ボブ・ディランの作品(ボブ・ディランのさくひん)は、ボブ・ディランのアルバム、シングル、映像作品、書籍の一覧記事。
アルバム
スタジオ・アルバム
ライブ・アルバム
コンピレーション・アルバム
ボックス・セット
ブートレッグ・シリーズ
日本編集
編集盤
- 『ボブ・ディラン!』(1965年12月、CBS/日本コロムビア YS-537-C)コロムビア・カレッジ・フォーク・シリーズ
- 『ボブ・ディラン第2集』(1966年3月、CBS/日本コロムビア YS-585-C)コロムビア・カレッジ・フォーク・シリーズ第6集
- 『ボブ・ディラン第3集』(1966年5月、CBS/日本コロムビア YS-611-C)同『ボブ・ディラン』
- 『ボブ・ディラン第4集』(1966年7月、CBS/日本コロムビア YS-641-C)同『時代は変る』
- 『雨の日の女〜ボブ・ディラン第5集』(1966年9月、CBS/日本コロムビア YS-672-C)同『ブロンド・オン・ブロンド』1・2面
- 『ボブ・ディラン・ストーリー』(1966年11月、CBS/日本コロムビア YS-697-C・698-C)
- 『ブロンド・オン・ブロンド〜ボブ・ディラン第6集』(1967年3月、CBS/日本コロムビア YS-748-C)同『ブロンド・オン・ブロンド』3・4面
- 『ボブ・ディラン』(1970年11月、CBSソニー SOPB-55117・55118)ギフト・パック・シリーズ-9
- 『ボブ・ディラン』(1971年11月、CBSソニー SOPB-55153・55154)ギフト・パック・シリーズ-12
- 『ボブ・ディラン』(1972年11月、CBSソニー SOPH-41・42)ギフト・パック・シリーズ-9
- 『ボブ・ディラン』(1973年11月、CBSソニー SOPH-83・84)ギフト・パック・シリーズ-10
- 『ボブ・ディランの歴史』(1973年、CBSソニー SOPI-11・12・13)Eleven Years In The Life Of Bob Dylan
- 『ボブ・ディラン』(1974年、CBSソニー SOPN-25)ゴールド・ディスク・シリーズ-17
- 『ボブ・ディランのすべて』(1975年4月21日、CBSソニー SOPW-57・58)ゴールデン・ダブル・シリーズ-15
- 『ボブ・ディラン』(1975年7月21日、CBSソニー SOPO-59)ニュー・ゴールド・ディスク・シリーズ-23
- 『ボブ・ディラン』(1975年、CBSソニー SOPQ-11)PACK 20
- 『ボブ・ディラン』(1975年、CBSソニー SOPZ-53・54)ニュー・ギフト・パック・シリーズ-8
- 『ボブ・ディラン』(1976年6月21日、CBSソニー 29AP-35)GRAND PRIX 20 シリーズ-5
- 『ボブ・ディランのすべて』(1977年、CBSソニー 40AP-465・466)Golden GrandPrix 30
- 『傑作』(1978年3月、CBSソニー 57AP-875・876・877)
- 『ボブ・ディラン』(1993年11月21日、ソニー・ミュージック SRCS 6912)STAR BOX
- 『ボブ・ディラン・ライヴ!1961-2000』(2001年2月28日、ソニー・ミュージック SRCS-2438)
- 『アイデン&ティティ』(2004年6月2日、ソニー・ミュージック MHCP-166)
- 『DYLANがROCK』(2010年3月10日、ソニー・ミュージック SICP-2620・2621)
特典盤
- MR. D.'S COLLECTION #1(1974年、CBSソニー YBPC-2)
- 日本でのみ、ディランキャンペーンの一環として全オリジナルアルバムの帯を送ると特典として配布されたもの。アルバム未収録音源に加え、キャロリン・ヘスター、ロジャー・マッギン、アール・スクラッグスのアルバムに客演したものも含む。"From A Buick 6"は別ヴァージョンではなく正式テイクのもの。(当時はAlternate Versionが日本盤『追憶のハイウェイ61』に収録されていたため)
- MR. D.'S COLLECTION #2 (1976年、CBSソニー YBPC-3)
- これも日本でのみ企画された帯交換キャンペーン特典だが、「ごちゃまぜの混乱」「親指トムのブルースのように」「窓からはい出せ」「ジョージ・ジャクスン (ビッグ・バンド・ヴァージョン)(音質はヒス気味)」の4曲が収録されたコンパクト盤。
- MR. D.'S COLLECTION #3 (1993年、SME XDCD-93133)
- 日本でのみ企画された久々の帯交換キャンペーン特典。CD時代になり高音質。ウディ・ガスリー追悼コンサートから2曲、シングルB面曲、プロモ盤 Renaldo and Clara から3曲等、現在入手困難な楽曲を多数収録。"George Jackson"はいずれのヴァージョンも過去最高音質。
シングル
タイトルが原題の場合は、日本未リリース。B面のみ原題の場合は、B面曲は日本独自のリリース。日本盤シングルを参照。
アルバム未収録
ここでのアルバム未収録とは、スタジオ・アルバムに収録されていないという意味である。
日本盤シングル
- ホームシック・ブルース / 彼女は僕のもの(1965年6月、CBS/日本コロムビア LL-764-C) モノラル
- ライク・ア・ローリング・ストーン / 風に吹かれて(1965年10月、CBS/日本コロムビア LL-821-C) モノラル
- 淋しき街角 / ビュイック6(1965年12月、CBS/日本コロムビア LL-847-C) モノラル
- 窓からはいだせ / ハイウェイ61(1966年、CBS/日本コロムビア LL-882-C) モノラル
- 風に吹かれて / 今日も冷たい雨が(1966年4月、CBS/日本コロムビア 45S-211-C) マスコット7・シリーズ、ステレオ
- スーナー・オア・レイター / クイーン・ジェーン(1966年6月1日、CBS/日本コロムビア LL-919-C) モノラル
- 雨の日の女 / プレイジング・マイ・タイム(1966年6月23日、CBS/日本コロムビア LL-928-C) モノラル
- アイ・ウォント・ユー / トム・サムズ・ブルース(1966年、CBS/日本コロムビア LL-956-C) モノラル
- ジャスト・ライク・ア・ウーマン / 5人の信者達(1966年9月、CBS/日本コロムビア LL-987-C) モノラル
- 風に吹かれて / ライク・ア・ローリング・ストーン(1968年、CBSソニー SONG-80132) スタンダード・シリーズ、カップリング盤
- 時代は変る / はげしい雨が降る(1970年、CBSソニー SONG-80156) スタンダード・シリーズ、カップリング盤
- 雨の日の女 / アイ・ウォント・ユー(1970年、CBSソニー SONG-80165) カップリング盤
- レイ・レディ・レイ / ペギー・デイ(1969年、CBSソニー CBSA-82001)
- 窓からはい出せ / 追憶のハイウェイ61(1969年、CBSソニー CBSA-82059)
- マリーへのメッセージ / ライク・ア・ローリング・ストーン(1970年、CBSソニー CBSA-82070) 『セルフ・ポートレイト』より日本独自リリース
- 川の流れを見つめて / スペイン語は愛の言葉(1971年、CBSソニー CBSA-82116)
- マスターピース / アイ・シャル・ビー・リリースト(1971年11月、CBSソニー CBSA-82132) 日本独自リリース
- ジョージ・ジャクソン(ビッグ・バンド・バージョン) / ジョージ・ジャクソン(アコースティック・バージョン)(1972年、CBSソニー SOPA-1)
- 風に吹かれて / ライク・ア・ローリング・ストーン(1973年、CBSソニー SOPB-232) ゴールド・ディスク・シリーズ、カップリング盤
- 天国への扉 / ビリー・ザ・キッドのテーマ4(1973年9月、CBSソニー SOPB-257) サウンドトラック
- フール・サッチ・アズ・アイ / 西部のユリ(1974年1月、CBSソニー SOPB-269)
- こんな夜に / 天使のような君に(1974年、ワーナー・パイオニア P-1293Y)
- 君の何かが / タフ・ママ(1974年、ワーナー・パイオニア P-1315Y)
- 我が道を行く / ステージ・フライト(1974年、ワーナー・パイオニア P-1330Y)
- ブルーにこんがらがって / 彼女にあったら、よろしくと(1975年、CBSソニー SOPB-307)
- ミスター・タンブリン・マン / 時代は変る(1975年、CBSソニー SOPB-321) ゴールド・ディスク・シリーズ、カップリング盤
- ハリケーン(パートI)/ ハリケーン(パートII)(1975年、CBSソニー SOPB-349)
- モザンビーク / オー・シスター(1976年1月、CBSソニー SOPB-360)
- コーヒーもう一杯 / ドゥランゴのロマンス(1976年4月、CBSソニー 06SP-1) 『欲望』より日本独自リリース
- 風に吹かれて / ライク・ア・ローリング・ストーン(1976年、CBSソニー 06SP-50) ニュー・ゴールド・ディスク・シリーズ、カップリング盤
- メンフィス・ブルース・アゲイン / リタ・メイ(1977年11月、CBSソニー 06SP-126)
- ベイビー・ストップ・クライング / ニュー・ポニー(1978年7月、CBSソニー 06SP-241)
- ガッタ・サーヴ・サムバディ / トラブル・イン・マインド(1979年8月、CBSソニー 06SP-410)
- 世界のはじめに / ウェン・ヒー・リターンズ(1979年10月、CBSソニー 06SP-433)
- スウィートハート / エンジェル・フライング・トゥ・クロース・トゥ・ザ・グラウンド (1983年、CBSソニー 07SP-765) B面アルバム未収録
- タイト・コネクション / ウィ・ベター・トーク・ディス・オーバー(1985年、CBSソニー 07SP-901)
- バンド・オブ・ザ・ハンド / ジョーズ・デスのテーマ(ボブ・ディラン・ウィズ・ザ・ハートブレイカーズ、1986年、ワーナー・パイオニア P-2132) サウンドトラック
- LOVE SICK〜DYLAN ALIVE! Vol.1(1999年1月、SME SRCS-8760)
- NOT DARK YET〜DYLAN ALIVE Vol.2(1999年4月、SME SRCS-8914)
- THINGS HAVE CHANGED〜DYLAN ALIVE! Vol.3(2000年6月、SME SRCS-2306)
日本盤コンパクト
- 『ボブ・ディラン!』(1966年1月、CBS/日本コロムビア LSS-380-C)
- ライク・ア・ローリング・ストーン / ビュイック6 / ハイウェイ61 / ミスター・タンブリン・マン
- 『モダン・フォーク・ベスト』(1966年、CBS/日本コロムビア LSS-434-C)
- 風に吹かれて / 今日も冷たい雨が / 戦争の親玉 / 時代は変る
- 『ボブ・ディラン!第2集』(1966年8月、CBS/日本コロムビア LSS-485-C)
- 雨の日の女12&35 / 窓からはいだせ / スーナー・オア・レイター / 淋しき街角
- 『風に吹かれて』(1968年、CBSソニー SONE-70025)
- 風に吹かれて / ライク・ア・ローリング・ストーン / ミスター・タンブリン・マン / 時代は変る
- 『ナッシュヴィル・スカイライン』(1969年、CBSソニー SONE-70076)
- レイ・レディ・レイ / ペギー・デイ / 北国の少女 / ナッシュビル・スカイライン・ラグ
- 『ワイト島のボブ・ディラン』(1970年、CBSソニー SONE-70119)- 日本独自編集
- ライク・ア・ローリング・ストーン / ミンストレル・ボーイ / シー・ビロングス・トゥ・ミー / マイティ・クイン
- 『ボブ・ディラン第1集』(1973年、CBSソニー SOPD-11)- ゴールド・ディスク・シリーズ
- 風に吹かれて / ライク・ア・ローリング・ストーン / 時代は変る / 雨の日の女
- 『ボブ・ディラン』(1974年、CBSソニー SOPD-51)
- ニューヨークを語る / 貨物列車のブルース / ウディに捧げる歌 / 朝日のあたる家
- 『フリーホイーリン』(1974年、CBSソニー SOPD-52)
- 風に吹かれて / はげしい雨が降る / くよくよするなよ / 戦争の親玉
- 『時代は変る』(1974年、CBSソニー SOPD-53)
- 時代は変る / 神が味方 / 船が入ってくるとき / ハッティ・キャロルの寂しい死
- 『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』(1974年、CBSソニー SOPD-54)
- オール・アイ・リアリー・ウォント / マイ・バッグ・ページズ / 悲しきベイブ / アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ
- 『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』(1974年、CBSソニー SOPD-55)
- ミスター・タンブリン・マン / イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー / サブタニアン・ホームシック・ブルース / イッツ・オールライト・マ
- 『追憶のハイウェイ61』(1974年、CBSソニー SOPD-56)
- ライク・ア・ローリング・ストーン / 親指トムのブルースのように / 追憶のハイウェイ61 / やせっぽちのバラッド
- 『ブロンド・オン・ブロンド』(1974年、CBSソニー SOPD-57)
- 雨の日の女 / アイ・ウォント・ユー / 女の如く / 我が道を行く
- 『ジョン・ウェズリー・ハーディング』(1974年、CBSソニー SOPD-58)
- ジョン・ウェズリー・ハーディング / アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト / 見張塔からずっと / 拝啓地主様
- 『ナッシュヴィル・スカイライン』(1974年、CBSソニー SOPD-59)
- レイ・レディ・レイ / ア・スリュー・イット・オール・アウェイ / 北国の女 / 今宵はきみと
- 『セルフ・ポートレイト』(1974年、CBSソニー SOPD-60)
- ブルー・ムーン / 朝日の雨 / ボクサー / マリーのメッセージ
- 『新しい夜明け』(1974年、CBSソニー SOPD-61)
- イフ・ナット・フォー・ユー / せみの鳴く日 / 新しい夜明け / ザ・マン・イン・ミー
- 『ビリー・ザ・キッド』(1974年、CBSソニー SOPD-62)- サウンドトラック
- 天国への扉 / ビリー・ザ・キッド7 / ビリー・ザ・キッド4 / 七面鳥狩り
- 『ディラン』(1974年、CBSソニー SOPD-63)
- フール・サッチ・アズ・アイ / 好きにならずにいられない / ミスター・ボージャングル / ビッグ・イエロー・タクシー
- 『ボブ・ディラン』(1976年、CBSソニー 08EP-17) - ニュー・ゴールド・ディスク・シリーズ、日本独自編集
- 風に吹かれて / コーヒーもう一杯 / ライク・ア・ローリング・ストーン / ミスター・タンブリン・マン
7" & 12" Singles & EPs International
参加作品
ビデオグラフィー
コンサート・ビデオ
- 『ライブ'86』 - Hard to Handle(1986年、VHS、LD)監督:ジリアン・アームストロング
- トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとの1986年のコンサート。
- 『MTVアンプラグド』 - MTV Unplugged: Bob Dylan(1995年、VHS、DVD)
- 『ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963〜1965』 - The Other Side of the Mirror(2007年、DVD、Blu-ray)
- 1963年から1965年に出演したニューポート・フォーク・フェスティバルでの記録映像。ジョーン・バエズとのデュエットやポール・バターフィールド・ブルース・バンドとの演奏を含め、映像として残されている全てのライブ・パフォーマンスを見ることができる。
- Shadow Kingdom: The Early Songs of Bob Dylan(2021年、ストリーミング、ダウンロード)
コンサート出演
- 『バングラデシュ・コンサート』 - The Concert for Bangladesh(1971年)監督:ソール・スウィマー
- 1971年8月1日に行われた、ジョージ・ハリスン主催のチャリティ・コンサート。
- 『ラスト・ワルツ』 - The Last Waltz(1978年)監督:マーティン・スコセッシ
- 1976年11月25日、アメリカのサンフランシスコ、ウインター・ランドで行ったザ・バンドの解散コンサート。
- 『ライヴ・エイド』 - Live Aid(1985年)
- 『30〜トリビュート・コンサート』 - The 30th Anniversary Concert Celebration(1992年)監督:ギャヴィン・テイラー
ドキュメンタリー出演
- 『ウィ・アー・ザ・ワールド』 - We Are the World (1985年)
映画
ドキュメンタリー
- 『ドント・ルック・バック』 - Dont Look Back(1967年)監督:D・A・ペネベイカー
- 1965年の英国コンサート・ツアーを記録したドキュメンタリー映画。
- 『ノー・ディレクション・ホーム』 - No Direction Home(2005年)監督:マーティン・スコセッシ
- 当時の米国の音楽的背景や社会的背景、デビューから1966年の英国コンサートまでをたどった伝記映画。本人のインタビューや未発表の音源、テレビ出演やライブ・パフォーマンスなどの映像を見ることができる。
監督
- 『イート・ザ・ドキュメント』 - Eat the Document(1969年)監督:ボブ・ディラン 撮影:D・A・ペネベイカー
- 1966年のザ・ホークスとの英国コンサート・ツアーを記録したドキュメンタリー映像。映画『ドント・ルック・バック』の編集に不満があったディランが主導で撮影され、ジョン・レノンとディランの会話などの映像が記録されたが、映画としては未公開に終わり、部分的に米国でテレビ放送されただけだった。後に映画『ノー・ディレクション・ホーム』でいくつかのシーンが使われている。
- 『レナルド&クララ』 - Renald & Clara(1978年)監督、脚本、音楽、主演:ボブ・ディラン
役者として
- 『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』 - Pat Garrett and Billy the Kid(1973年)監督:サム・ペキンパー 音楽、出演:ディラン
- 『ハート・オブ・ファイア』 - Hearts of Fire(1987年)監督:リチャード・マーカンド 音楽、主演:ディラン
- 『バックトラック』 - Backtrack a.k.a. Catchfire(1995年)監督:デニス・ホッパー 出演:ディラン
- 『ボブ・ディランの頭のなか』 - Masked and Anonymous(2005年)監督:ラリー・チャールズ 脚本、音楽、主演:ディラン
その他
- 『ボブ★ロバーツ』 - Bob Roberts(1992年)監督、主演:ティム・ロビンス
- 人気ポップ・シンガーが米国上院議員に立候補しのし上がっていくという物語。直接ディランには関係のないフィクションだが、ボブ・ディラン版ラトルズとも言える作品。『ドント・ルック・バック』に似たドキュメンタリー風の手法や「サブタレニアン・ホーム・シック・ブルース」のパロディが見られる。
- 『ファクトリー・ガール』 - Factory Girl(2007年)
- アンディ・ウォーホールの工房「ファクトリー」で働き、ディランの恋人であったとされている女性イーディ・セジウィクの生活を描いた作品。ディランはこの映画の公開中止を要求したが、受け入れられなかった。
- 『アイム・ノット・ゼア』 - I'm Not There(2008年)監督:トッド・ヘインズ
- ディランの半生をもとにした伝記映画。6人の俳優が、様々な時代のディランを、それぞれ異なる人格として演じている。音楽は全編ディランの曲で構成され、本人のバージョンのほか、多くのミュージシャンによるカバーも起用されている(これらは前述のサウンドトラックに収録)。
書籍
著書
- 『タランチュラ』 片岡義男訳、角川書店、1973年。 - Tarantula, 1971.
- 『ボブ・ディラン語録』 三井徹訳編、ブロンズ社、1973年。
- 『ボブ・ディラン全詩集』 片桐ユズル・中山容訳、晶文社、1974年。 - Writings and Drawings, 1972.
- それまでは、ディランのレコードについてくる歌詞カードは、すべて聞き取りであったが、これ以降はこの本を定本としたため、実際に歌われている歌詞とは違うケースが多々ある。
- 『ボブ・ディラン全詩302編』 片桐ユズル・中山容訳、晶文社、1993年4月。 - Lyrics: 1962–1985, 1985.
- Drawn Blank, 1994.
- The Definitive Bob Dylan Songbook, 2003.
- 『ボブ・ディラン自伝』 菅野ヘッケル訳、ソフトバンククリエイティブ、2005年7月。 - Chronicles: Vol. One, 2004.
- 『ボブ・ディラン全詩集1962-2001』 中川五郎訳、ソフトバンククリエイティブ、2005年10月。 - Lyrics: 1962–2001, 2004.
- 『ボブ・ディラン スクラップブック1956–1966』 ロバート・サンテリ共著、菅野ヘッケル訳、ソフトバンククリエイティブ、2005年10月。 - The Bob Dylan Scrapbook: 1956–1966, 2005.
- 『自由に生きる言葉』 クリス・ウィリアムズ編、夏目大訳、イースト・プレス、2007年。
- 『追憶のハリウッド’60s もうひとつのディラン詩集』 バリー・ファインスタイン写真、中川五郎訳、青土社、2010年。
- 『はじまりの日』 ポール・ロジャース絵、アーサー・ビナード訳、岩崎書店、2010年。
- 1974年のアルバム『プラネット・ウェイヴズ』収録の「いつまでも若く - Forever Young –」の歌詞に絵を付けた絵本。
- 『ソングの哲学』 佐藤良明訳編、岩波書店、2023年。
他のミュージシャン等へのライナーノーツ
- 風に吹かれて - In the Wind (ピーター・ポール&マリー、1963年、ワーナー)
- ジョーン・バエズ・イン・コンサート パート2 - Joan Baez in Concert, Part 2 (ジョーン・バエズ、1963年、ヴァンガード)
- 2nd Right, 3rd Row (エリック・フォン・シュミット、1973年、ポピー)
- ビート・ジェネレーション - The Beat Generation (オムニバス、1992年、ライノ)※3枚組コンピレーション・アルバム
- Beatles: In Their Own Words - A Rockumentary (1995年、デルタ)※ビートルズに関するインタビューCD
- The Lost Beatles Interviews (1995年、デルタ)※同上
- ジミー・ロジャース・トリビュート - Songs of Jimmie Rodgers: A Tribute (オムニバス、1997年、ソニー・ミュージック)
- ベスト・オブ・エルヴィス・プレスリー〜アーティスト・オブ・ザ・センチュリー - Artist of the Century (エルヴィス・プレスリー、1999年、BMG)
- This Ain't No Tribute Blues Cube (オムニバス、1999年、ハウス・オブ・ブルース)※5枚組コンピレーション・アルバム
評伝・評論書
- サイ・リバコブ&バーバラ・リバコブ『ボブ・ディラン』(訳:池央耿、角川文庫)
- 1966年に出た最初のディラン伝。ロックスターになるまでをドラマティックに描く。
- アンソニー・スカデュト『ボブ・ディラン』(訳:小林宏明、二見書房)
- 1971年までの大まかな足取りを辿ったもの。ただしディラン自身は出版されてから抗議した。
- マイケル・グレイ『ディラン、風を歌う』(訳:三井徹、晶文社、1972年)
- 歌詞についての筆者独自の観点からの分析を主体としたもの。誤訳多数。
- CBSソニーが、1975年に販促グッズとして配布したもの。
- サム・シェパード『ディランが街にやってきた ローリング・サンダー航海日誌』(訳:諏訪優・菅野彰子、サンリオ出版、1978年)のち河出文庫
- 『ディランは語る』(編:マイルズ、訳:三浦久、1979年1月)
- ポール・ウィリアムズ『ボブ・ディランひと粒の砂にさえも』(訳:三浦久、プレイガイドジャーナル社、1981年)
- ジョン・ハードマン『ボブ・ディラン 詩の研究』(訳:三浦久、CBSソニー出版、1983年)
- 三橋一夫『60年代のボブ・ディラン』シンコーミュージック、1991年)
- ポール・ウィリアムズ『瞬間の轍』(訳:菅野彰子・菅野ヘッケル、音楽之友社)
- 1988年までのディランの歩みを成功面だけでなく、失敗をもありのままに愛情を込めて綴ったもの。
- 湯浅学『ボブ・ディラン―ロックの精霊』岩波新書 2013
- 小西慶太『ボブ・ディラン 60年代を挑発した風』メディアファクトリー 1992
- ジョン・ボールディ『ボブ・ディラン/指名手配 33の証言をもとに真実のボブ・ディランを探る』菅野ヘッケル訳 シンコー・ミュージック 1993
- リチャード・ウィリアムズ『ボブ・ディラン果てしなき旅』菅野ヘッケル訳 大栄出版 1993
- ダニエル・クレイマー『ドント・ルック・バック:ボブ・ディラン1964-65年』石山淳訳 ブルース・インターアクションズ 1994
- クリス・ウィリアムズ『ボブ・ディラン イン・ヒズ・オウン・ワーズ』菅野ヘッケル訳 キネマ旬報社 1994
- パトリック・ハンフリー『ボブ・ディラン全アルバム解説』西留清比古訳 バーン・コーポレーション グレイト・ロック・シリーズ 1996
- 鈴木カツ『ディランズビート :My back pages』ワイ・ジー・ファクトリー 1997
- 中山康樹『ディランを聴け!!』旬報社 2000
- アンディ・ギル『歌が時代を変えた10年/ボブ・ディランの60年代』五十嵐正訳 シンコー・ミュージック 2001
- ハワード・スーンズ『ダウン・ザ・ハイウェイ ボブ・ディランの生涯』菅野ヘッケル訳 河出書房新社 2002
- 中山康樹『超ボブ・ディラン入門』音楽之友社 2003
- 中山康樹『ディランを聴け!!』講談社文庫 2004
- グリール・マーカス『ライク・ア・ローリング・ストーン』菅野ヘッケル訳 白夜書房 2006
- 浦沢直樹,和久井光司『ディランを語ろう』小学館 2007
- 中山康樹『超入門ボブ・ディラン』プリズム 2008
- バリー・ファインスタイン『ボブ・ディラン写真集 時代が変る瞬間』菅野ヘッケル訳 ブルース・インターアクションズ 2008
- 鈴木カツ,菅野ヘッケル,宇田和弘,立見伸一郎プリズム『ボブ・ディランを語りつくせ!』2009
- スージー・ロトロ『グリニッチヴィレッジの青春』菅野ヘッケル訳 河出書房新社 2010
- 中山康樹『ビートルズとボブ・ディラン』光文社新書 2010
- 『ボブ・ディラン全年代インタヴュー集 完全保存版』インフォレスト(発売) 2010
- 鈴木カツ『ボブ・ディランのルーツ・ミュージック』白夜書房 2010
- 太田睦『ボブ・ディランの転向は、なぜ事件だったのか』論創社 2011
- デイヴィッド・ドールトン『ボブ・ディランという男』菅野ヘッケル訳 シンコーミュージック・エンタテイメント 2013
- 中山康樹『ボブ・ディラン解体新書』廣済堂新書 2014
- 萩原健太『ボブ・ディランは何を歌ってきたのか』Pヴァイン 2014
- 畠山雄二『ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞スピーチ』ベレ出版 2019
その他
- Highway 61 Interactive(1995年)は、当時流行していたCD-ROM辞典のようなもの。このCDでしか見られないものとしては、"House Of The Risin' Sun"のエレクトリックリミックス、"Masters Of War"のビデオクリップ、1992年ディナーショウから"One Too Many Mornings 〜 Queen Jane Approximately(Excerpt)"など。"House Of The Risin' Sun"は、ディランのアレンジを元にアニマルズがエレクトリックバージョンを作りヒットさせたが、それを参考にしてリミックスさせたのが、このバージョン。
- アメリカのiTunes Storeでは、全作品まとめ買いすると特典として、アルバム未収録音源が入手できる。特に A Tribute To Woody Guthrie Concert からの曲などは、最高音質にリマスターされている。またアルバム『ディラン』もダウンロード可能。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- ボブ・ディランの作品 - Discogs
- 公式サイト「アルバム」
- 映画『ノー・ディレクション・ホーム』日本公式サイト
. Source: