加茂地区(かもちく)は、千葉県市原市の地区。市原市役所加茂支所が管轄している。
市原市南部に位置する。市原市市制施行後の1967年に南総町と合わせて市原市に吸収合併された加茂村全域をもって構成されている。
加茂地区は、市原市の地区の中で、全域が都市計画地域に含まれていない唯一の地区であり、面積が最も大きく、人口規模が最も小さい。また、北以外のすべての方角において他市町村と接している唯一の地区である。
平地は養老川流域の一部に限られ、主に山林、ゴルフ場、農地が中心の土地利用となっている。
高瀧神社(旧名・加茂神社)は、白鳳年間(7世紀後半)にはすでに所在していたという古い神社で、加茂社を祀っていたために村名を「加茂村」と改めた。その後1875年の宮原村との合併で高滝村となり一時消滅した。しかし1954年には高滝村が富山村、白鳥村、里見村と合併し、その際「加茂村」という呼称は再び復活した。現在の加茂地区の全範囲が村域と一致する。1967年10月1日、市原郡加茂村は、同じ市原郡南総町及び市原市と合併し、村名から市原市加茂地区となった。この際、市内の全く異なる場所に大字加茂が存在することになったが、これは由来は同じく加茂神社からでも加茂地区のものとは別の神社である。
地区内に存在する町丁字は以下のとおりである。一部、現存するか不明のものや入会地の大字が存在する。
2017年5月1日現在の人口は以下のとおりである。
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