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朝夏まなと


朝夏まなと


朝夏 まなと(あさか まなと、1984年9月15日 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団宙組トップスター。

佐賀県佐賀市、佐賀大学文化教育学部附属中学校出身。身長172cm。血液型A型。愛称は「まぁ」、「まなと」。

所属事務所は東宝芸能。

来歴

2000年、宝塚音楽学校入学。

2002年、宝塚歌劇団に88期生として入団。入団時の成績は10番。星組公演「プラハの春/LUCKY STAR!」で初舞台。その後、花組に配属。

抜群のスタイルと表現力豊かなダンスで頭角を現し、2005年の「マラケシュ・紅の墓標」で新人公演初主演。その後も4度に渡って新人公演主演を務める。

2008年のバウ・ワークショップ「蒼いくちづけ」で、バウホール公演初主演。

2010年の「BUND/NEON 上海」でバウホール公演単独初主演。同年の「CODE HERO」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初主演。

2012年6月1日付で宙組へと組替え。宙組異動後は、新トップ・凰稀かなめに次ぐ2番手とは明確にならない雌伏の時期が続く。

2013年の「風と共に去りぬ」で、ヒロインのスカーレットを役替わりで演じる。

2014年の「翼ある人びと」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演主演。同年の「ベルサイユのばら」で全国ツアー公演初主演。続く凰稀かなめ退団公演となるショー「PHOENIX 宝塚!!」で、最初で最後となる2番手羽根を背負い、翌年2月16日付で宙組7代目トップスターに就任。相手役には前任より引き続き実咲凜音を迎え、同年の「王家に捧ぐ歌」で新トップコンビ大劇場お披露目。実咲とは共に花組出身のトップコンビとなった。

2017年に実咲が退団後は相手役が不在となるが、同年11月19日、「神々の土地/クラシカル ビジュー」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。

退団後は東宝芸能所属となり、ミュージカルを中心に活動を続けている。

2020年、第45回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞。

エピソード

元AKB48の渡辺麻友は、朝夏のファンであることを公言している。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

  • 2002年4 - 5月、星組『プラハの春』『LUCKY STAR!』(宝塚大劇場のみ)

花組時代

  • 2002年8月、『あかねさす紫の花』『Cocktail』(博多座)
  • 2002年10 - 2003年2月、『エリザベート』 - 新人公演:黒天使(本役:桐生園加)
  • 2003年3月、『おーい春風さん』 - 船頭栄作『恋天狗』 - 村人(バウホール)
  • 2003年5 - 9月、『野風の笛』『レヴュー誕生』
  • 2003年10月、『二都物語』(バウホール・日本青年館)
  • 2004年1 - 5月、『天使の季節』 - 大使、新人公演:士官(本役:華形ひかる)『アプローズ・タカラヅカ!』
  • 2004年5 - 6月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー) - 警官
  • 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』 - 新人公演:チーフ(大伴れいか)『TAKARAZUKA舞夢!』
  • 2005年1 - 2月、『くらわんか』(バウホール) - 徳兵衛/貧乏神
  • 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - ニコラ、新人公演:リュドヴィーク・アドラー(本役:春野寿美礼)『エンター・ザ・レビュー』 新人公演初主演
  • 2005年8月、『マラケシュ・紅の墓標』 - アンリ『エンター・ザ・レビュー』(博多座)
  • 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - 新人公演:ヴィットリオ・ファブリッツィオ・ロッシ・ディ・カヴァーレ(本役:彩吹真央)『ASIAN WINDS!』
  • 2006年3 - 4月、『スカウト』(バウホール) - キンケード
  • 2006年6 - 10月、『ファントム』 - 従者、新人公演:フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵(本役:真飛聖)
  • 2006年11 - 12月、『MIND TRAVELLER-記憶の旅人-』(ドラマシティ・日本青年館) - ルーク・ベネット
  • 2007年2 - 5月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』 - 書生(杉野)、新人公演:明智小五郎(本役:春野寿美礼)『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』 新人公演主演
  • 2007年7月、『源氏物語 あさきゆめみしII』(梅田芸術劇場) - 三位の少将
  • 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』 - ミシェル、新人公演:ジェラール・クレマン(本役:春野寿美礼)『ラブ・シンフォニー』 新人公演主演
  • 2008年3月、『蒼いくちづけ』(バウホール) - ドラキュラ伯爵 バウWS主演
  • 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』 - アリ・ジム、新人公演:トマス・キース(本役:真飛聖)『Red Hot Sea』 新人公演主演
  • 2008年9 - 10月、『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』 - ジェロール・ロセロワ『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
  • 2009年1 - 3月、『太王四神記』 - チュムチ、新人公演:プルキル(本役:壮一帆)
  • 2009年5月、『哀しみのコルドバ』 - バシリオ『Red Hot Sea II』(全国ツアー)
  • 2009年7月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)/ジェラルド・ボリングボーク
  • 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - シャロン『EXCITER!!』
  • 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール) - クリストファー・ブレナン バウ主演
  • 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 子期
  • 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - ケビン『EXCITER!!』
  • 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - ジャスティン・ブルース 東上初主演
  • 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - デューイ・スタイン『Le Paradis!!(ル パラディ)』
  • 2011年6 - 9月、『ファントム』 - 若かりし頃のキャリエール/セルジョ/フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵
  • 2011年10 - 11月、『カナリア』(ドラマシティ・日本青年館) - ヴァンサン
  • 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - セレーニン『カノン』
  • 2012年4 - 5月、『長い春の果てに』 - アルノー『カノン』(全国ツアー)

宙組時代

  • 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - ジークフリード・キルヒアイス
  • 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - ジークフリード・キルヒアイス
  • 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - フェルナン『Amour de 99!!-99年の愛-』
  • 2013年7 - 8月、『うたかたの恋』 - ジャン・サルヴァドル大公『Amour de 99!!-99年の愛-』(全国ツアー)
  • 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - スカーレット/アシュレ 大劇場ヒロイン
  • 2014年2 - 3月、『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』(ドラマシティ・日本青年館) - ヨハネス・ブラームス 東上主演
  • 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - アンドレ・グランディエ/ジェローデル
  • 2014年8 - 9月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(全国ツアー) - ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン 全国ツアー初主演
  • 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - カール・ポンタス・リリホルン『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』 Wエトワール

宙組トップスター時代

  • 2015年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場・赤坂ACTシアター) - ジェリー・トラバース トップお披露目公演
  • 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - ラダメス 大劇場トップお披露目公演
  • 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ』 - ダニエル『シトラスの風III』(全国ツアー)
  • 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - ウィリアム・シェイクスピア『HOT EYES!!』
  • 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座) - ラダメス
  • 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - トート
  • 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - フェルナンド・デルバレス『HOT EYES!!』(全国ツアー)
  • 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - 北白川右京『VIVA! FESTA!』
  • 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
  • 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - ドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフ『クラシカル ビジュー』 退団公演

出演イベント

  • 2002年12月、『吉崎憲治オリジナルコンサート』
  • 2005年9月、春野寿美礼イン・コンサート『I GOT MUSIC』
  • 2005年10月、第46回『宝塚舞踊会』
  • 2006年4月、蘭寿とむディナーショー『Sensation!』
  • 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
  • 2008年11月、愛音羽麗ディナーショー『Prism』
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
  • 2011年3月、真飛聖ディナーショー『For YOU』
  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年5月、『王家に捧ぐ歌』前夜祭
  • 2015年9月、第53回『宝塚舞踊会』
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年9 - 10月、朝夏まなとディナーショー『LAST EYES!!』 主演

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

  • 2018年9 - 11月、『マイ・フェア・レディ』(東急シアターオーブ・久留米シティプラザ・上野学園ホール・梅田芸術劇場・日本特殊陶業市民会館・iichikoグランシアタ) - イライザ
  • 2018年12 - 2019年1月、『オン・ユア・フィート!』(シアタークリエ・博多座・アイリス・梅田芸術劇場) - グロリア・エステファン
  • 2019年4 - 5月、『笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-』(日生劇場・御園座・新川文化ホール・梅田芸術劇場・北九州ソレイユホール) - ジョシアナ公爵
  • 2019年9 - 10月、『LITTLE WOMEN-若草物語-』(シアタークリエ・日本特殊陶業市民会館・福岡市民会館) - ジョー
  • 2019年11 - 2020年2月、『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』(東急シアターオーブ・オーバード・ホール・静岡市清水文化会館・梅田芸術劇場・愛知県芸術劇場・博多座・まつもと市民芸術館) - デロリス・ヴァン・カルティエ
  • 2020年10 - 2021年1月、『ローマの休日』(帝国劇場・御園座・博多座) - アン王女
  • 2021年3 - 4月、『BARNUM』(プレイハウス・兵庫県立芸術文化センター・相模女子大学グリーンホール) - チャイリー・バーナム
  • 2021年4 - 5月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ) - トート
  • 2021年5月、『メリリー・ウィー・ロール・アロング』(新国立劇場) - ガッシー
  • 2021年8 - 9月、『王家の紋章』(帝国劇場・博多座) - アイシス
  • 2021年11 - 2022年1月、『マイ・フェア・レディ』(帝国劇場・全国) - イライザ
  • 2022年4 - 5月、『こどもの一生』(プレイハウス・WWホール・静岡市清水文化会館)
  • 2022年9月、『モダン・ミリー』(シアタークリエ) - ミリー・ディルモント
  • 2022年11 - 2023年1月、『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』(東急シアターオーブ・全国) - デロリス・ヴァン・カルティエ
  • 2023年3 - 5月、『SPY×FAMILY』(帝国劇場・兵庫県立芸術文化センター・博多座) - シルヴィア・シャーウッド
  • 2023年8 - 9月、『SHINE SHOW!』(シアタークリエ) - 鈴本真紀
  • 2023年11月、『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』(東急シアターオーブ・全国) - デロリス・ヴァン・カルティエ
  • 2024年7 - 8月、『モダン・ミリー』(シアタークリエ・新歌舞伎座・ビレッジホール・博多座・昭和女子大学人見記念講堂) - ミリー・ディルモント

ドラマ

  • 2018年6 - 7月、WOWOW『不発弾〜ブラックマネーを操る男〜』 - 岡田加津美
  • 2023年9月、テレビ朝日『科捜研の女 season23』第5話 - 菅原香奈枝
  • 2024年3月、フジテレビ『生ドラ!東京は24時 -Starting Over-』(2024年3月27日) - AYAKO
  • 2024年4月 - 6月、TBS『アンチヒーロー』

TV出演

  • 2012年10月、日本テレビ『嵐にしやがれ』

受賞歴

  • 2008年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2007年度新人賞
  • 2014年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2013年度努力賞
  • 2017年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2016年度優秀賞
  • 2020年、第45回『菊田一夫演劇賞』 - 演劇賞

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。 

外部リンク

  • 朝夏まなとオフィシャルサイト
  • 朝夏まなと 公式プロフィール
  • 朝夏まなと (@asakamanatomg) - X(旧Twitter)
  • 朝夏まなと (@asaka_manato_official) - Instagram

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 朝夏まなと by Wikipedia (Historical)