神戸どうぶつ王国(こうべどうぶつおうこく)は、兵庫県神戸市中央区のポートアイランドにある動植物園である。花と鳥を中心に多数の展示植物が配置された温室などで数多くの鳥が放し飼いになっている。2014年のリニューアル以降は展示動物の種類が大幅に増え、その多くと直接触れあったり餌を与えたりすることができる。
概要
2004年5月、鳥類コレクター加茂元照を代表とする株式会社神戸花鳥園が設立され、2006年3月15日、神戸花鳥園として開園した。
2013年11月20日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。2014年4月1日に、兵庫県神崎郡福崎町にある動物施設運営会社「アニマルエスコートサービス」のグループ会社で神戸市内の「どうぶつ王国」が運営権を取得し、営業を引き継いだ。2014年7月19日に「神戸どうぶつ王国」に名称変更の上リニューアルオープンした。
施設・動物一覧
インサイドパーク
- スマトラトラ
- ロッキーバレー
- ピューマ、オグロプレーリードッグ、シンリンオオカミ、アライグマ、アメリカクロクマ、アメリカビーバー、シマスカンク、クビワペッカリー
- アジアの森
- 熱帯の森
- 主な動物 - ワタボウシタマリン、コモンマーモセット、ピグミーマーモセット、フタユビナマケモノ、ミナミコアリクイ、マタコミツオビアルマジロ、シロムネオオハシ、オウギバト、ニシムラサキエボシドリ、ハイイロエボシドリ、ベニコンゴウインコ、ルリコンゴウインコ、ピラルク、シルバーアロワナ、カピバラ、マーラ、ケヅメリクガメ、アルダブラゾウガメ、ヤブイヌ、ブラジルバク、ウスイロホソオクモネズミ、フクロシマリス、オーストラリアガマグチヨタカ、カンムリシャコ、ヒロハシサギ
- 熱帯の湿地
- 主な動物 - スナドリネコ、オニオオハシ、ビルマニシキヘビ、グリーンイグアナ、ワニガメ、ピラニア
- アフリカの湿地
- 主な動物 - スナネコ、ベニヘラサギ、モモイロペリカン、アフリカハゲコウ、ワオキツネザル、サーバル、フェネック、ケープハイラックス、アフリカクロトキ、ショウジョウトキ、シロトキ、ヨーロッパフラミンゴ、オシドリ、アカツクシガモ、ツクシガモ、クビワコガモ、コールダック、マガモ、ニジキジ、シロクロゲリ、クロエリセイタカシギ、コビトカバ
- コンタクトアニマル
- 主な動物 - スナネコ、アメリカンショートヘア、ノルウェージャンフォレストキャット、トイプードル、モルモット、フレミッシュジャイアント等
- コンタクトパロッツ
- 主な動物 - オカメインコ、モモイロインコ、ホオミドリアカオウロコインコ、コザクラインコ、オキナインコ、ネズミガシラハネナガインコ
- モモンガの夜
- フラワーシャワー
- ウォーターリリーズ
- 主な動物 - ティラピア、グッピー、ソードテール、セルフィンモーリー等
- 熱帯産スイレンやオオオニバス等の水生植物を展示。
- オッターサンクチュアリ
- ハシビロコウ生態園Big bill
- 主な動物 -ハシビロコウ、ミゾゴイ、シロクロゲリ、キタベニハチクイ
※ロッキーバレーを除くほとんどの場所で餌付け用の餌が販売されており、自由に餌付けが可能。
アウトサイドパーク
- カンガルーファーム
- アクアバレー
- ケープペンギン、ミナミアメリカオットセイ、ゴマフアザラシ
- アルパカスペース
- ホースライド
- キャメルコーナー
- ドッグステージ
- ボーダーコリー、ニュージーランドハンタウェイ、ラブラドール・レトリバー
- 羊ケ丘
- リスの森
アクセス
- 神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)計算科学センター駅下車すぐ。
- 山陽新幹線新神戸駅から
- 神戸市営地下鉄西神・山手線に乗り換えの上、三宮駅からポートライナーに乗車。
- タクシーで約14分。
関連項目
- 那須どうぶつ王国
- 日本の植物園一覧
- 加茂花菖蒲園
- 掛川花鳥園
- 富士花鳥園(2008年に「富士国際花園」から園名変更)
- 松江フォーゲルパーク - 神戸どうぶつ王国と同じく、加茂グループによって設立されたが現在は別企業が運営している
- みさき公園 - 動物園の閉園(2020年3月31日)に伴って、園内で飼育されていた動物の一部(スマトラトラなど)を神戸どうぶつ王国で受け入れている。
脚注
外部リンク
- 神戸どうぶつ王国
- アニマルエスコートサービス
- 神戸どうぶつ王国 (@kobe_doubutsu) - X(旧Twitter)
- 神戸どうぶつ王国 (kobe.oukoku) - Facebook
- 【公式】 神戸どうぶつ王国 (@kobe_animalkingdom) - Instagram
- 神戸どうぶつ王国 Kobe Animal Kingdom - YouTubeチャンネル
. Source: