Aller au contenu principal

Scoobie Do


Scoobie Do


SCOOBIE DO(スクービードゥー)は、日本の男性4人組のファンクバンドである。

メンバー

F.u.n.k.-a-.l.i.s.m.o.!の名の下に集った4人の男。通称ファンキー4

コヤマ シュウ【小山 周】

「スウィートソウルスウィンガー」(ボーカル、作詞、白スーツ / 1975年4月21日生まれ、血液型B型、趣味:プロレス鑑賞)

中学校までは明るい少年だったが、思春期に入り「人生って何だろう」と考えだし、自分の世界に閉じこもるようになる。それからは、マツキと好きな音楽をカセットテープで交換することと、弟と休日にプロレスごっこをする以外は、他人と距離を置いてつきあう少年になる。
大学入学とともに、「もてたい」という理由で、マツキの「バンドを組もう」という言葉に頷く。それまで、バンド経験はおろか音楽経験も無い、全くのゼロからの状態で始めたにも関わらず、初めてのライブで高評価を得て、自信を持つようになる。
初期の頃は、モッズシーンに影響を受けMCは一切しなかったが、あるライブ(2000年頃)であまりにノリの悪い客を前にして以来、プロレスに影響を受けた激しい煽りのMCをする、現在のスタイルになった。
マツキ タイジロウ【松木 泰二郎】

「グランドスラムギターリスト」「俺達のリーダー」(ギター・リーダー、ほぼ全ての作詞・曲 / 1975年7月3日生まれ、血液型B型、趣味:ギターいじり)

幼馴染であるコヤマの兄の影響でブラックミュージックを聴き始めるが、周りに語り合える人がいないため、コヤマを黒人音楽好きに染め上げる。ギターは中学校から毎日のように弾いており、大学入学と共にバンドを組むことを決意。「同じような趣味の人間は、コヤマしかいない」「そういえばアイツは小学生の頃、前に出ると何かやるタイプだった」という二つの理由で、コヤマをボーカルとして誘い、バンド結成。
バンドのほぼ全ての作詞・曲を手がける。また、NEWSやBIRD、入野自由など、多数のアーティストのアルバムに参加、もしくは楽曲提供を行っている。
ナガイケ ジョー【本名非公表】

「ファンキーライン」「ファンタジスタ」(ベース / 1981年12月3日生まれ、血液型O型、趣味:散歩)

元々はスクービードゥーのステージを観る側だったが、MOBYが大学の音楽サークルのOBだったことで、前ベーシストが脱退した際に学生のままベースとして正式加入することになる。大学在学中に、全都道府県ツアーやメジャーデビューを経験したが、他のメンバーの「卒業はちゃんとした方がいい」という考えもあり、ジョーの卒業年度となる2003年は、シングル・アルバムの発表とイベント出演のみに専念し、ツアーは行わなかった。ジョーもメンバーの思いに応え、きっちり4年で卒業した。
2009年よりベース・マガジンにてコラムを執筆、2012年には、文芸誌「kototoi」に自身の掌編小説「無調アンサンブル」が掲載。
オカモト"MOBY"タクヤ【岡本 拓也】

「ファットでバッドでタイトなドラマー」「ファンキー・マエストロ」(ドラム、マネージャー、アフロ / 1976年7月6日生まれ、血液型B型、趣味:野球(ロッテ・カブスファン))

1995年、先輩の「お前はドラムが似合う顔だ」という言葉に影響され、ドラムをはじめる。早稲田大学第二文学部入学後、最初の体育の授業で集合場所を間違え、東伏見の野球場に行った際に、同じく間違って途方にくれていたコヤマと出会う。そのときコヤマと何故か、早稲田の映画館「早稲田松竹」で上映されていた'60年代のロック映画『砂丘』の話題になり、「こいつとは気があう」と一方的に思い、親交が始まる。
1997年6月、ボブ・ディランの『ブロンド・オン・ブロンド』を持って、「これにしてくれ」と美容院のお兄さんに頼んだところ、現在のアフロヘアーになってしまった。失敗だと思っていたところ、「以前、実父もやっていた」という衝撃の事実を知る。
他の3人が若干人見知りなせいもあり、自ら率先してスクービードゥーの外交役を務める。自他共に認めるスクービードゥーの宣伝部長。スペースシャワーTVで、熱血!スペシャ中学、音知連等、単独でのテレビ出演も多く、「うんちく」を披露する。幼少時から『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)の熱狂的なファンであり、それが高じて『第28回全国高等学校クイズ選手権』(同)では作問を担当。全国大会で2問採用されている。なお、ライブハウス等を中心にDJ活動も行っている。
また、趣味である野球においてはMLBにも精通しており、2021年からAbemaTV等での試合中継で解説を務め、2022年には著書「ベースボール・イズ・ミュージック! 音楽からはじまるメジャーリーグ入門」(左右社)も出した。
妻はライターで「パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100」の著者であるトミヤマユキコ。2014年入籍。

元メンバー

セキグチ ケンタロウ(ベース) - 1998年6月加入。「夕焼けのメロディー」参加。1999年脱退。
中野 智宏(ベース) - 1999年5月加入。「Doin' Our Scoobie」「No.3」参加。2001年脱退。

概要

  • 幼馴染であるマツキとコヤマが、バンド名を決める際に眺めたレコードカタログでCalvin Arnoldというアメリカ人R&Bシンガーの「SCOOBIE DO」という曲名を気に入り名づける。
米アニメ「スクービー・ドゥー」(弱虫クルッパー)にちなんだものではない。Scooby DooSCOOBIE DOでスペルも違う。
  • 60年代・70年代のソウル・ミュージックや、リズム&ブルース、ロックからの影響を濃く受けており、激しいライブパフォーマンスを行う。
  • 現在、既存のファンク・ミュージックの枠には当てはまらない幅広い音楽をしているということで、自らの音楽を2005年より「Funk-a-lismo!」(ファンカリズモ)と称している。
  • メンバーの項目までは2010年4月21日に、来歴の項目の「2001年」までは2010年12月16日に、それぞれ行われたトークショーでメンバー本人達により公開編集されている。
  • ステージ衣装は、「洋服の並木」によるオーダーメイド。2015年リリースの「新しい夜明け」のミュージックビデオでは撮影現場として利用している。

来歴

1995年、幼稚園からの幼馴染であるマツキタイジロウとコヤマシュウが、同窓会で再会したことにより、バンド結成。当初は'60年代の黒人R&Bのカヴァーを中心に、新宿JAM等でダンスバンド的に活動をする。11月に、コヤマシュウの紹介で、現ドラマーのオカモト"MOBY"タクヤが加入。オリジナル曲も徐々に増えはじめる。

1998年、6月、ベースにセキグチケンタロウが加入。8月にUKプロジェクトから通算3本目のデモテープを下北沢CLUB Queでの人気イヴェント「ビバヤング」にて発売。その日のうちに2社からオファーを受ける。

1999年、3月10日、K.O.G.A.RecordsからEP『夕焼けのメロディー』をリリース。5月、メンバーチェンシにてベースに中野智宏が加入。11月25日、UKプロジェクト内のレーベル"DECKREC"から1stアルバム『DOIN' OUR SCOOBIE』をリリース。

2000年、12月8日、EP『No.3』をリリース。このころまではフレアパンツにサイケなシャツというスタイルだった。

2001年、現在のモッズスーツを着てライブをやるスタイルを確立すると同時に、ベースの中野が脱退。その後、MOBYの大学の後輩であるナガイケジョーが加入し、現在のメンバーに落ち着く。9月にアルバム『BEACH PARTY』をリリース。

2002年、2月から2か月半で全都道府県49公演をまわるツアー「Soul to Soul」を敢行。6月にコンパクト・アルバム『GET UP』でメジャーデビュー。その後はジョーの学業を優先させるため、イベントとレコーディング以外の仕事は断り、1stアルバム制作に専念。11月、ファーストシングル『路上のハードボイルド』をリリースし、NHK総合「POP JAM」に出演。

2003年2月、1stアルバム『BREAK ROCK』をコピーコントロールCDで発売する。当時のオフィシャルサイト掲示板に、ビクターのIPで「CCCDに不安な点はメーカーに聞くと良い」と書き込まれ、後にインディーズ時代から続いていた掲示板を閉鎖、サイトを移転する。7月、シングル『ラストナンバー』をリリース。8月、「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」出演。9月、マツキタイジロウが過労とストレスによる体調不良で倒れ活動休止。メンバーは個人活動と音源作りに専念する。11月、両A面シングル『風の恋人 / 茜色が燃えるとき』をリリース。

2004年3月、マツキタイジロウの回復に伴い、ライヴ活動を再開。マツキタイジロウがライブ中にステージでまともに喋ったのは、この復活ライブの時のみ。4月、シングル『パレード』をリリース。5月、全国ツアー「Here We Do Again!」開始。7月、メジャー2ndアルバム『Beautiful Days』をリリース(ちなみにCCCDではなかった)。9月、代官山UNITにて、初のメンバー発信のレギュラーナイトミーティング「Root &United」スタート。

2005年1月、第2回「Root & United」を代官山UNITで開催。その後、3回・4回と続き、SOIL&"PIMP"SESSIONS、RHYMESTER、ZAZEN BOYSなどとセッションし、自分達の音楽を標榜する言葉として「Funk-a-lismo!」(ファンカリズモ)を掲げるようになる。

2006年6月、日比谷野外音楽堂にて、結成10周年記念イベント「Royal Funk-a-lismo!」を実施。7月1日、プライヴェート・レーベル「CHAMP RECORDS」を立ち上げ。

2007年、4月「トラウマティック・ガール」をリリース。向井秀徳(ZAZEN BOYS / エンジニアも担当)のプライヴェート・スタジオ「MATSURI STUDIO」にて録音。ツアー「Funk-a-lismo!vol.3」開催。8月、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZO出演。12月、COUNTDOWN JAPAN 初出演。

2008年、4月「パラサイティック・ガール」をリリース。ツアー「Funk-a-lismo!vol.4」開催。8月、初の会場限定ライヴ盤「Bootleg-tic Girl」販売開始。その後、ライブチャンプとして着実に名をあげつつ、年間百本近くのライブをこなす。SUPER BUTTER DOGや東京事変との対バンなどを行う。

2015年、結成20周年イヤーとして、バンド二度目となる日比谷野音音楽堂でのワンマンライブ「ダンスホール野音」の開催。

CHAMP RECORDS

ビクターレコードとの契約終了後、スクービードゥーの音源しか作らない・発売しないという完全自主制作・販売レーベルとして設立。レーベル名は、「LIVE CHAMP」の異名から「CHAMP RECORDS」と名付けられる。

2007年4月18日に発売された「トラウマティック・ガール」以降の作品は全てこのレーベルから発売している。

正社員はメンバー4人。代表取締役は松木泰二郎。物販企画・管理・発注:コヤマシュウ。Webデザイン・運営担当:ナカイゲジョー。マネージメント、A&R担当:オカモトMOBYタクヤ。

不定期でライブハウス「株主総会」を開催し、ミニライブと今後の計画等を発表している。

ディスコグラフィー

インディーズ作品

  • *CD未収録作品。

メジャーレーベル 作品

CHAMP RECORDS 作品

フルアルバム

ミニアルバム

ライブアルバム

企画アルバム

アナログ

配信限定

DVD

BOOTLEG-TIC GIRL

  • 過去に行われたライヴ演奏曲かメンバーたちによる厳選により収録。発売・販売を全て自主レーベル「CHAMP RECORDS」が行い、ライヴ会場限定販売。
  • 紙ジャケット仕様。価格は1000円ながら約15曲ほど収録されている。初回生産のみで完売すると取り扱い終了。現在まで再発売はされていない。

その他関連作品

コラボレーション

参加作品、楽曲提供作品

カバー

ミュージックビデオ

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

出演イベント

脚注

外部リンク

  • SCOOBIE DO.com - 公式ウェブサイト
    • Scoobie Do 20th Anniversary - 20周年記念特設サイト
  • SPEED STAR RECORDS - 公式ページ
  • MUSICSHELF - ウェイバックマシン(2007年10月12日アーカイブ分) - 「スポーツと音楽」:オカモト“MOBY”タクヤ選曲のプレイリスト
  • MUSICSHELF - ウェイバックマシン(2011年5月12日アーカイブ分) - マツキタイジロウ選曲の「マイ・フェイバリット筒美京平」プレイリスト
  • Scoobie Do - Myspace
  • SCOOBIE DO (@SCOOBIE_DO) - X(旧Twitter)
    • ナガイケジョー (@joenagaike) - X(旧Twitter)
    • オカモト"MOBY"タクヤ (@moby_scoobie_do) - X(旧Twitter)
  • SCOOBIE DO (scoobiedojapan) - Facebook
  • CHAMP RECORDS - YouTubeチャンネル

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: Scoobie Do by Wikipedia (Historical)