オークラ(1973年12月10日 - )は、日本の放送作家。本名:河野 良(かわの りょう)。群馬県富岡市出身。日本大学理工学部土木工学科中退。既婚。
群馬県の建設業を営む裕福な家庭に長男として生まれる。1人の姉と2人の妹がいる。
少し変わった少年であり、両親に「誕生日に何が欲しい?」と聞かれ、散々考えた挙句、お金持ちの子供なら「ゲームが欲しい」や高価な物を欲しがるところを、オークラは「忍者の頭巾が欲しい」と答え、母親お手製の忍者頭巾を被り、1人で忍者ごっこをしたり、「家の色んなところで寝たい」と親に話し、「月に一度なら良い」と許可を得て、その日を楽しみにしていた。
子供の頃には家族旅行で毎年海外に行っていた。
中学に上がる前にすでに80kgある巨漢であったが、「このままではいけない」と決意した日から「お弁当は人参一本」という極端すぎるダイエットの結果、半分ほどに体重を落としてお笑い芸人となる。
1997年に作家活動を開始しプロダクション人力舎入り。アンジャッシュやアンタッチャブルがライブシーンで人気を得始めている時期だった。作家になる前は「細雪(ささめゆき)」(谷崎潤一郎の『細雪』に由来)というコンビで活動していたが、相方の突然の失踪にてコンビ解消。当時の芸名はオークラ劇場であり、現在の芸名はそこから取っている。ラーメンズ、アルファルファと組んでいたコントグループ「チョコレイトハンター」にも在籍していた。芸人時代はトーイボックスに所属。
コンビ解散後はあてのない毎日を送っていたが、バナナマンの設楽統に「やることないなら俺たちの手伝いすれば?」と言われたことがキッカケで放送作家に転向する。
2013年4月29日、一般女性と結婚。
2015年から『週刊プレイボーイ』にて「オークラの勝手に心配性」というコラムの連載を行っていた。
2021年12月3日、自身初の自伝となる著書「自意識とコメディの日々」を刊行した。
バナナマンとは若手の頃から公私共に交流が深く、バナナマンからも「第3のバナナマン」とも言われており、単独ライブには必ず携わっている。
構成作家としてバラエティ番組に参加するほか、ドラマの脚本を担当することもある。
「放送作家」と呼ばれることを嫌っており、名刺にも「脚本・構成」と明記している。
どんでん返しネタを得意とする。時に人間的な恐怖のオチもある。幼少期の実体験を元にしたネタをバナナマンが行なっている。
設楽から「ニイルセンの次に有名な裏方」と言われた事がある。
2012年、上記にある関係の深いバナナマンの日村勇紀が主演であるドラマイロドリヒムラの最終話で脚本を務める。監督は日村の相方である設楽統。
また上記バナナマンを初め、東京03やおぎやはぎなど多くの芸人の単独ライブに関わっており、2012年にはシティボーイズの単独ライブにネタを書いている。また、バカリズムが脚本を手掛ける「素敵な選TAXI」「黒い十人の女」にも脚本補助の立場として参加。
東京03は「文章ネタやシチュエーションコントなど様々なパターンを書ける」などと絶賛している。
このほかにもさまざまな芸人のライブに携わっている。(バナナマン、おぎやはぎ、東京03、ドランクドラゴンなど)
東京03のライブでは演目の最後のネタを毎回担当している。他にも「悪ふざけ公演」など単独ライブとは別の特別公演でも東京03と共に脚本を担当している。
ラフ×ラフ
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