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村中悠介


村中悠介


村中 悠介(むらなか ゆうすけ、1979年7月12日 - )は、日本の実業家、アニメプロデューサー。『合同会社DMM.com』最高執行責任者COO、『合同会社EXNOA』最高経営責任者CEO、『シントトロイデン(ベルギーサッカー1部リーグ)』会長、『DMM VENTURES』インベスター、『株式会社インフラトップ』取締役、『株式会社ONE DAY DESIGN』取締役COO、『アビスパ福岡株式会社(Jリーグクラブ)』取締役、『DMM TV』総合プロデューサーである。北海道苫小牧市出身。

概要

2002年(平成14年)に『DMM.comグループ』入社。アダルト動画配信事業を始め、電子書籍事業、公営競技事業、アミューズメント事業など数多くの事業を立ち上げ、現DMM.com 全売上の半数近くを作り上げる。

2011年(平成23年)より取締役、2018年(平成30年)より最高執行責任者COOに就任。現在はアミューズメント事業、イベント事業、ニューコマース事業、アニメーション事業、公営競技事業、フットボール事業、MVNO事業、オンラインサロン事業、VAPE事業、経営企画室、他40以上の事業を横につなげ、数値管理をしながらシナジーを起こす。DMM.comではナンバー2のポジション。

その後、『合同会社EXNOA』最高経営責任者CEO、『シントトロイデン(ベルギーサッカー1部リーグ)』会長、『DMM VENTURES』インベスター、『株式会社インフラトップ』取締役、『株式会社ONE DAY DESIGN』取締役COO、『アビスパ福岡株式会社(Jリーグクラブ)』取締役、『DMM TV』総合プロデューサーを兼任。

経歴

幼少期~学生時代

1979年(昭和54年)北海道苫小牧市生まれ。両親ともども会社員で共働きをしていた。

小学校5年生から学校の部活動でサッカーを始め、中学・高校とサッカー部に所属。毎日、部活動に励み、アイスホッケーも掛け持ちするようなスポーツ青年だった。

1991年Jリーグ発足の1年前の1990年(平成2年)小学校6年生のとき、苫小牧市のサッカー場に住友金属(後の鹿島アントラーズ)のジーコが訪れて町中が大騒ぎ、ジーコの生のプレイをみて感動した。サインも貰った。後にサッカー事業に力を入れたいと思う動機にも繋がる。また4才上の従兄で元アイスホッケー日本代表のH.C.日光アイスバックス監督を務めた村井忠寛(ただひろ)の影響も多大に受ける。

中学はサッカー部に所属。ジーコの背中を追いかけサッカー漬けの毎日で、地元の工業高校建築科へ進学、サッカー部の道を選んだ。

東京上京~就職

1998年(平成10年)高校卒業後、経済的に余裕がないことから就職を選択。東京の大学(東洋大学)にいた従兄の忠寛の影響で、八王子市の『株式会社田中建設』に就職。住み込みで現場監督を務めた。初任給14万ながら人間関係や集団で物事を完結する難しさを学ぶ。

2001年(平成13年)『株式会社田中建設』退職。同期だった人間と一緒に辞めて同居、新しいことにチャレンジしようと思う。その間にドトールコーヒーで正社員の面接を受けたり、アパレル関係、吉野家でアルバイトをしながら「自分が経営者なら効率よくできる」とイメージをして働いていた。

2002年(平成14年)コンビニで求人雑誌「doda(デューダ)」を見ていたところDMM.comグループ会社の求人を目にする。7人程度の規模の会社で入社する。動画配信事業に配属され、全国店舗に映像コンテンツを卸す営業に就く。入社2年目にはエリアマネージャーを担当。

2004年(平成16年)DMM.comができたタイミングで社内公募があり、創業者の亀山敬司の助言でデジタルメディアマート(のちの合同会社DMM.com)へ転籍する。当時のDMM.comは10人も満たないヲタクだらけの集団だった。東京にあるDMM.comと、石川県にあるDoogaを兼務。転籍初日の仕事は当時の代表取締役社長・松栄立也の引っ越しだった。3ヶ月のお試し期間が終わった後、子会社に戻ろうか会長の亀山に相談しに行ったところ「外で2時間、考えてから来い」と忠告を受け、決心を固めた。その後、レンタル、動画、通販、同人、電子書籍などコンテンツホルダーに許諾を取る営業を担当。並行して伸びそうなサービスを自分で考え、動画定期配信サービスを立ち上げた。営業とPM(プロジェクトマネージャー)を1人で兼務、心身ともに鍛えられた。

転機~事業責任者~COO

2005年(平成17年)DMM.com初のライブ配信事業を担当。総合格闘技「PRIDE」とライブ配信を交渉。翌年の2006年(平成18年)末に大会を配信、1人でプロデュースを担当した。2007年(平成19年)「PRIDE」と合わせ、打撃系格闘技イベント「K-1」のライブ配信も成功させる

2008年(平成20年)「X JAPAN 伝説の復活ライブ」の独占配信を成功させる。契約交渉からウェブサイト制作まで全て担当した。同年、事業部化され、事業部長に就任。動画事業のPM(プロジェクトマネージャー)をしながら契約交渉、金額交渉、ウェブ制作全てを担当する。2009(平成21年)PS3向け動画配信サービス「DMM.TV for Blu-ray Disc」を開始。

2010年(平成22年)「ポイントオークション」、アイドル公演生配信「AKB48 LIVE!! ON DEMAND」リリースを担当。2011年(平成23年)DMM.com取締役に就任。DMMマネーカード(現「DMMプリペイドカード)、コンビニでの「DMMギフト券」取り扱い、2012年(平成24年)チャリロト取り扱い開始(現「DMM競輪」)。

2017年(平成29年)シントトロイデン(ベルギーサッカー1部リーグ)の経営権を取得し会長に就任。アニメーションレーベル「DMM pictures」を設立し、数々のアニメ作品の製作、企画に携わる。

2018年(平成30年)合同会社DMM.com 最高執行責任者COOに就任、No.2のポジションを任される。株式会社インフラトップを買収し取締役に就任し、プログラミングスクール「DMM WEBCAMP」をスタート。コーポレートベンチャーキャピタル「DMM VENTURES」を立ち上げる。

2019年(令和元年)合同会社EXNOA 最高経営責任者CEOに就任。ゲームプラットフォーム「DMM GAMES」を成長させる。

2021年(令和3年)朝日放送グループホールディングス株式会社との合弁会社である株式会社ONE DAY DESIGN 取締役COOに就任。インターネットとTV通販を融合した新規事業を開始。同年、アビスパ福岡株式会社(Jリーグクラブ)の一部株式を取得し、取締役に就任。

2022年(令和4年)新たな動画配信サービス「DMM TV」総合プロデューサーに就任。

人物

  • 父の影響でアニメや漫画、ゲーム好き。特に『沈黙の艦隊』『ドラゴンボール』とサッカーゲーム好き。
  • 若い頃はサニーデイ・サービスの音楽が好きで、苦労時に何度も助けられた。
  • 苫小牧市時代は人と同じことをするのが嫌いだった。友達がみんなB'zを聴いていたら「みんな聴いているので嫌い」という少年時代だった。故郷を飛び出たい反動が反骨精神を生み、みんなが聴いていない洋楽を探し回っていた。
  • 好きな言葉は「やらない後悔より、やって後悔したほうが良い」。若いときに滅茶苦茶、怒られたせいで「まあ死なないしなぁ」と開き直れた。
  • 2022 FIFAワールドカップのベスト8をかけた「日本vsクロアチア」戦終了後に自身のTwitterにて「2018W杯スタメン・大迫、乾、香川、原口、柴崎、長谷部、長友、昌子、吉田、酒井、川島。シントの経営権取ったのが2017。この時期、クラブレベルだと世界は遠かった。そんな中シントを経由してこんなにすごい選手たち(鎌田、遠藤、冨安、シュミット)が出てくれた。本当に感慨深い。本当にやって良かった」と投稿。クラブ経営における確かな手応えを感じたサッカーファンから「本当に貢献度高い」「DMMありがとう!」といったメッセージが寄せられ話題となる。さらにサッカーメディアから「STVVに在籍する香川真司や岡崎慎司、シュミット・ダニエルのほかに東京五輪のU24日本代表FW林大地やDF橋岡大樹にも期待の声。欧州移籍への玄関口としての役割を担っている。今後もSTVVからの有望な日本人選手輩出が期待」と寄稿された。

主な担当作品

テレビアニメ

  • 『艦隊これくしょん -艦これ-』(製作)
  • 『有頂天家族2』(製作)
  • 『捏造トラップ-NTR-』(企画)
  • 『DIVE!!』(製作)
  • 『アニメガタリズ』(企画)
  • 『恋は雨上がりのように』(製作)
  • 『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(ライセンス)
  • 『Dies irae』(企画)
  • 『いぬやしき』(製作)
  • 『ドメスティックな彼女』(企画)
  • 『ニル・アドミラリの天秤』(企画)
  • 『川柳少女』(企画)
  • 『みだらな青ちゃんは勉強ができない』(企画)
  • 『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(企画)
  • 『炎炎ノ消防隊』(企画)
  • 『真・中華一番!』(製作)
  • 『ダイヤのA actⅡ』(企画)
  • 『波よ聞いてくれ』(企画)
  • 『海獣の子供』(製作委員会)
  • 『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』(ライセンス)
  • 『プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜』(エグゼクティブプロデューサー)
  • 『ブルーピリオド』(企画)
  • 『ダンス・ダンス・ダンスール』(製作)

出演

テレビ

  • 『レギュラー番組への道 ワケあって顔出せません 「CASE1年商2640億円の男」』(NHK総合))

ラジオ

  • 『レットプレゼンツ クワダテ』(RKBラジオ)
  • 『経営トップに聞く!強みと人材戦略』(ラジオNIKKEI第1)

インターネット放送

  • 『日経テレ東大学』(YouTube) - 「にしたんクリニック」社長と対談

新聞

  • 学生新聞
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脚注

出典

関連項目

  • 亀山敬司
  • 松栄立也
  • 北海道出身の人物一覧#実業家
  • 苫小牧市#政治・行政・経済

外部リンク

  • 村中悠介 - NewsPicks
  • 村中悠介 - note
  • 村中悠介 (@muranaka_yusuke) - X(旧Twitter)
  • 村中悠介 (muranaka.yusuke) - Facebook
  • DMM.com Group

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 村中悠介 by Wikipedia (Historical)