白井市(しろいし)は、千葉県の北西部に位置する市。
業務核都市に指定されている千葉ニュータウンに属する。
明治時代以来ナシの栽培が盛んであり、「しろいの梨」としてブランド化されている。
2001年(平成13年)市制施行。
以前は純農業地帯であったが、1979年(昭和54年)に北総線が開通して千葉ニュータウンへの入居が開始されたことにより、住宅都市として開発が進み、以降は人口が増加した。一方で北部では豊かな自然も多く残り、都市と自然のバランスがとれた開発が進められている。千葉ニュータウンをはじめとした市街地が広がっており、市民の約半分がこの地域に住んでいる。
読みは、「しらい」ではなく「しろい」である。2017年(平成29年)3月に行われた知名度調査によれば、「白井市を知っている」と答えた者の割合は隣接自治体でも鎌ケ谷市が86%、印西市が85.8%、船橋市が38.6%だった。ただし、隣接しない千葉県内の自治体では松戸市が40%、千葉市と市川市が20%だった。そのため市は知名度アップのための策として、2018年(平成30年)2月19日から26日まで、全国の名前に「色」がつく8つの鉄道駅および、字が似ていることから間違えられやすい京成電鉄 京成臼井駅(佐倉市)に、「白井」の名を大きく書いたポスターを掲示した。
東京都の都心から25キロメートル圏内に位置し、都市雇用圏における東京都市圏(東京都区部)のベッドタウンとしての性質が強い。東京都特別区部への通勤率は28.7%(平成22年国勢調査)。
2003年、印西市・印旛村・本埜村と2市2村の合併が検討され、2003年4月1日には「印西市・白井市・印旛村・本埜村合併協議会」が設立されていたが、2004年7月の住民投票で反対票が賛成票の倍以上を占める結果となり、合併計画は白紙となった。
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.20%増の61,674人であり、増減率は千葉県下54市町村中7位、60行政区域中9位。
郵便番号は以下が該当する。1集配局が集配を担当する。
日本ブルキナファソ友好協会の主たる事務所が市内にある。西アフリカの内陸国ブルキナファソにおいて、貧困・病気などに苦しむ人々を救済するために設立された非政府組織。
二次医療圏(二次保健医療圏)としては印旛医療圏(管轄区域:印旛地域)である。三次医療圏は千葉県医療圏(管轄区域:千葉県全域)。
医療提供施設は特筆性の高いもののみを記載する。
以下は廃校。
以下は廃校。 社会保険大学校
なお、東部(おおむね神崎川以東)では小室駅もしくは千葉ニュータウン中央駅が最寄り駅となるほか、南西部(冨士の一部)では新京成電鉄新京成線の鎌ヶ谷大仏駅が最寄り駅となる。
また、日本国有鉄道の成田新幹線および千葉県営鉄道北千葉線が市内東部を通過する計画を立てていたが、いずれも白紙となっている。
市内に空港はなく、千葉県成田市の成田国際空港(成田空港)および東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)が最寄りとなる。
国・県指定および国文化財一覧。
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