『Fighting Girl』(ファイティングガール)は、2001年7月4日から9月19日までフジテレビ系「水曜劇場」枠で、毎週水曜 21:00 - 21:54(JST)に放送されたテレビドラマ。主演は深田恭子。全12回。
あらすじ
主人公・吉田小夜子は、常に「強くなりたい」と思っている19歳の少女。夏のある日、小夜子は韓国人留学生・宗亜美と出会う。価値観の違いから、互いの第一印象は最悪。しかし、自分を取り巻く現状に閉塞感を持っていた小夜子は、ひょんな事から湘南にひと夏限りの雑貨店「アンニョン」を開き、そこで亜美と一緒にオリジナルのリメイクTシャツ等を売る事に。国籍や性格、あらゆる点が違う二人は、衝突したり仲直りをしたり繰り返しながら次第に友情を深めていく。
キャスト
- 常に「強くなりたい」と思っている女の子。とても気が強く、気に入らない人はすぐ殴るほどである(そんな性格は父親譲り)。短大を中退後は洋品店でアルバイトをしていたが、接客態度の悪さなどが問題となり解雇される。電車内で着替えや化粧を平気でするなど公共でのマナーが守れない一面があり、それを見ていた韓国人留学生の亜美に注意され、そんな亜美とはこうして出会った。
- 韓国人留学生。電車内で着替えや化粧をしていた小夜子を注意するなどの真面目な性格。小夜子とはこうして出会った。
- お金持ちのボンボン。第1話で小夜子をレイプしようとしたが、小夜子の持ち前である”ファイティング”精神により追うのを諦める。
- その後、光夫の命令で司法試験を受けるべく家庭教師の洋輔とともに別荘で過ごしている。
- 元の見張り兼家庭教師。
- 小夜子の妹。視力を失い、目が不自由。体も弱い。
- 第1話にて吉田絞製作所に新入社員として入社し働いてきたが、冬実にキスをした事が祐三にバレて解雇される。
- 吉田絞製作所に長年勤めるベテラン社員だが、ある日突然ぎっくり腰となる。
- 元の父親。
- 吉田絞製作所の社員で、事務員。何か過去のありそうな女性。
- 小夜子と冬実の父で、吉田絞製作所の社長。妻を早くに病気で亡くし、男手一つで娘の小夜子と冬実を育ててきた。小夜子のようにとても気が強く、それに職人気質で頑固一徹な性格であり、冬実にキスをした土屋をすぐに解雇したほどである。。頑固一徹な性格ではあるが、娘の冬実が無事学校へ着いたか心配して学校まで確認電話をしたりするなどの過保護な一面もある。
ゲスト
- 第2回
- なぎさ:渚まゆみ(第4、6、9、11回)
- 祐三がいつも行っている飲み屋のママ。
- 第6回
- 矢作:北見敏之(第7話)
- 「アンニョン」の家主。
- 第9回
- セレクトショップ「K’S」の店長。
- 「K’S」のオーナー。
スタッフ
- 脚本:神山由美子
- 演出:木下高男、松田秀知
- プロデューサー:中山和記
- 音楽:中西俊博
- 主題歌:Time FellowShip「seed」
- 編成:長部聡介
- 制作:フジテレビ、共同テレビ
放送日程
受賞歴
エピソード
- このドラマで、深田恭子は髪を金髪に染め、「気に入らない奴はすぐ殴る」という男勝りのヒロインを演じた。
- 劇中で深田恭子が着用しているTシャツには、深田自らデザインしたものもあった。
脚注
外部リンク
- 公式サイト - ウェイバックマシン(2001年7月19日アーカイブ分) - フジテレビ
- ファイティングガール - フジテレビ番組情報
- ファイティングガール - フジテレビオンデマンド
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