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片麻岩


片麻岩


片麻岩(へんまがん、英語: gneiss)とは、変成岩の中で、片麻状組織を持つ岩石の総称である。

変成前の岩石

片麻岩は、鉱物や元素組成による分類ではなく、変成作用を受けた条件によって分類される。したがって、変成前の岩石が全く同じ変成岩であっても、変成時の条件によって、片麻岩となる場合もあれば、別の変成岩にもなり得る。さらに、片麻岩の変成前の岩も、1種類ではない。つまり、地球上には多種多様な片麻岩が存在する。

ただ、石英、長石、雲母などを主成分とする片麻岩が多い。

変成の条件

結晶片岩(片岩)とでき方は同じだが、変成時の条件が比較的低温で、変成があまり進まなかった物を結晶片岩と呼ぶ。これに対して、変成時の条件が比較的高温で、変成が進んだ物を片麻岩と呼ぶ。ただし、あまりにも高温の作用を受けた場合は、片岩になる場合もある。

また、変成前の岩石の組成によっては、それほど高温でなくても片麻岩になる場合もある。

注釈

参考文献

  • 都城秋穂・久城育夫 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 共立出版〈共立全書〉、1975年、ISBN 4-320-00205-9。

関連項目

  • 岩石 - 変成岩 - 広域変成岩
  • 岩石の一覧
  • 結晶片岩
  • 七宗町 - 日本で日本最古の石とされている片麻岩が発見された場所。

外部リンク

  • 地質標本データベース(地質標本館) … 検索窓に「片麻岩」と入力して検索

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 片麻岩 by Wikipedia (Historical)



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