サッカーナイジェリア代表(サッカーナイジェリアだいひょう、Nigeria national football team)は、ナイジェリアサッカー協会(NFF)によって構成されるナイジェリアのサッカーのナショナルチームである。愛称はスーパーイーグルス。ホームスタジアムは、首都アブジャにあるアブジャ・スタジアム。
1994年のアメリカ大会で初出場を果たして以来、ワールドカップには6回出場しているほか、アフリカネイションズカップでは優勝3回、1996年のアトランタオリンピックでは金メダルを獲得しているアフリカ屈指の強豪国である。若手選手の宝庫としても知られ、アトランタオリンピックで金メダルを獲得したメンバーらを中心に多くの選手がヨーロッパでプレーした。かつては元日本代表監督のフィリップ・トルシエも指揮を執った。
前述のオリンピック金メダルのほか、ワールドカップでは初出場のアメリカ大会でベスト16入りし、続くフランス大会でも死のグループと呼ばれた1次予選で優勝候補のスペインを破る波乱を起こし、再びベスト16へ進出するなど1990年代半ばから後半に活躍を見せている。しかし一方でアフリカサッカー界において顕著な協会・政界による現場介入も激しく、チーム内の騒動が影響してあっさり敗退するケースも多い。2006年のドイツW杯も本大会出場が期待されながら、アフリカ予選で敗退の憂き目に遭った。またグループリーグ敗退に終わった2010年の南アフリカW杯後にはこの結果に落胆した当時のグッドラック・ジョナサン大統領が、ナイジェリア代表に対して2年間の国際大会出場禁止を命令した。のちにFIFAからの批判を受けこの発言は撤回されたものの、またも政界からの介入を受ける結果となっている。
2013年にはアフリカネイションズカップで1994年以来3度目の優勝を飾り、同年のコンフェデレーションズカップに出場した。2014年のブラジルW杯では1998年以来4大会ぶりにベスト16へ進出したもののベスト16でフランスと対戦したが敗れた。その後、政府介入があったとしてチームに資格停止処分が下された。
2018年のロシアW杯は1勝2敗でグループリーグ敗退に終わった。なお、ここまで出場した6大会中、今大会を含め5度アルゼンチンと同組に入り、いずれもアルゼンチンに敗れている。2022年のカタールW杯アフリカ最終予選ではガーナと対戦しアウェーで行われた第1戦はスコアレスドローに、ホームで行われた第2戦でも1-1の引き分けにそれぞれ終わり、アウェーゴールルールによりドイツW杯以来4大会ぶりにアフリカ予選で敗退した。
※FIFAワールドユース選手権の成績も含む。
2023年9月10日時点
2023年9月10日時点
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