公害等調整委員会(こうがいとうちょうせいいいんかい、英語:Environmental Dispute Coordination Commission)は、日本の総務省の外局の一つで、公害等調整委員会設置法に基づき、1972年(昭和47年)に土地調整委員会と中央公害審査委員会が統合する形で設置された 行政委員会である。
概要
この委員会は、
- 公害紛争について、あっせん、調停、仲裁及び裁定を行い、その迅速かつ適正な解決を図ること
- 鉱業、採石業又は砂利採取業と一般公益との調整をはかること
を目的としている。
沿革
- 1951年1月31日:総理府の外局として、土地調整委員会が発足する。
- 1970年11月1日:総理府の機関として、中央公害審査委員会が発足する。
- 1972年7月1日:総理府の外局として、公害等調整委員会が発足する(土地調整委員会及び中央公害審査委員会を廃止統合)。
- 2001年1月6日:中央省庁再編に伴い、総務省の外局となる。
内部組織
- 公害等調整委員会
- 委員長(両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命。任期5年、再任可)
- 委員6人(うち3人は非常勤。いずれも両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命。任期5年、再任可)
- 専門委員30人以内(非常勤。総務大臣が任命。専門事項調査終了時に解任)
- 事務局
委員長及び委員
2022年7月1日現在、委員会の構成は以下のとおり。
歴代委員長
- 退任日に付した(願)は依願退任、(改)は組織改廃による自動的退任、付していないものは任期満了。
- 委員長代理の在任期間は「委員長代理の指定を受けていた全期間」ではなく実際に委員長の職務を行った期間を記載する。
所管法人・財政・職員
総務省の該当の項を参照
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 公害等調整委員会
- 公害等調整委員会設置法 - e-Gov法令検索
- 公害紛争処理法 - e-Gov法令検索
. Source: