『スタートレック 叛乱』(スタートレック はんらん、Star Trek: Insurrection)は、1998年のアメリカ合衆国の映画であり、『スタートレック』の映画第9作。『新スタートレック』の登場人物が出演する劇場版の第3作。監督はジョナサン・フレイクス(副長ライカーも演じる)。パラマウント映画配給で、米国では1998年12月11日、日本では1999年5月8日公開である。
地球の中世のたたずまいであるバクー星の村を、惑星連邦とソーナ人が共同で、基地や隊員をホログラム映像で偽装・隠蔽し、密かに観察していた。ところが、観察隊員として加わっていたアンドロイドのデータ少佐が突然誤作動し、基地や隊員のホログラムを解除、さらに隊員達を人質にしてしまう。 外交活動に忙殺されていたU.S.S.エンタープライズEの艦長ピカードは、データ少佐の誤作動を聞いてバクーに駆けつけ、ソーナ人のルアフォ総統に破壊されようとしていたデータを何とか回収した。
ピカードたちがバクー人の村を訪れると、彼らは友好的で、しかも見かけによらず高い科学知識を有していた。その昔、彼らは科学技術や宇宙探査を棄て、この星で生きていくことを選んだのだという。また、データに何が起きたのかを調べていくうち、隠されていた惑星連邦のホロシップを発見する。その船内にはホログラム映像でバクー人の村がコピーされていた。さらに、この惑星では特別な放射線により人々が若返り続けることを知る。バクー人たちは見かけ以上の年齢で、不老不死だったのだ。これらのことからピカードは、惑星連邦の提督とソーナ人が結託し、約600人しかいないバクー人をホロシップへ転送、他の惑星へ強制移住させ、バクー星を奪い取る陰謀を進めていたことを突き止める。
提督に抗議するも却下され、この星域からの退去を命じられたエンタープライズのクルーたちだったが、正義を貫くべく反旗をひるがえす。
Ba'kuと表記する惑星で、Mクラス。輪を持つ。ベータ宇宙域の惑星連邦の領域であるセクター441に位置する。ブライアー・パッチと呼ばれる超新星爆発残骸の塵の中にある。輪からメタファジック放射線という特殊な放射線が出ているため、ここで暮らす生命体は老いることがない。
※括弧内は日本語吹き替え
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