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ブラッド・バード


ブラッド・バード


ブラッド・バードBrad Bird、1957年9月24日 - )は、アメリカ合衆国のモンタナ州カリスペル生まれの映画監督、脚本家、アニメーション作家。

アニメーション映画『アイアン・ジャイアント』で映画の初監督を担当し、長編アニメーション部門で『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』の2作品がアカデミー賞を獲得。

来歴

11歳から13歳にかけて初めてのアニメーション作品を制作する。14歳の時、その作品がウォルト・ディズニー・スタジオに注目され、同スタジオにてアニメーション制作の指導を受ける。このときバードを指導したのがナイン・オールドメンの1人であるミルト・カールであり、バードは彼を師匠と仰いでいる。その後、カリフォルニア芸術大学に入学、アニメーションを学ぶ。またここで、後にピクサーの監督となるジョン・ラセターと出会っている。

卒業後、ディズニーに就職するが短い期間しか在籍せず、1981年に公開された『きつねと猟犬』の制作に関わったのち退職する。その後、テレビドラマの監督や映画脚本などを手がけている。また一時期、アンブリン・エンターテインメントに所属しており、『世にも不思議なアメージング・ストーリー』『ニューヨーク東8番街の奇跡』の制作にも関わっている。

1989年、『ザ・シンプソンズ』の制作プロダクションであるクラスキー・シスポに席を置き、『ザ・シンプソンズ』の第1シーズンに演出家として携わる。数年間『ザ・シンプソンズ』や、その他のテレビアニメ制作においてエグゼクティブ・コンサルタントとして従事する。

初監督映画作品『アイアン・ジャイアント』を制作するため、ワーナー・ブラザースに移籍。この作品は評論家から絶賛されたが興行的には成功せず、その後『Mr.インクレディブル』の制作に移る。当初この作品はワーナー・ブラザース製作の2Dアニメーション作品として進められていたが、ワーナー・ブラザースのアニメーション部門凍結により、制作が頓挫する。そこへ旧友ジョン・ラセターから誘いがあり、ピクサーに迎えられたブラッド・バードは3DCGアニメーション作品として『Mr.インクレディブル』の制作を再開、2004年に公開される。この作品は第77回アカデミー長編アニメ賞を受賞し、アニー賞では全10部門制覇を成し遂げた。

2007年に公開されたピクサー作品『レミーのおいしいレストラン』では降板したヤン・ピンカバに代わって急遽監督を引き継いだ。すでに出来上がっていたキャラクターデザインや脚本を大幅に改訂して制作した本作は第80回アカデミー長編アニメ賞、2007年度のアニー賞を受賞した。その後、1906年に発生したサンフランシスコ地震を題材にした実写長編作品『1906』(ワーナー・ブラザースとディズニー/ピクサーによる共同製作)の制作に取り掛かるも、予算面で制作が中断。トム・クルーズ製作・主演の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の監督オファーを受け、自身初の実写映画監督作品となった。

2009年の第66回ヴェネツィア国際映画祭で、ジョン・ラセター、ピート・ドクター、アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチと共に、アニメ映画への多大な貢献を評価され栄誉金獅子賞を受賞した。

フィルモグラフィ

出演

関連項目

  • A113

脚注

外部リンク

  • ブラッド・バード - allcinema
  • ブラッド・バード - KINENOTE
  • Brad Bird - IMDb(英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ブラッド・バード by Wikipedia (Historical)