マシュー・チャールズ・ターナー(Matthew Charles Turner, 1994年6月24日 - )は、アメリカ合衆国・ニュージャージー州パークリッジ出身のサッカー選手。プレミアリーグ・ノッティンガム・フォレスト所属。アメリカ合衆国代表。ポジションはGK。
ニュージャージー州パークリッジで生まれたターナーは、セントジョセフ・リージョナル・ハイスクールに通っていた。
ターナーは大学生活をフェアフィールド大学で過ごした。大学では、39試合に出場し、21試合のクリーンシートを達成した。4年目のシーズンには、オール・メトロ・アトランティック・アスレチック・カンファレンスのセカンドチームに選出された。
大学生活で最も注目されたプレーは、2013年10月16日、アイオナとの対戦でオウンゴールというミスを犯してしまったプレーである。試合は2-1で敗れた。
また、プレミアデベロップメントリーグのジャージー・エクスプレスSCでプレーし、2014年にチームをPDL国内準決勝に導いた。
2016年のMLSスーパードラフトでは指名されなかったターナーだが、プレシーズントライアルを経て、2016年3月3日にMLSのニューイングランド・レボリューションとプロ契約を結んだ。4月29日にユナイテッドサッカーリーグのリッチモンド・キッカーズにレンタルで加入すると、翌日のトロントFCⅡ戦でプロデビューを果たした。
2018年3月3日、ニューイングランド・レボリューションの開幕戦であるフィラデルフィア・ユニオン戦でMLSデビューを果たした。試合は2-0で敗れたものの4セーブをマークする活躍をした。
2020年、ニューイングランド・レボリューションのファンはターナーにレボリューションチームMVPを、チームメイトはレボリューション・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを、レボリューションサポーターグループのミッドナイトライダーズはミッドナイトライダーズ・マン・オブ・ザ・イヤーを投票した。
2021年8月25日、2021年MLSオールスターゲームで、リーガMXのオールスター相手に2本のペナルティーキックをセーブする活躍をした。
2022年2月11日、ニューイングランド・レボリューションより同年6月下旬からプレミアリーグのアーセナルに加入する事が公式発表された。2022年6月27日、アーセナルからも移籍の公式発表がされた。背番号は30番。同年9月8日、UEFAヨーロッパリーグのFCチューリッヒ戦でアーセナルのトップチーム公式戦デビューを果たした。
2023年8月9日、ノッティンガム・フォレストFCに完全移籍した。4年契約で、移籍金は約1000万ポンドとみられている。
2021年1月31日、トリニダード・トバゴ代表との親善試合で代表デビュー。
2021 CONCACAFゴールドカップでは全6試合に出場し、アメリカ代表の優勝に貢献した。その大会のベストゴールキーパーに選ばれた。
2022年11月9日、2022 FIFAワールドカップのアメリカ代表メンバーに選出された。同大会では正守護神としてベスト16でオランダ代表に敗退するまでの全4試合に先発フル出場し、グループステージ突破に大きく貢献した。
2020年にリトアニアのパスポートを取得。彼の曽祖母は第二次世界大戦中にリトアニアから移住してきた。父親の家族はユダヤ人で、入国審査の際に苗字がターナーに変更された。
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