴部
胸部上面にコックピットハッチを備える構造等にジャスティスとの共通性があるが、全体的にはフリーダム専用の設計である。エアインテーク・ダクト上部にはマルチセンサーを備える。
核エンジンは腹部に内蔵しNジャマーキャンセラーを腰部に設置することで、この装置が作り出す効果範囲内に動力炉を収めている。
腰部左右を守る装甲は「ウエストガード/クスィフィアス・バインダー」と呼ばれる部位であり、左右それぞれ1機ずつの「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」を装備している。この部位の上部分には、左右で計2本の「MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル」を携行しており、マニピュレーターに位置が近いため円滑な使用が可能であった。
腰部後面を守る装甲には「腰部ライフルマウントラッチ」が備えられており、この部分に「MA-M20 ルプス・ビームライフル」を据え付けて携行することもできる。
コックピット
ジャスティスやフリーダム、プロヴィデンスなどが属する初期の「ZGMF-Xシリーズ」共通のコックピットであり、その構造は従来のザフト製MSとは異なる点が目立ち、G兵器の影響がうかがえる。
多くの新しい機能を備えた操縦系統は複雑となり、コーディネイターでも特別なセンスを持つ優れたパイロットでなければ操縦は困難で機体性能を十分に発揮できないとされる。
メインモニター
全天周囲モニターを備えており視認性が高い。その形状はコックピットシートを包む球形の外殻状となっており、攻撃時や高速機動中の衝撃を和らげる役目を担っている。
座席
機体の傾きと連動して傾斜する機構を備えている。
キーボード
座席の左背面に備わる。これを用いて戦況やパイロットの好みに応じた細かいOS調整を行うことが可能となっていた。
メインパネル
フリーダムにはゲイツ改が備えていた火器管制システムである「NWQ403-E」を更に改良したプログラムが実装されており、複数の火器を連携して扱いつつ10機の標的を同時かつ正確に捕捉することが可能な、単体のMSとしては過剰とも言える能力を有する「マルチロックオンシステム」が搭載されている。この機能の搭載に伴い、メインパネル中央には全周囲の状況を映し出し敵機の位置を把握するための立体型表示パネルが設置された。これにより戦況をより正確に見極め機体の戦闘能力を最大限に発揮できるようになっているが、マルチロックオンシステムの真価を引き出すにはパイロットの技量が大きく影響し、コーディネイターの中でも特に優れた反応速度が求められる。
核エンジン
「正義」と「自由」の名に相応しい絶対的な力を必要とされたジャスティスとフリーダムには、その動力源として核エンジンが搭載されている。Nジャマーキャンセラーによって動作を保障され、MHD発電によって電力を供給する小型大出力の原子力発電機関。
弾薬や推進剤等の内蔵量には限りがあるものの、核エンジンの搭載により電力供給が無尽蔵となったことで機体稼働時間はほぼ無制限となり、武装の大幅な出力向上やPS装甲の常時展開による鉄壁の防御をも実現した。
Nジャマーキャンセラーおよび核エンジンの搭載に伴い、これらをフルスペックで稼働するための新型OSも搭載されている。フリーダムとジャスティスは、核エンジンの採用により使用可能となった新技術の試験運用機としての側面も備えており、ここで蓄積された技術は後に開発されたモビルスーツ群にフィードバックされ、その性能を飛躍的に向上させることになった。それ故に2機の新型モビルスーツは時代の最先端を進む機動兵器であるといえる。
メインブースター
背面に装備された推進機関。最大推力527,000kgを誇る噴射ノズルを2基備えており、この装置が生み出す推力だけで地球環境下を自在に飛び回れるだけの能力を持つ。
能動性空力弾性翼(Active Aeroelastic Wing)
内蔵された小型スラスター群の推力とコンピューター制御によって形状及び角度を変化させる左右5対の翼の広域可動によって姿勢制御を行う、背部の複合可変翼。大気圏内では空力制御を行い宇宙空間では重心制御に用いることで、航空機以上の高い急旋回・急制動能力を発揮することが可能。さらに「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」を両翼に各1機ずつ挟み込む形で保持しており、長大な砲身の影響による機体バランス悪化を抑える「バラエーナ・バインダー」としての役割も果たしている。可動域の広いジョイントアームによって背部に接続されており、翼の位置を緻密に調整することが可能だ。
放熱用の「ラジエーターフィン」としての機能も有しており、翼の内部には温度の安定機能を持たせ表面には排熱用の特殊加工を施すことで、宇宙空間の激しい温度変化に対応している。さらにバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲の発砲の際に発生した熱を翼に逃がすことで排熱効率を向上させ、プラズマ収束時に余った電力を粒子化して外部に放出する機能を持たせている。フリーダムの機体性能は、他のMSには見られない大掛かりで複雑な構造の翼によって保たれているといっても過言ではない。
腕部
肘部分にスライド式分割装甲を備えて対弾性を向上させる等、X100系フレームには無い独自の改善を行っている。マニピュレーターの可動は人間の手とほぼ同様の動きをすることが可能で、ビームライフルやビームサーベル等の武装をコントロールする。
ショルダーガードの内側には姿勢制御に用いるショルダースラスターを備え、これにより繊細なコントロールを行い大気圏内外での運動性向上を実現している。
腕部側面にはカバーを取り外すことで露出するハードポイントを備える。肘部にはアームガードを持ち、このどちらかをマウントラッチとしてシールドを接続できる。
出撃時には、右腕で「MA-M20 ルプスビームライフル」を携行し、左腕の「腕部マウントラッチ」と呼ばれる部位に「対ビームシールド」を接続している。
脚部
脛部分はX100系フレームと同様にスライド装甲によって関節部の対弾性能を向上させて、足首の可動域にはアンクルガードを備えることで対弾対策としている。
足裏は奪取したG兵器に近い形状をしており、内蔵された小型スラスターで飛行中の姿勢制御等を行う。脛後面部分に備えたレッグブースターには、出力を最大限利用するためのカバーが併設されている。

武装

フリーダムとジャスティス用に試案が出されていた電磁レールガンやビーム兵器等の武装機器には、PS装甲との併用に関して早くから疑問点が浮上していた。そのためこれらは本体の性能向上を最優先として開発を進行しつつ、武装機器の開発は本体とは別の局によって進められていた。その状況の中で「YFX-600R 火器運用試験型ゲイツ改」を用いて武装機器の試験運用が行われたが、その結果は思わしいものではなく、これにより核エンジン搭載の流れへと繋がった。

フリーダムは射撃戦用武装を主体として、得意とする距離や特性がそれぞれ異なる多彩かつ強力な火器群を各部に備えており、これらを状況に応じて使い分けることで近距離から中距離における対MS戦闘をはじめとしたあらゆる戦況に対応することが可能であった。 これらの武装群は、既存のザフト製MSを大きく超える攻撃力を発揮するものであり、対MS戦闘で無類の強さを誇った。

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2
頭部に装備される機関砲。接近する敵MSの分散等に効果を発揮する、または対空防御及び牽制用とする資料もみられる。開発はマイウス・ミリタリー・インダストリー社が担当した。「ピクウス」(キツツキ)の啄ばみの如き速射性を持ち、G兵器が装備する「75mm対空自動バルカン砲塔システム<イーゲルシュテルン>」よりも大口径で威力が高く、戦闘機や戦闘ヘリの撃墜も可能で、戦闘にも十分耐え得る破壊力を持つ。
MA-M20 ルプスビームライフル
取り回しと連射性能に優れる携行火器。開発はマティウス・アーセナリー社が担当しており、GAT-Xシリーズに装備されたビームライフルを上回る威力を誇る。また、中距離戦闘用の兵装であり、大出力ビームを発射するとした資料、核エンジンからの電力供給が続く限り撃ち続けられる携帯型ビームライフルとした資料、ザフト製では最も早く実用化されたビームライフルであり、核エンジンからの電力供給によってG兵器のビームライフルを凌駕する出力を持つとした資料が見られる。戦後に開発されたセカンドステージモビルスーツの元型ともいえるものであり、その威力は最新のものと比較しても遜色無い。
ストライクのビームライフルを参考にしたと思われており形状は似通っている。ジャスティスのビームライフルとはカラーリングは異なるものの同型である。ゲイツ改と同時に完成していた武装であり、PS装甲と併用した試験運用では予備バッテリーを使用しても機体の稼働時間が10分を切ってしまうほど電力消費量が激しい武装であった。この結果から、一時は性能を引き下げるか採用を見送ることが検討されたが、その直後に決まった核エンジンの搭載により、晴れて予定通りの性能で採用されることとなった。
MA-M01 ラケルタビームサーベル×2
G兵器のデータを基に開発されたラゴゥ用ビームサーベル。開発はマティウス・アーセナリー社が担当しており、バクゥ、ラゴゥ用のビームサーベルを経て、核エンジンからの電力供給により、G兵器のものより遥かに出力が高い装備となっている。刃渡りの長いビーム刃を形成する。
2本のサーベルの柄同士を連結させることで、両端からビーム刃を放出する「アンビデクストラス・ハルバード」という形態で使用することも可能。接近戦における剣術を多様化している。
MS用小型ビーム兵器である「ビームライフル」「ビームサーベル」の開発が地球連合に後れをとっていたザフトの技術者にとって、奪取したG兵器の技術を基にこれらの武装機器を実用化したことはコーディネイターとして(それ以前に技術者として)忘れることのできない屈辱であった。2刀の柄を連結させることで格闘術を増加させたことに加え、核エンジンからの強大な電力供給によって地球連合軍製のビームサーベルを遥かに凌ぐ出力を実現した武装であり、ザフト技術者の汚名を返上するべく開発された武装ともいえる。
対ビームシールド / ラミネートアンチビームシールド
左腕で保持される防御装備。資料によってローラシア級戦闘艦等の装甲素材の転用技術した軽量かつ超硬度の対ビーム用処理済のシールドとするもの、ラミネート装甲素材を用いたとするものが存在する。ビーム兵器の威力を無効化しきれないPS装甲の弱点を補うために装備されている。その防御力は密着状態で放たれた大出力ビーム砲の直撃をほぼ無効化してしまうほど。常時展開されたPS装甲に加え、このシールドの存在によって鉄壁の防御力を持つに至った。
上半身を覆うほど大型で、脇にはルプス・ビームライフルの銃口を挿入するためのガンポートを備えている。ジャスティスガンダムが装備するものとは同型であり、相違点はカラーリングのみ。
MMI-M15 クスィフィアスレール砲×2
デュエルガンダムアサルトシュラウドが装備する「115mmレールガン<シヴァ>」を発展強化させた、折り畳み携行式の電磁レールガン。また、可動式のスラスターユニットとしても機能する。展開時の砲身全長が元型よりも長くなったことで、より高速で弾丸を発射する事が可能となっており、ランチャーストライクの火力に匹敵する装備。
広い射角を有しており、携行弾数も膨大であるため、マルチロックオンシステムとの連携では広範囲の標的に対して攻撃する事も可能。さらに速射性にも優れる。多くの戦闘ではサイドスカートの固定装備として使用される兵装であるが、デザインにおいてはバレルから側面に展開するグリップも用意されている。中距離からの牽制用火器としても有効であり対MS戦闘における戦術が広がった。
MS用小型ビーム兵器の実用化の目処が立っていなかった時点で、電磁レールガンはその破壊力と連射性から次期主力武装と目されていたものの、奪取したG兵器が齎したビーム兵器の技術によって主力の座は奪われてしまう。しかし、新型MSの武装機器開発の一部を請け負っていたマイウス・ミリタリー・インダストリー技術陣は電磁レールガンの有用性(ビーム兵器に対して高い防御能力を有する「ラミネート装甲」が一般化した戦闘における対艦船攻撃用武装としての重要性や、連射性を活かした複数の標的への同時攻撃能力の高さ等)を声高に主張し、フリーダムに対して「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」の搭載を押し切った。
M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2
フリーダムが持つ武装の中で最大の射程と破壊力を持つ大口径・大出力ビーム砲。遠距離からの狙撃も可能な射程を持ち、戦艦並みといわれるその破壊力はカラミティガンダムの「125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲<シュラーク>」を上回り、1門のみでランチャーストライクガンダムの「320mm超高インパルス砲<アグニ>」に匹敵するという。核エンジンからの電力供給が続く限り発射可能。
核エンジンの搭載決定に伴い追加が可能となった兵装のなかで、開発陣が真っ先に採用しようとした武装。この武装は、絶大な威力は立証済みでありながらも、2発の発射でゲイツ改が停止するほどの電力消費量が問題となり事実上失敗作の烙印を押されていた武装であった。核エンジン搭載による再度の発射試験で改めてその威力は証明され、一度は搭載許可を取り付けた。しかし、当時のモビルスーツ設計局と武装機器の設計局は反目しあっており、モビルスーツ本体の設計局から「その砲身の大きさが原因となり機体全体のバランスが崩れるのではないか」という声が上がった。両者の対立に際して、機械工学の権威でもあったユーリ・アマルフィは「姿勢制御用の能動性空力弾性翼に、挟み込む形で砲身を保持させる」という案を持って仲裁を行い、この問題を解決。これによりフリーダムはモビルスーツの頂点ともいえる武装を手にしたのである。

フルバーストモード

背部に装備した2門の「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」と腰部左右に持つ「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」2門を同時に展開し、右手に保持した「MA-M20 ルプスビームライフル」をも加えた計5つの砲門で一斉射撃を行う態勢であり、最強ともいえる破壊力を発揮しつつ、複数の敵を同時かつ精密に狙撃可能なマルチロックオンシステムの能力が最大限に活かされる状態である。その制御には、並みのコーディネイターでは扱いきれないほどの複雑な操作が必要とされ、搭乗者の技量によって複数の敵機を同時攻撃可能であるとされる。

なお、「フルバーストモード」という呼称は『SEED DESTINY』放送時に設定されたもので、『SEED』放送時には「全キャノン展開形態」と記述した資料もみられる。

高機動空戦ハイマットモード

背部に装備された左右5対の能動性空力弾性翼を広域展開し、これらをリアルタイムで動作させることで姿勢制御を行い機動性及び旋回性を大幅に向上させる形態。他のモビルスーツには真似のできない動きが可能で、その能力を活かし空中を舞うように戦うフリーダムの姿は、あくまでも美しく正に戦闘形態といえる姿である。英字表記である「High M.A.T. mode」とは「High Maneuver Aerial Tactical Mode」の略称。

この形態で高機動戦闘を行いながら全砲門一斉射撃を行うことを「ハイマット・フルバースト」と呼び、これにより発生する熱量の処理とマルチロックオンシステムによる狙撃と連携した姿勢制御に高機動空戦モードの能力が重要な役割を果たしている。特に大気圏内での連続した一斉射を行う際は、プラズマが拡散しやすく重力を考慮した弾道の軌道修正のために発生する熱量が増大するため、翼の展開が必須となっている。キラ・ヤマトの能力ならばフルバーストモードによって10機以上の敵機を同時に捕捉する事も可能とされている。

劇中での活躍

ZGMF-X10A FREEDOM(OKAWARA coloring Ver.)

腰部左右のクスィフィアスレール砲および胸部のインテーク/ダクトと首周りの部分が、紫がかったグレーで彩色された、大河原邦男版ともいえるカラーリングのフリーダムガンダム。月刊ホビージャパンで連載された『機動戦士ガンダムSEED MSV』の最終回において、「ヴェルヌ35A/MPFM」と共に掲載された。

リアルタイプカラー

『機動戦士ガンダムSEED』20周年記念として大河原邦男によってデザインされた。

実物大フリーダムガンダム立像

フリーダムガンダムを設定通りの全高18.03メートルで建造した立像モデル。RX-78-2 ガンダム・RX-0 ユニコーンガンダムに次いで3機めとなるバンダイナムコグループオフィシャルの実物大立像であり、初めて日本国外(中国・上海「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」)に建造、2021年4月28日より、前述の商業施設にて正式に展示を開始。なお立像なので自立歩行・飛行はできない。

背部の複合可変翼の先端には着地用のランディング・ギアを装備しているが、これは今回の実物大立像を建造するにあたって新規に設定されたギミックである。また機体の装甲にはカトキハジメが新規にデザインした新規マーキングを施している。

ストライクフリーダムガンダム

C.E.73年を舞台とする『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場。

『週刊ザテレビジョン』2005年36号に掲載されたサンライズ設定制作部による誕生秘話によれば、フリーダムを超えるMSであるということを外観で示すためにフォルムにマッシブな意匠を取り入れ、フレームを金色にし、火力が増強されたことを示すためビームライフルを2つ装備させたとコメントしている。

また、竹書房刊「PERFECT ARCHIVE 機動戦士ガンダムSEED DESTINY」におけるサンライズ設定制作のインタビューによれば、ストライクフリーダムの金色の関節は初期案で金色の新型フリーダムと銀色の新型ジャスティスを出すアイデアがあった名残なのだという。加えて、チーフメカ作画監督を務めた重田智は「METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム」発売時のインタビューにおいて、当初監督の福田己津央は機体のパワーが全開になった際に全身黄金になる演出を想定していたが、他のロボット作品とアイデアが類似してしまう事から後の黄金の関節が設定付けられたと明かしている。

また、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』において設定制作に参加したバンダイの馬場俊明はインタビューに際し、ビームライフルを連結させるための銃尻の回転機構を考案した旨を語っている。

なお、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』劇中に登場する以前に発表されたメディアではスーパーフリーダムガンダムとされていたものが、現行の名に変更された。劇中ではフルネームが呼称されたのは第39話における初出撃のシークエンス程度で、大半は勢力を問わずに単に「フリーダム」と呼ばれた。

また、初出撃時にグフイグナイテッドの鞭に拘束されたことを除けば、ガンダムシリーズ作品でも数少ない被弾回数0の機体でもある。

設定解説
フリーダムの直接の後継機。ザフトにおいては本機を量産し、大部隊を形成。その圧倒的火力によって敵を殲滅する運用思想を構築していた。開発自体は旧フリーダムと同時期にザフトで開始されていた(したがって、実際には兄弟機に近い関係を持つ)が、新規搭載される事となったドラグーン・システムと新型高機動スラスターの開発が予定より遅れた為、機体の完成は戦争終結に間に合わなかった。その後、発効したユニウス条約に違反していた本機は、既に完成していた機体アッセンブリー及び開発・設計データを封印された。しかし、封印されていたアッセンブリーとデータはターミナルが鹵獲した(この際、ザフト統合開発局のサーバからは、本機のデータは削除された)。
ターミナルは、さらに深い混迷を続けるザフト・地球連合の対立がZGMF-X10A フリーダムをもってしても対抗しきれない最悪の状況に陥った際に、その状況を打開する為に少数精鋭で圧倒的多数の敵と戦う事を想定し、自分達の兵器開発製造拠点「ファクトリー」で本機の再開発を行った。再開発の際は、旧フリーダムの運用データを投影し、キラ・ヤマトの搭乗を前提とした再設計が施され、さらにセカンドステージシリーズ等の最新技術をも取り入れられている。セカンドステージシリーズの技術が取り入れられた事で、本機はZGMF-Xシリーズでありながらセカンドステージシリーズの傍流とも言える側面を持ったハイブリッドモビルスーツとなった。約2年間の歳月を掛け、最新技術を用いた再開発を行った結果、旧フリーダムの数倍に値する超高性能化を果たし、C.E.73の最新鋭機であるレジェンドもしくはデスティニーに匹敵する、当時最強クラスのスペックを獲得。単機で敵部隊の機動制圧・遊撃を遂行する近距離・中距離戦闘用万能モビルスーツとして完成された。だが、極限まで高性能化した機体の性能を、充分に引き出し得るパイロットが搭乗する事を前提条件としたハイスペックを追求し尽くした本機は、キラ・ヤマト以外のパイロットには操縦困難な機体となっている。キラ・ヤマトの専用機だからこそ成し得た超高性能化であり、最強クラスと言われるスペックを獲得出来たのは、非凡極まるパイロットの非凡な要求に答える為に、非凡極まるモビルスーツを生み出そうとした技術者達の努力があったからである。
本機はラクス・クラインにより、キラが望まずも再度戦場に立つ時の新たなる剣としての「祈り」の意味を込めて、キラと共に戦場を駆けた名機「GAT-X105 ストライク」と「ZGMF-X10A フリーダム」の名を冠し「ストライクフリーダム」と命名された。
キラ・ヤマトに託されたストライクフリーダムは、ザフト・地球連合間の戦争を終わらせる最後の切り札として実戦投入され、驚異的戦果を挙げた事によって、名実共にC.E.73時点で史上最強のMSとして評価されることになる。

機体構造(ストライクフリーダム)

頭部
スーパードラグーンや増強された火器の情報需要に対応するため、本体頭部の複合センサーは多層マルチアレイ化され、情報処理能力を強化されている。
頭部ブレードアンテナ基部にはイタリア語による数字標記(20を表す「venti」)、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第3期OPのストライクフリーダムのブレードアンテナ基部には、“Liberta Modifica(自由・改変)”の文字が書かれている。
装甲
外部装甲にはVPS装甲を採用し、優れた対弾性を持つ。一方で、各部には外部装甲を、内部骨格の動きに連動して可変移動させる機構が採用されている。内部骨格の動きに連動させた、外部装甲可変移動機構は、限りなく人体に近い可動と高い機動力を実現した機構である。しかし、同時に装甲の間に隙間を生み、防御力の低下を招いてしまう機構でもある。量子コンピュータによる戦闘シミュレーションでは被弾率0には成らなかったものの、僅かな装甲の隙間による防御力の低下という不利点より運動性の向上という利点の方が大きいと判断され、さらに、開発を請負った技術者達の、キラに対する絶大な信頼が事を後押しし、導入に踏み切られた。この判断は正しく、実戦ではキラの操縦技術はシミュレーションのデータを凌駕しており、防御力の低下は問題が無かったどころか、もしこの機構が導入されていなかった場合、キラの反射速度に機体が追随出来なかったであろう事が判明している。また、この外部装甲可変移動機構は機体内部に漏れ出た光の排出にも寄与する。同システムは本機の成功によりデータが潤沢となったため、エースパイロット専用に同様のシステムを導入した機体も作られ始めている。
フレーム
ストライクフリーダムの内部骨格部材はPS装甲素材で造られており、対弾性に優れる。アクティブ状態ではゴールドにフェイズシフトし、人体のような柔軟な駆動性を持たせる。また、キラの卓越した技量故の反射速度の高さは、設計限度目一杯の負荷を機体にかけるため、高機動に耐えるべく、各部に振り分けられたパワーが関節部のPS装甲から光として漏れ出し、発光現象を引き起こす。
コクピット
フリーダムの後継機であるため、コックピットやOSは旧フリーダムと同系。コクピットにはマルチロックオンシステムを設け、多彩な火器の運用を可能としている。その反面、操縦には肉体的・精神的な負担が発生しており、このコクピットシステムの性能を発揮するためにはキラ・ヤマトやアスラン・ザラのようなコーディネイターの中でもトップクラスの人材を必要としている。
動力
ハイパーデュートリオンエンジンを採用。各種兵装やシステムのための膨大な電力を、半永久的に賄っている。

武装(ストライクフリーダム)

MMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲
頭部の近接防御機関砲。機構の内装に大きなスペースを必要とするという理由から排除する案も出されたが、実弾兵器に対する信頼の強さから最終的に残された経緯がある。実戦での使用は確認されていない。
MA-M21KF 高エネルギービームライフル
旧フリーダムに装備されたMA-M20 ルプスの改良モデル。両手で計2挺を携行し、二つのビームライフルを前後に連結することで、より長射程・高出力となる。複数敵機に対する攻撃に加え、遠距離・近距離戦といったあらゆる状況に対応する装備であり、使いこなすには、適切な状況判断を行うことが必要とされる。非使用時には、両腰にマウントされる(この際レール砲は背面にスライドする)。
MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル
MA-M01ラケルタの改良モデル。レール砲の側面にマウントされる。ザフトのセカンドステージ各機に採用されたヴァジュラ系のビームサーベルに対抗するために強化された。M01同様、2基のデバイスを連結させた「アンビデクストラス・ハルバード」モードとしても使用可能だが、キラが二刀流の高速戦闘を得意としていたため、使われることはなかった。「シュペール」とはフランス語で「スーパー」の意味。
MX2200 ビームシールド
両腕部に装備されたビームシールド発生装置。ハイペリオンに搭載されていたモノフェーズ光波防御シールドに、さらなる改良が加えられて完成した。従来の実体式シールドに比べ、防御機能は遥かに向上し、同時に総重量の軽減にも一役買っている。
MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
腹部に内蔵された大出力ビーム砲。ZGMF-X31S アビスと同型の装備だが、ハイパーデュートリオンエンジンからのエネルギー供給により威力と連射性能は向上している。固定装備のため機体正面にしか撃てないが、本機の搭載する武装の中でも特に高い威力を持ち、また構えずに撃てるため、乱戦などでは使い勝手が良い。その砲口はフレーム同様の金色にフェイズシフトする。コックピット直下にこの兵装が搭載されたことに伴い、コックピットとの間を遮蔽する超高精度鏡面壁とエネルギー防壁が完備され、不測の事態からパイロットを保護している。『SEED DESTINY』本編ではデスティニーの高エネルギー長射程エネルギー砲と激突し、互角の威力を見せている。
MMI-M15E クスィフィアス3レール砲
旧フリーダムのM15を発展させた両腰の電磁レール砲兼AMBACユニット。砲の格納形体は従来の3つ折り式から2つ折り式に小型化されているが、威力はむしろ向上している。また、M15と同様ビームサーベルラックおよびスラスターユニットとしての機能も有している。ビームライフルを両腰にマウントする際には、レール砲は後部にスライドされるため、その間は使用できない。
EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
ヴォワチュール・リュミエールシステム兼武装プラットフォームの機能を持つ、背部の可変式機動兵装ウイング。武装プラットフォームには、スーパードラグーンという兵装をマウントしているため、「スーパードラグーン 機動兵装ウイング」と呼ばれる。高出力の兵装を多数搭載するため、高品位・大容量パワーコンジットを内蔵した強度の高い大型マウントアームによって本体と接続されている。
ヴォワチュール・リュミエールシステム
スターゲイザーに搭載されていた惑星間航行用推進システムの発展形である光パルス高推力スラスター。その繊細な操作には優れた判断力と熟練が要求されるため、キラ以外が性能を最大限に発揮する事は困難である。ストライクフリーダムに搭載されたタイプは武装プラットフォームからスーパードラグーンをパージすることで、このスラスターを最大限に活用することができ、基部から青白い光の翼を放出し、より驚異的な高速戦闘が可能となる。D.S.S.D.は民間の非軍事組織であるが、ザフトが同システムの基礎技術を共有していた事から搭載に漕ぎ着けた。
ストライクフリーダムはこのヴォワチュール・リュミエールシステムの他、ウイング部に赤色の「ウイングスラスター」を設けている。
スーパードラグーン
武装プラットフォームに合計8基装備されたドラグーン。スーパードラグーンは第二世代ドラグーンをベースとしながら、キラの空間認識力に合わせて改良を加えたモデルとも評される。スーパードラグーンは、旧フリーダム以上の同時マルチロックオン能力と、変幻自在のオールレンジ攻撃能力を獲得しているが、マルチロックオンシステムの制御とスーパードラグーンの誘導には、膨大な量の情報処理をパイロットに要求するため、キラでなければ性能を最大限に発揮させることは不可能である。尚、地上での分離使用はできない。
MA-80V ビーム突撃砲
スーパードラグーンに内蔵されたビーム砲。放出される荷電粒子を、ビームソードのように砲口前方に固定することで、スーパードラグーンを格闘兵装として用いることも可能である。カオス、ガイアに搭載された「MA-81Rビーム突撃砲」と同系列の物。
ハイマットモード
前型のフリーダムより引き続き採用された形態。機動兵装ウイングを展開する事で姿勢制御を行い、機体に高い運動性をもたらす。
フルバーストモード
前型のフリーダムより引き続き採用された形態。腰部レールガンやビームライフル、スーパードラグーンといった火器類を前面に展開した状態。

劇中での活躍(ストライクフリーダム)

第39話から登場。ザフト軍グラスゴー隊の攻撃を受けるエターナルに艦載されており、カガリより借り受けたストライクルージュをかつての自分搭乗時のストライク仕様にしてブースター付きで救援に駆けつけたキラの手に渡った本機は、バルトフェルドがガイアで出撃し応戦して苦戦していた、ザクウォーリアやグフイグナイテッドなど全25機のMSをわずか2分で攻撃不能にし、ナスカ級3隻からなる艦隊を戦闘不能に追い込む。

オペレーション・フューリーではラクスを乗せたインフィニットジャスティスと手をつなぎながらオーブ海上に降下し、シン・アスカ駆るデスティニーにより撃墜寸前まで追い詰められていたカガリのアカツキに加勢し、デスティニーが撤退するまで防衛を果たす。続いて、レイ・ザ・バレル駆るレジェンドと組み補給を終え再出撃したデスティニーからの挟撃に遭うが、アスランが搭乗したインフィニットジャスティスの加勢で危機を脱しレジェンドとの交戦に専念。その間ロード・ジブリールが宇宙へ逃走し、戦略目標を失ったザフトが撤退したためオーブ防衛に成功する。

その後、新たに組織されたオーブ軍第2宇宙艦隊の所属機となった本機は、大量破壊兵器レクイエムを排除するために出撃(メサイア攻防戦)。地球に残ったカガリに代わって現場の最高指揮官となったキラ・ヤマト准将の乗機として序盤から多勢を相手に奮戦し、ミーティアを用いインフィニットジャスティスとの共闘などでステーションワンの破壊に成功する。そのままダイダロス宙域へと向かい戦闘が佳境を迎えると、ミーティアをパージし宇宙要塞メサイアから出撃してきたシンのデスティニー、レイのレジェンドを筆頭とする増援MS部隊などと交戦。ほどなくして、侵攻の遅延を打開するべく、自機と母艦のエターナルやドムトルーパー隊を残しての全軍先行を指示(命令)し、ザフト軍から離反したジュール隊などの加勢も受けながらメサイア増援部隊の足止めに従事する。そうして、レクイエムに猛進していったインフィニットジャスティスを追ってシンのデスティニーが離脱していくと、同じようにシンにアスランの追撃を指示しストライクフリーダムとの対決を買って出ていたレイのレジェンドが立ち塞がり、かつてのラウ・ル・クルーゼ駆るプロヴィデンスのイメージと重なる因縁じみた一騎討ちに突入するが、最終的にフルバーストの一斉射で胴体(バイタルエリア)のみを残す大破に追い込んで退ける。その後、再びミーティアを用いてエターナルと共にメサイアを攻撃し完全破壊する。

『FINAL PLUS 選ばれた未来』で追加され、『スペシャルエディション完結編 自由の代償』にも引き継がれた新規エピローグにて、オーブ・プラント間の終戦協議を経て最高評議会から招聘を受けたラクス・クラインが座乗するエターナルに随伴している。

『DESTINY』終了から1年後のC.E.75年を描いた映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』では、本編開始の半年前にアークエンジェルに引き渡された本機がテロリストに奪われて破壊活動を行う「フリーダム強奪事件」が発生。現場に駆け付けたファウンデーション王国の女王親衛隊「ブラックナイトスコード」(ブラックナイツ)のMS部隊によって本機は鎮圧され、このときに受けた損傷の修復と並行して、後述の「ストライクフリーダム弐式」へと強化される。

ストライクフリーダムガンダム弐式

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場。

「フリーダム強奪事件」で破損したストライクフリーダムに、新型融合炉の搭載や操縦系の更新などを行った改修機。従来型の駆動系を採用しつつ外装の形状が一部変更され、内部も後述のプラウドディフェンダーとの合体(エンゲージ)を想定した構造になっている。コックピットは世界平和監視機構「コンパス」所属機共通の全天周モニター方式に換装され、さらにメインシート右横にはディフェンダー側のパイロットが着座するためのサブシートが追加されている。ただし、ファウンデーション側のブラックナイトスコード各機に対しては旧式機に変わりはなく、機体を管理していたエリカ・シモンズからは、同じ改修機であるデスティニーSpec IIやインパルスSpec IIと総じて「心許ない」と不安視される。

武装の性能自体も改修前と変わっていないが、腹部の砲門や両腰のレールガン、ビームサーベルの形状が変更され、特にサーベルは初代フリーダムと同じ位置に移設されたことで、サイドスカートを移動することなく直接ビームライフルを懸架できるようになり、さらにリアスカートにも懸架場所が追加されている。さらにビームを無効化するブラックナイトスコードのフェムテク装甲(FT装甲)対策として、ゲルググメナースやギャンシュトロームが使用する実弾式の「試製35式改レールガン」2挺を携行する。ブレードアンテナ基部に追加されたハッチ内には、原子崩壊と核分裂抑制によって次元をも切り裂く威力をもつ「EQM-Y148 収束重核子ビーム砲ディスラプター」が内蔵されているが、エネルギー消費が激しいため本機単独では起動できず、ディフェンダーと合体したマイティーストライクフリーダムの状態かつ「コンパス」総裁であるラクスの承認を必要とする。

プラウドディフェンダー 

設計者のキラと、開発主導者であるスーパーミネルバ級MS惑星強襲揚陸艦「ミレニアム」の技術者アルバート・ハインラインら「コンパス」開発部が完成させた新型ウイング。ストライクフリーダムのような金色のパーツが差し込まれた白い可動翼が特徴で、バイクのような姿勢で搭乗する独特のコックピットシートを備える。

映画冒頭のミレニアムの格納庫内で開発中の姿が登場し、キラと会話中のアルバートが開発の遅れに対して不満を訴える場面が描かれる。ファウンデーション軍との最終決戦途間際に完成し、ストライクフリーダム弐式の援護に向かおうとしたラクスが搭乗する。

マイティーストライクフリーダムガンダム

フリーダム弐式の背部機動兵装ウイングをプラウドディフェンダーに換装した姿。ドッキング後はディフェンダー側のコックピットからラクスが移動して同乗する。ウイングから発せられるナノ粒子は、特定波長の電磁波を吸収して高電圧の雷を発生させる特性をもち、敵からの攻撃を防ぐと同時に雷での攻撃に変換するという「ディフェンダー」の名にふさわしい機能をもつ。実戦では、ブラックナイツと同じアコードであるラクスの脳波を介して制御され、マルチロックオンによって多数の敵機や敵艦を撃破する。右翼基部には、フリーダム弐式用の日本刀型実体剣「フツノミタマ」を備える。

劇中での活躍(弐式、マイティー)

オーブ・アカツキ島の地下ドック内で、デスティニーSpec IIやインパルスSpec IIとともに性能評価試験用に保管されていたところを、エリカの手配によってキラたちに供給され、オノゴロ島に停泊していたミレニアムに搭載されて宇宙に進出する。ファウンデーション軍に拉致されアルテミス基地に幽閉されたラクスの奪還作戦では、キラが救出に向かう時間を稼ぐ囮役としてアスランがパイロットを代行する。キラがパイロットに復帰してからは、敵のブラックナイツ近衛師団長シュラ・サーペンタインが搭乗するブラックナイトスコード シヴァ、加勢に参じたファウンデーション宰相オルフェ・ラム・タオとブラックナイツ国務秘書官のイングリット・トラドールが搭乗するブラックナイトスコード カルラの猛攻によって各部の武装を破壊され、機体も耐衝撃限界によるPSダウンに追い込まれるが、ズゴックに偽装したアスランのインフィニットジャスティス弐式に救われ、駆け付けたプラウドディフェンダーと合体してマイティーストライクフリーダムとなる。広域放電攻撃によって大量の敵機や軌道間全方位戦略砲「レクイエム」の中継衛星を、ディスラプターの出力80パーセント射撃によってメサイアの残骸ごとカルラの大型ドラグーン「ジグラート」3機を破壊するとともに、カルラの攻撃を無効化しつつ圧倒し、ディスラプターの接射とフツミノタマによる刺突攻撃で撃破する。戦闘終結後は地球にあるオーブの孤島へと降下する。

ライジングフリーダムガンダム

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場。

ストライクフリーダムの運用データをもとに開発された「コンパス」の新型機。機体設計はオーブ、武装の開発・製造はプラントの各メーカーが担当するなど、国家・体制の枠を超えた最新技術が集結しており、ストライクフリーダムなどよりも小型化が進んでいる。イモータルジャスティスと共通構造のフレームを採用しており、運用方法に応じた機体や武装のバリエーションを生み出せるマルチロール的な特性をもつ。さらに、地球と宇宙を往還する「コンパス」の活動範囲に対応すべく、イモータルジャスティスとともにムラサメの可変技術を導入した飛行型MAへの変形機構を有しており、単機での大気圏突入、および母艦から発射された陽電子砲のポジトロニック・インターフェアランスによる空気抵抗減少に乗じた離脱を行うことも可能としている。でさらに共通構造の全天周モニター式コックピットを採用している。作中でのコックピットモニターのOS起動表示画面では、連合軍・モルゲンレーテ社製のバッテリー駆動機と同じGeneral Unilateral Neuro-link Dispersive Autonomic Maneuver (G.U.N.D.A.M COMPLEX) が用いられている。

武装(ライジングフリーダム)

歴代系列機のように遠距離用武装に比重が置かれており、ウイングと全砲門を同時展開したハイマットフルバーストモードも継承されている。

MMI-GAU30 31mm近接防御機関砲 シュラークファング
歴代系列機と同じく頭部左右に2門を内蔵。
MA-M727A3 高エネルギービームライフル
イモータルジャスティスと共通品である携行式ビーム砲。
MA-FZ51 ヴェルシーナ ビームサーベル
歴代系列機と同じく両腰アーマー上部に懸架され、柄の連結機能も継承されている。
RQM73 フラッシュエッジG-3 シールドブーメラン
両側面から展開するウイング前縁部分と上部先端に計3基のビームブレイド発生器を備えたシールド兼射出兵装。MA時は、ビームライフルの固定を兼ねて機体底面(胴体前面)に配置されるが、取り外した状態の大気圏突入にも対応している。作中ではフルバースト時の攻撃手段にも用いられる。
MMI-X525 インフェクタス ビームシールド
ストライクフリーダムと同じく両前腕装甲に発生器を内蔵する。
MMI-M2020 ヴァイパー3 レールガン
歴代系列機と同じく両腰アーマーに装備されており、砲身の中間部分がスライドして伸長する新構造が採用されている。
MA-BBF75 400mm超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハー
初代フリーダムのバラエーナと同じく、ウイングの中間部分に挟み込むようにして装備される。

劇中での活躍(ライジングフリーダム)

ミレニアム所属のヤマト隊隊長を務めるキラの搭乗機として、各地を転戦。デストロイやウィンダム、105ダガーなどで構成されるブルーコスモス残党のゲリラ部隊を単独、またはシンのイモータルジャスティスとの連携で多数撃破する。ファウンデーションとユーラシア連邦の軍事境界線上にあるオルドア地区では、ファウンデーション軍と共同でブルーコスモス残党の鎮圧および指導者ミケールの捕縛作戦にあたるが、ブラックナイツの謀略で精神操作されたキラが、ミケールの幻影を追ってユーラシア領へ侵入したことから反逆者認定され、ブラックナイトスコード各機の集中攻撃や、ファウンデーション側に寝返ったアグネス・ギーベンラートのギャンシュトロームに止めを刺されて大破する。

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脚注

注釈

出典

参考文献

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  • 玩具商品付属解説書(バンダイ、BANDAI SPIRITS)
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      • 『HG 1/144 ストライクフリーダムガンダム』2005年9月。 
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      • 『MOBILE SUIT IN ACTION!! フリーダムガンダム』2005年1月。 
      • 『MOBILE SUIT IN ACTION!! ストライクフリーダムガンダム』2005年7月。 
      • 『コズミックリージョン #7003 ストライクフリーダムガンダム』2005年11月。 
      • 『EXTENDED MOBILE SUIT IN ACTION!! フリーダムガンダム』2006年4月。 
      • 『MOBILE SUIT IN ACTION!! フリーダムガンダム』2005年1月。 
      • “超合金 マイティーストライクフリーダムガンダム”. 魂ウェブ商店 プレミアムバンダイ. 2024年2月1日閲覧。

関連項目

  • ガンダムシリーズの登場機動兵器一覧

外部リンク

  • フリーダムガンダム|昼MS【ガンチャン】 - YouTube
  • フリーダムガンダム(DESTINY)|昼MS【ガンチャン】 - YouTube

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