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東京都第3区


東京都第3区


東京都第3区(とうきょうとだい3く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域

現在の区域

2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである。7区に属していた品川区北西部の第10〜13投票区が本区に戻り、品川区の分割が解消された一方、大田区の一部は26区に移行した。

  • 品川区
  • 大島支庁管内
  • 三宅支庁管内
  • 八丈支庁管内
  • 小笠原支庁管内

この選挙区は、日本の衆議院における選挙区の中で、もっとも南北に長い選挙区である。

期日前投票は各特別出張所でも投票できるが、2022年の区割り変更前までの選挙において品川区民は3区に住所がある大田区の特別出張所での投票はできず、大田区民は品川区の出張所では投票できなかった。また、島嶼部の小笠原諸島への交通の便は、東京港(竹芝桟橋)と父島(二見港)を結ぶ貨客船(所要時間25時間30分、おおむね観光シーズンは3日に1便、オフシーズンは6日に1便就航)しかないため、議員の地元での活動は困難を極め、実務上の弊害が生じる。

2017年から2022年までの区域

2017年(平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである。2017年の小選挙区変更により、品川区北西部の第10〜13投票区が7区へ、大田区西部の第6・第8投票区が4区へ移動された。

  • 品川区の一部
    • 品川第一・品川第二・大井第一・大井第二・大井第三・荏原第一・荏原第二・荏原第三・荏原第四・荏原第五・八潮の各地域センター管内
    • 大崎第一地域センター管内の東五反田1〜3丁目、西五反田1丁目、西五反田2丁目1〜21番、西五反田8丁目(4番1〜13号、5番、6番10〜23号、7・8番)、小山台1丁目、小山1丁目、荏原1丁目
    • 大崎第二地域センター管内(西五反田6・7丁目を除く)
      • 大崎1〜5丁目、西五反田8丁目(4番14・15号、6番1〜9号、9〜12番)、西品川1〜3丁目、広町1丁目、豊町1丁目、戸越1丁目
  • 大田区の一部
    • 嶺町・田園調布・雪谷・千束の各特別出張所管内
    • 鵜の木特別出張所管内の鵜の木2・3丁目
    • 久が原特別出張所管内(千鳥1丁目、池上3丁目を除く)
      • 北嶺町、久が原1〜6丁目、仲池上1・2丁目、東雪谷5丁目、南雪谷5丁目
  • 大島支庁管内
  • 三宅支庁管内
  • 八丈支庁管内
  • 小笠原支庁管内

2017年以前の区域

1994年(平成6年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである。

  • 品川区
  • 大田区
    • 嶺町・田園調布・鵜の木・雪谷・千束の各特別出張所管内
    • 久が原特別出張所管内(池上3丁目を除く)
      • 久が原1〜6丁目、南雪谷5丁目、北嶺町、千鳥1丁目(1番、2番の一部)、仲池上1・2丁目、東雪谷5丁目
    • 矢口特別出張所管内の千鳥1丁目(20・21番、23番の一部)、千鳥2・3丁目
  • 大島支庁管内
  • 三宅支庁管内
  • 八丈支庁管内
  • 小笠原支庁管内

歴史

中選挙区(旧東京都2区)時代は自由民主党の石原慎太郎の地元として知られたが、石原が小選挙区制導入前に議員を引退(のち復帰するが小選挙区からは立候補せず)したため、同じ清和政策研究会の栗本慎一郎が地盤を譲り受ける形となった。最初の選挙となった1996年以来、野党第1党(1996年は新進党、2000年 - 2014年は民主党、2017年は希望の党、2021年は立憲民主党)の松原仁と自民党が接戦を繰り広げている。

1996年には、現職の栗本が、松原(新進党公認・新人)や宇佐美登(新党さきがけ公認・現職)などを破り当選(松原vs宇佐美は、史上初の松下政経塾出身者同士の公選での戦い)。しかし、栗本はその後自民党を除名処分となり、内藤尚が新たに公認候補となった。

2000年の総選挙では、7人が立候補し混戦となったが、およそ1500票差で内藤などを破り松原(民主党)が初当選。2003年の総選挙では、自民党が石原の三男である石原宏高を公認するが、約9,000票の差を付けて松原が2選。以降、松原対石原の激しい保守対決が繰り返されている。

2005年の総選挙では、石原が松原を破り初当選し、松原は比例東京ブロックで復活当選した。2009年の総選挙では、再び松原が当選したが、2012年の総選挙では票が割れた影響もあり石原が約2,000票差で小選挙区で当選し、松原は比例復活当選した。

2014年の総選挙でも前回に続き、石原が小選挙区で当選、松原が比例復活当選した。

2017年の総選挙では、民進党東京都連会長であった松原が民進を離党し希望の党から出馬。しかし、東京都知事・小池百合子の排除発言などで希望の党は逆風となり、松原も得票数を減らし、結果として石原が小選挙区3連勝を果たし、松原は比例復活当選した。

2021年の総選挙では、希望の党の解党後無所属であった松原が昨年に発足した新・立憲民主党から出馬。石原を公認する自民党は、岸田文雄総裁が投開票前日の最終演説を東京都第3区内の大井町駅前で行い、石原を支援したが、結果として松原が当選。石原は比例復活当選した。

第50回衆議院議員総選挙からは、東京都は25選挙区から5増の30選挙区に改定され、大田区の一部が新設の東京26区へ移ることとなった。

小選挙区選出議員

選挙結果

時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:47万83人 最終投票率:59.87%(前回比:4.01%) (全国投票率:55.93%(2.25%))

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:45万8241人 最終投票率:55.86%(前回比:0.40%) (全国投票率:53.68%(1.02%))

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:48万6466人 最終投票率:55.46%(前回比:8.15%) (全国投票率:52.66%(6.66%))

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:48万107人 最終投票率:63.61%(前回比:3.69%) (全国投票率:59.32%(9.96%))

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:47万4069人 最終投票率:67.30%(前回比:0.45%) (全国投票率:69.28%(1.77%))

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:66.85% (全国投票率:67.51%(7.65%))

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))

  • 栗本はその後離党、第42回は自由連合から12区に立候補し落選。
  • 宇佐美はその後民主党に移籍。4区に国替えし第43回で当選(現在は離党)。

脚注

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関連項目

  • 東京都選挙区

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 東京都第3区 by Wikipedia (Historical)



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