スュペル・リグ(トルコ語: Süper Lig、トルコ語発音: [ˈsypæɾ liɟ])は、トルコサッカー連盟(TFF)が主催している、トルコにおけるプロサッカーの最上位リーグである。スポンサー名を冠して、トレンディオール・スュペル・リグ(Trendyol Süper Lig)の名称が用いられる。
概要
スュペル・リグは欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟するトップリーグの1つであり、優勝クラブはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージへの出場資格を自動的に得る。毎年18から20クラブ(後節を参照)によって争われ、3クラブが降格し、TFF1.リグから3クラブが昇格する。シーズンは8月から5月までで、各クラブは34試合を戦う。試合は金曜日から月曜日に開催される。
リーグは1958年にミッリ・リグとして作られた。このリーグはトルコ国内初の全国リーグであった。これ以前は、アダナ、アンカラ、エスキシェヒル、イスタンブール、イズミル、カイセリ、トラブゾンといった各都市でリーグ戦が開催されていた。
2022-23シーズン終了時点のUEFAリーグランキングは12位である。これまでに、73クラブがスュペル・リグに参戦しているが、優勝杯を手にしたことがあるのはガラタサライ(23回)、フェネルバフチェ(19回)、ベシクタシュJK(16回)、トラブゾンスポル(7回)、ブルサスポル(1回)、イスタンブール・バシャクシェヒルFK(1回)の6クラブのみである。
大会方式
- リーグは8月から始まり5月に終了する。12月から1月にかけておよそ1か月のウインターブレイクが入り、18クラブによるホーム・アンド・アウェー方式の2回戦総当たり戦で争われる。
- 優勝クラブには翌年度のUEFAチャンピオンズリーグの本大会、2位クラブには予選3回戦の出場権が与えられ、またテュルキエ・クパス優勝クラブにはUEFAヨーロッパリーグの本大会、リーグ戦3位クラブには予選3回戦、4位クラブには予選2回戦の出場権が与えられる。シーズン最終順位が下位の3クラブは自動的に下部リーグであるTFF1.リグに降格する。
- 新型コロナウイルス感染症の影響により、2019-20シーズンの成績下位3クラブは降格することなく、2020-21シーズンは昇格する3クラブを含めた21クラブでリーグ戦を行う。
クラブ数の変遷
シーズン別大会名
- Turkcell Süper Lig(2005-2010)
- Spor Toto Süper Lig(2010-2017)
- Süper Lig(2017-2018)
- Spor Toto Süper Lig(2018-現在)
所属クラブ
- 2022-23シーズン
結果
歴代優勝クラブ
クラブ別優勝回数
- ベシクタシュJKはかつて開催されていたフェデラスィヨン・クパス(連邦杯)を全国選手権であるとみなしているが、トルコサッカー連盟はこの大会をスュペル・リグの前身の大会とはみなしておらず、フェデラスィヨン・クパスの優勝をスュペル・リグの優勝に分類できないとしている。ベシクタシュは、1956-57シーズンと1957-58シーズンのフェデラスィヨン・クパスの優勝をスュペル・リグの優勝と認めるよう、トルコサッカー連盟に正式に要請している。
監督別優勝回数
統計
歴代得点王
通算成績表
- 2012-13シーズン終了時点
通算得点数
2012年10月30日時点
通算出場数
2012年8月17日時点
脚注
関連項目
- クタラララス・デルビ
- トルコのサッカー
- サッカートルコ代表
外部リンク
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