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夢咲ねね


夢咲ねね


夢咲 ねね(ゆめさき ねね、1984年7月4日 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団星組トップ娘役。

富山県富山市、富山第一高等学校出身。身長165cm。血液型A型。愛称は「ねね」。

所属事務所はキューブ。

来歴

2001年、宝塚音楽学校入学。

2003年、宝塚歌劇団に89期生として入団。入団時の成績は14番。月組公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」で初舞台。その後、月組に配属。

舞台映えする艶やかな美貌で注目を集め、2005年、彩輝直退団公演となる「エリザベート」で、新人公演初ヒロイン。タイトルロールとなる大役エリザベートを演じる。続く「BourbonStreet Blues」でバウホール公演初ヒロイン。

その後もスタイルの良さと粗削りながらも度胸の良さで、同期の白華れみと共に、新人公演やバウホール公演のヒロインを分け合いながら成長していく。

2007年の「大坂侍」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン。

2008年1月30日付で星組へと組替え。同年の「ブエノスアイレスの風」(日本青年館・バウホール公演)で、2度目の東上公演ヒロイン。後にコンビを組むこととなる柚希礼音の相手役を務める。

2009年4月27日付で星組トップ娘役に就任。「太王四神記」で柚希とのトップコンビ大劇場お披露目。

トップ就任後は、「ロミオとジュリエット」や「オーシャンズ11」、「眠らない男・ナポレオン」など話題作に多数出演し、2015年5月10日、「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を柚希と同時退団。トップコンビとしての任期は6年を超え、平成以降では和央ようか・花總まりコンビに次ぐ記録となった。

退団後は本名の赤根那奈名義で一時期活動していたが、現在は宝塚時代の芸名に戻している。

人物

実妹は元雪組トップ娘役の愛加あゆであり、同時期に姉妹が揃ってトップ娘役を務めるのは、宝塚史上初のこととなった。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

  • 2003年4 - 5月、月組『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場)

月組時代

  • 2003年6 - 8月、『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』(東京宝塚劇場)
  • 2003年9月、『なみだ橋 えがお橋』(バウホール・日本青年館)
  • 2003年11 - 2004年3月、『薔薇の封印』
  • 2004年4 - 5月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー)
  • 2004年6 - 10月、『飛鳥夕映え』『タカラヅカ絢爛II』
  • 2005年2 - 5月、『エリザベート』 - 新人公演:エリザベート(本役:瀬奈じゅん) 新人公演初ヒロイン
  • 2005年7 - 8月、『BourbonStreet Blues』(バウホール) - シンシア バウ初ヒロイン
  • 2005年9 - 12月、『JAZZYな妖精たち』 - モーリン、新人公演:ロージー(本役:城咲あい)『REVUE OF DREAMS』
  • 2006年1 - 2月、『あかねさす紫の花』 - 小月『REVUE OF DREAMS』(中日劇場)
  • 2006年5 - 8月、『暁(あかつき)のローマ』 - 新人公演:クレオパトラ(本役:城咲あい)『レ・ビジュー・ブリアン』
  • 2006年10月、『オクラホマ!』(日生劇場) - アド・アニー
  • 2007年1 - 4月、『パリの空よりも高く』 - カロン、新人公演:ミミ(本役:彩乃かなみ)『ファンシー・ダンス』 新人公演ヒロイン
  • 2007年5 - 6月、『大坂侍』(バウホール・日本青年館) - お勢 東上初ヒロイン
  • 2007年8 - 11月、『MAHOROBA』『マジシャンの憂鬱』 - エヴァ、新人公演:ヴェロニカ(本役:彩乃かなみ) 新人公演ヒロイン
  • 2008年1月、『ホフマン物語』(バウホール) - オランピア/ジュリエッタ/アントニア

星組時代

  • 2008年3 - 4月、『赤と黒-原作 スタンダール-』(ドラマシティ・日本青年館・愛知厚生年金会館) - マチルド
  • 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - マリー・グロショルツ、新人公演:イザベル(本役:花愛瑞穂)
  • 2008年11月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・バウホール) - イサベラ 東上ヒロイン
  • 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - ネティ、新人公演:シスター・サラ(本役:美穂圭子)『ア ビヤント』

星組トップ娘役時代

  • 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - キハ 大劇場トップお披露目公演
  • 2009年10 - 11月、『再会』 - サンドリーヌ『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)
  • 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - アーデルハイト/マリア・テレジア『BOLERO』
  • 2010年4 - 5月、『激情』 - カルメン『BOLERO』(全国ツアー)
  • 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座) - ジュリエット
  • 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - ポーラ
  • 2011年2月、『愛するには短すぎる』 - バーバラ・オブライエン『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(中日劇場)
  • 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - エストレーラ『めぐり会いは再び』 - シルヴィア・ド・オルゴン
  • 2011年8 - 9月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - エストレーラ『めぐり会いは再び』 - シルヴィア・ド・オルゴン(博多座・中日劇場)
  • 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - テス・オーシャン
  • 2012年3 - 4月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!』(ドラマシティ・日本青年館)
  • 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - モニカ『Celebrity』
  • 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - シャロン・カザティ『Celebrity』(全国ツアー)
  • 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - シルヴィア・ド・オルゴン『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - マドモワゼルエトワール/ゴールドアリエス/ヘーラ/ヴァルゴファムS(歌手)/エトワールフィーユS/アドレファム
  • 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 左明珠『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
  • 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - ジュリエット
  • 2013年10月、専科『第二章』(バウホール) - ジェニファー・マローン
  • 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - ジョセフィーヌ
  • 2014年4月、月組『TAKARAZUKA 花詩集100!!』(宝塚大劇場) Wエトワール
  • 2014年5月、専科『第二章』(日本青年館) - ジェニファー・マローン
  • 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - ディアナ・キャンベル『パッショネイト宝塚!』
  • 2014年11月、柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』(日本武道館)
  • 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - カテリーナ・デ・ラミレス『Dear DIAMOND!!』 退団公演

出演イベント

  • 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
  • 2004年10月、第45回『宝塚舞踊会』
  • 2004年12月、彩輝直バウ・パフォーマンス『熱帯夜話』
  • 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
  • 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年6月、『百年への道』
  • 2009年11月、第50回記念『宝塚舞踊会』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2011年4月、『ノバ・ボサ・ノバ』前夜祭
  • 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年10月、『演劇人祭 特別篇』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年3月、夢咲ねねミュージック・サロン『N-style』 主演

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

  • 2015年7 - 8月、『サンセット大通り』(赤坂ACTシアター・愛知県芸術劇場・シアターBRAVA!) - ベティ・シェーファー
  • 2016年4 - 6月、『1789 -バスティーユの恋人たち-』(帝国劇場・梅田芸術劇場) - オランプ
  • 2017年2月、『ビッグ・フィッシュ』(日生劇場) - ジョセフィーン・ブルーム
  • 2017年5 - 7月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場・中日劇場・梅田芸術劇場・博多座) - デイジー・ブキャナン
  • 2018年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』(帝国劇場・新歌舞伎座・博多座) - オランプ
  • 2019年1 - 2月、『ラブ・ネバー・ダイ』(日生劇場) - メグ・ジリー
  • 2019年4 - 5月、『笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-』(日生劇場・御園座・新川文化ホール・梅田芸術劇場・北九州ソレイユホール) - デア
  • 2019年11 - 12月、『ビッグ・フィッシュ』(シアタークリエ・アイリス・兵庫県立芸術文化センター) - ジョセフィーン・ブルーム
  • 2021年1 - 2月、『ポーの一族』(梅田芸術劇場・東京国際フォーラム・御園座) - シーラ・ポーツネル男爵夫人
  • 2021年10 - 11月、『October Sky-遠い空の向こうに-』(シアターコクーン・森ノ宮ピロティホール) - ミス・ライリー
  • 2022年1月、『天使は桜に舞い降りて』(サンシャイン劇場・名古屋市公会堂・ドラマシティ)
  • 2022年3 - 4月、『夜来香ラプソディ』(シアターコクーン・ビレッジホール・サンケイホールブリーゼ・長岡市立劇場)
  • 2022年6月、『スワンキング』(東京国際フォーラム・愛知・大阪・福岡) - エリザベート
  • 2022年8 - 9月、『8人の女たち』(サンシャイン劇場・ドラマシティ)
  • 2022年11 - 2023年1月、『東京ラブストーリー』(東京建物 Brillia HALL・ドラマシティ・アイリス・JMSアステールプラザ) - 関口さとみ
  • 2023年2月、『Ordinary Days』(俳優座劇場・TTホール) - クレア
  • 2023年5 - 7月、『ファインディング・ネバーランド』(新国立劇場・梅田芸術劇場・久留米シティプラザ・オーバード・ホール・愛知県芸術劇場) - メアリー・バリ
  • 2023年12 - 2024年1月、『赤と黒』(プレイハウス・ドラマシティ) - ルイーズ・ド・レナール
  • 2024年7 - 8月、『モダン・ミリー』(シアタークリエ・新歌舞伎座・ビレッジホール・博多座・昭和女子大学人見記念講堂) - ミス・ドロシー・ブラウン

ドラマ

  • 2017年2月、フジテレビ『ラブホの上野さん』第4話 - みのり
  • 2017年4月、テレビ朝日『警視庁捜査一課9係 season12』第3話 - 桜坂響子

映画

  • 2017年4月、『ろくでなし』 - 紀子

広告・CM出演

  • 2009 - 2015年、『阪急交通社』イメージキャラクター
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受賞歴

  • 2007年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2006年度新人賞
  • 2007年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
  • 2010年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2009年度努力賞
  • 2010年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 娘役賞
  • 2013年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2012年度優秀賞

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。 

外部リンク

  • 夢咲ねね公式ファンクラブサイト
  • 夢咲ねね 公式プロフィール
  • 夢咲ねね (@yumesaki__nene) - Instagram

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 夢咲ねね by Wikipedia (Historical)


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