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ポンキッキ


ポンキッキ


ポンキッキは、フジテレビ系列で2006年4月7日から2007年3月30日まで放送されていた子供向けテレビ番組。

概要

2006年 - 2007年時点では数少ない民放の子供番組で、1973年より放送された『ひらけ!ポンキッキ』・『ポンキッキーズ』・『ポンキッキーズ21』の後継番組にあたる。主に未就学児童を対象としたコーナーを中心に、数分の短いコーナーを組み合わせた構成。ウェブサイトや衛星放送でもコンテンツ放送・配信がなされた。

本シリーズでおなじみのキャラクターであるガチャピン・ムック以外は出演者が総入れ替えされ、新レギュラーにウエンツ瑛士が起用された。番組リニューアルに際し『ポンキッキーズ』から始まった「P-kiesウィンドウ」が廃止され、スタジオセットは全く登場せずにロケ中心となった。

2007年3月をもってポンキッキシリーズは34年にわたるフジテレビでの地上波での放映を終了し、フジテレビとしては『ママとあそぼう!ピンポンパン』から40年続いたレギュラーの子供番組は2018年の『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』まで消滅することになった。BSフジでは最終回のみ放送されなかった。

2008年4月7日より、BSフジにて新シリーズとして『Beポンキッキ』を放送。

出演者

レギュラー

  • ウエンツ瑛士
  • 森本レオ(オープニング・エンディング、『きかんしゃトーマス』ナレーション)
  • 有野晋哉(2006年12月 - 2007年3月)
  • キグルミ(2007年1月 - 3月)
  • 関根麻里(2007年3月)

キャラクター

  • ガチャピン(声:雨宮玖二子)
  • ムック(声:松田重治)
  • Pちゃん
番組開始当初に数回登場したが、後期は出番が全く無かった。
  • ポン&キッキ
  • コニーちゃん(声:クリス智子)
  • チビミミナガバンディクート(声:イズミカワソラ)
2006年10月に『東京キッズクラブ』で放送されていた「はたらくくるま」のコーナーが2回放送され、声のみ復活した。

その他

  • air:man(2007年)
楽曲「おいでよゴリンゴ」の振り付けを担当。

コーナー・コーナードラマ

主なコーナー

  • タイトルコールメッセージ
  • ガチャピンチャレンジ
  • 今月のどうよう
  • きかんしゃトーマス 第8シリーズ
    2004年に本国で放送されていたシリーズを2年遅れで放送。番組終了後、第9シリーズ以降は2008年4月2日よりテレビ東京『のりスタ』に放送権が移された。
  • ポンポン ポロロ 第1シリーズ
    世界29カ国で放送される3DCGアニメ。ポロロの声は渡辺久美子、ナレーションは石黒賢。

※「きかんしゃトーマス」、「ポンポン ポロロ」は5月以降、週交代で放送された。

  • ジャカジャカジャンケン
    今回からコニーちゃんの服装が変わり、カエルのニュートンなどのサブキャラクター達の代わりにコニーちゃんが作ったロボット「コニロボ」が登場した。
    当コーナーでは7月から8月の間、劇場版『ブレイブ・ストーリー』のキャラクターがゲスト出演した。
  • あしがたどうぶつえん( - 2006年秋)
  • ママのいちばん!( - 2006年夏)
    ウエンツが視聴者の家を訪問し、子供と一緒に様々な料理を作るコーナー。このコーナーではウエンツが様々な野菜・料理の被り物を着け、使用された被り物はコーナー終了後に視聴者にプレゼントされた。
  • ポンとプレゼント!(2006年夏 - 秋)
    ウエンツとガチャピン・ムックが様々な仕事をしている人に番組特製の雑巾、手袋などのプレゼントをし、その仕事の体験(動物園、パン屋、水族館の掃除、フジテレビ本社の窓ふきなど)や観光などをするコーナー。後にプレゼントは無くなり、仕事体験のみとなった。
  • ラッキーでハッピー(2007年冬)
    ウエンツとガチャピン・ムックが保育園や幼稚園などに訪問し、「ラッキーでハッピー」のダンスをする。最終回はこれまでのダンスがダイジェストで放送された。
  • みんなのリクエスト(2006年夏のみ)
    ウエンツが視聴者から届いた歌のリクエストを紹介するコーナー。
  • 中国語教室(2006年夏 - 冬)
    ペープサート風のガチャピン・ムックが、中国語について学ぶパペットアニメーション。
  • くりさん昆虫記(2006年冬)
    エンディングで放送。昆虫学者から提供された、様々な昆虫の自然映像。
  • きょうはめでタイ(2006年冬 - )
    フジテレビアナウンサーやフジテレビの様々な番組の出演者が、最近の私生活でめでたかったことについて語るコーナー。2006年冬『いけいけ!ガッチャピン』編でピエール瀧が、8年ぶりにポンキッキシリーズに出演。また、『あいのり』編では当番組のMCでもあるウエンツもこのコーナーに出演した。
  • ビーンワールド(声の出演:劇団ひとり、2006年12月 - )
  • ポンキッキえかきうた(2006年12月 - )
    有野晋哉扮する「ありのあり」が、視聴者から届いた絵描き歌を紹介するコーナー。
  • くいしん坊ムックの日本全国たべあるき(2007年)
    ムックが全国の漁港を訪問する。
  • ニッポン流ってかっこいい(2007年3月)
    関根麻里が、茶道について学ぶコーナー。

イベント・企画

  • ガチャピン・ムック カー
2006年夏、日産自動車とフジテレビKIDSが共同で「ガチャピン・ムックカー」を製作した(ベースはガチャピンカーがセレナ20S、ムックカーがラフェスタハイウェイスターで、両方ともMC前)。窓にはガチャピンとムックの絵や、「ポンキッキ」のロゴが印刷されている。それを記念して、楽曲「はたらくくるま」のガチャピン・ムックカーバージョンが制作され、同年に行われたお台場冒険王で初披露された。
  • 川嶋あいとガチャピン・ムックのライブ
2007年1月頃に、フジテレビ本社前で行われた。

※サタキッズLIVEについては「チルドレンタイム」を参照。

楽曲

  • 四字熟語の歌(奥華子)
  • ラッキーでハッピー(ウエンツ瑛士&ガチャピン・ムック)
  • 今日はめでタイ!(キグルミ)
    上記コーナーのテーマソングのカバー版。
  • おいでよゴリンゴ(ソウルコントロール)
    MVは通常のアニメーション版と、air:manによる実写の振り付け映像の2種類存在する。
  • ○△□(山口智充)
    放送初回はレコーディング映像が放送され、翌週からは通常のMVが放送された。
  • さあ冒険だ アレンジ版
    • オーケストラバージョン
    提供紹介映像のBGMに使用されることが多かった。BSフジ『ガチャピンClub』では、毎年春のアイキャッチのBGMとして使用されていた。
    • ロックバージョン
    番組の提供紹介映像のBGMに使用されることが多かった。ガチャピンチャレンジ、サタキッズLIVEのBGMにも使われた。『ガチャピンClub』のBGMとしても使用されている。

今月のどうよう

  • 4月 - かわいいかくれんぼ(泉谷しげる)
  • 5月 - シャボン玉(RAG FAIR)
  • 6月 - たなばたさま(イルカ)
  • 7月 - かもめの水兵さん(岸谷香)
  • 8月 - 夏の思い出(森昌子)
  • 10月 - お猿のかごや(美空ひばり)
  • 11月 - 雪の降るまちを(広瀬香美)
  • 12月 - たきび(山下久美子)

※9月は4月から8月までの歌が週代わりで再放送されたため制作されず、2007年も制作されなかった。

タイトルコールメッセージ担当者

様々な芸能人が簡素なメッセージを言った後、「始まるよ、ポンキッキ!」とコールして番組が始まる。
  • 2006年4月 - 明石家さんま
  • 2006年5月 - 荒川静香
  • 2006年6月 - みのもんた
  • 2006年7月 - 谷亮子
  • 2006年8月 - 白鵬
  • 2006年9月 - 伊達公子
  • 2006年10月 - 羽生善治
  • 2006年11月 - 野口健
  • 2006年12月 - 南こうせつ
  • 2007年1月 - 松井秀喜
  • 2007年2月 - 宮沢和史
  • 2007年3月 - 南こうせつ、みのもんた、松井秀喜、明石家さんま(週交代で、過去のタイトルメッセージが再放送された)

スタッフ

  • 企画・エグゼクティブプロデューサー:小畑芳和
  • 構成:永井準、舘川範雄、佐藤修
  • 美術制作:武田方征
  • 美術進行:内山高太郎
  • 小道具:宮城淳
  • 大道具:岩崎たかし
  • パペット制作:山村エナミ
  • CAM(カメラマン):馬場雄二・三瓶由佳
  • AUD(音声):佐藤浩一・大塚勉
  • 照明:野崎克也
  • 編集:豊川勇、澤田成樹
  • 音効:西山知史
  • MA:吉田肇
  • TK:松本曜子、岡田紗代子
  • コレオグラファー:ラッキィ池田、振付稼業air:man
  • えかきうた監修:山田邦子
  • アニメーション:真賀里文子、木原庸佐、野中和隆、近藤真紀子、日本アニメーション、DEVILROBOTS
  • 協力:フジアール、光子館
  • 技術協力:八峯テレビ、FLT、IMAGICA、4-Legs
  • ディレクター:菅野温夫、春日聰、小野伸哉、森田悦弘、内野和佳子、稲本祐子
  • プロデューサー:中村雅一(フジテレビKIDS)、増當一也(2006年10月まで)、堀内善弘(2006年10月から)
  • 制作協力:FCC
  • 制作:フジテレビ・フジテレビKIDS

派生番組

フジテレビ系のBSデジタル放送局であるBSフジでは、過去に『ひらけ!ポンキッキ』『ポンキッキーズ』他で放送されたコンテンツを交え再編集を行った関連番組『Myポンキッキ』『東京キッズクラブ2』(後『ガチャピンClub』)を放送。また、フジテレビ運営のCS放送チャンネルフジテレビ721では「きかんしゃトーマス」を中心に歌などのコンテンツを放送する『チルドレンタイム ポンキッキwithきかんしゃトーマス』やお台場スタジオドリームメーカーなどで行われるステージライブを収録した『チルドレンタイムSP KIDSワークショップ』を放送した。

ネット局

詳細の無いものは第一回から最終回まで放送されたネット局。系列はネット終了時のもの。

脚注


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ポンキッキ by Wikipedia (Historical)


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