『姿三四郎』(すがたさんしろう)は、富田常雄の小説『姿三四郎』を原作とする映画である。これまでに5度映画化されている。
黒澤明の処女作。詳細は姿三四郎 (1943年の映画)まで。
1955年(昭和30年)公開。東映製作・配給。監督は田中重雄。モノクロ、スタンダード。
1965年(昭和40年)5月29日公開。宝塚映画・黒澤プロダクション製作、東宝配給。監督は内川清一郎。モノクロ、東宝スコープ、158分。
黒澤明脚本による1943年版の再映画化。併映作は『日本一のゴマすり男』(主演・植木等、監督:古澤憲吾)。
ロシアで1943年版の長呎版が発見されるまで、オリジナルの黒澤脚本に近い姿を見ることが出来るバージョンであると同時に、1945年の続編に於いて、国策で追加させられた場面をカットしたことで当時としては最も黒澤の意図を反映した作品となった。黒澤明と三船敏郎の名前がクレジットされた最後の作品でもある。
1970年(昭和45年)7月25日公開。松竹製作・配給。監督は渡辺邦男。カラー、ビスタ、88分。
1977年(昭和52年)10月29日公開。東宝映画製作、東宝配給。監督は岡本喜八。カラー、シネマスコープ、143分。
ワイヤーアクションや光学エフェクトなどの特撮が用いられているのが特徴。
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