![モニカ・ヴィッティ モニカ・ヴィッティ](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/95/M_Vitti.jpg/400px-M_Vitti.jpg)
モニカ・ヴィッティ (Monica Vitti, 1931年11月3日 - 2022年2月2日) は、イタリアの女優。モニカ・ビッティとも表記される。
1931年11月3日、ローマでMaria Luisa Ceciarelliとして生まれた。10代の頃からアマチュア劇団に参加し、ローマの演劇学校で学んだ。その後、舞台女優としてヨーロッパを回った。
1954年に映画デビュー。1957年、ミケランジェロ・アントニオーニの劇団に参加し、『さすらい』に端役で出演した。以後、『情事』(1960年)、『夜』(1961年)、『太陽はひとりぼっち』(1962年)、『赤い砂漠』(1964年)とアントニオーニ監督作品の常連となり、世界的に知られるようになった。
1974年、『Polvere di stelle』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞女優賞を受賞した。1995年には第52回ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞した。
1960年代を通してアントニオーニとは公私ともにパートナーであり、1968年にはアントニオーニからプロポーズされたが、結婚することはなかった。その後、1995年、ロベルト・ルッソ(it:Roberto Russo)と結婚した。
2022年2月2日、死去。
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