東京都第14区(とうきょうとだい14く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである。江戸川区の一部が16区・17区から入る一方、台東区の部分が2区に、荒川区が29区に移行された。
2017年(平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである。2017年の区割り変更により、台東区の一部が2区から本区に移行された。
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである。
1996年の総選挙では、新進党の西川太一郎が自由民主党の松島みどりを接戦で破り当選。2000年の総選挙で、西川は保守党から立候補し、2選(松島は保守党との選挙区調整で比例東京ブロック単独候補として、初当選している)。
2003年の総選挙では、前回の比例単独から再び選挙区公認候補に戻った自民党の松島、東京16区から転入した民主党の井上和雄、保守新党から立候補した西川が三つ巴の戦いとなったが、松島が僅差で井上を振り切り当選。2005年の総選挙では、松島が井上におよそ5万票の差をつけ圧勝した。
しかし、2009年の総選挙では民主党新人の木村剛司が前職の松島を破り初当選した。2012年の総選挙では、木村が日本未来の党へ移籍し選挙に臨んだが、民主党が元参議院議員(長崎県選挙区)の犬塚直史を擁立して分裂した影響もあり、松島が前回とは逆に5万票以上の差を付けて議席を奪還。木村は比例復活もできず議席を失った。
その後、松島は第2次安倍改造内閣で法務大臣に就任したが、選挙区内の住民にうちわを配布した公職選挙法に抵触する行為などの諸問題の引責により、短期間で辞任。2014年の第47回衆議院議員総選挙では一連の問題の影響が懸念された松島であったが、木村に比例復活を許さず2期連続当選した。和牛商法をめぐる問題が落選の遠因になった海江田万里(東京1区)とは対照的な結果となった。
2017年の第48回衆議院議員総選挙および2021年の第49回衆議院議員総選挙では、野党候補や泡沫候補の乱立により松島が10万票を超える得票で連勝した。
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:46万5702人 最終投票率:55.96%(前回比:4.18%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:45万2263人 最終投票率:51.78%(前回比:1.59%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:37万6054人 最終投票率:53.37%(前回比:7.07%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:36万9077人 最終投票率:60.44%(前回比:5.05%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:36万1677人 最終投票率:65.49%(前回比:0.74%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:64.75% (全国投票率:67.51%(7.65%))
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
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