国道354号(こくどう354ごう)は、群馬県高崎市から茨城県鉾田市に至る一般国道である。
群馬県佐波郡玉村町付近から茨城県坂東市付近までを利根川とほぼ並走する。群馬県では中毛・西毛地域と東毛地域を連絡する路線として交通量が多いが、市街地を経由したり右左折する箇所が多いこともあり、通勤・帰宅時には混雑する。そのため、バイパスとして高崎市と邑楽郡板倉町を結ぶ東毛広域幹線道路が整備され2014年(平成26年)8月に全線開通し、国道354号となった。、翌年完全4車線化が行われ、旧道区間の大部分が群馬県道142号綿貫篠塚線に降格となった。
茨城県でも狭隘区間があり、市街地では通勤・帰宅時には混雑する箇所がある。そのため、バイパスとして境岩井バイパスなど複数のバイパスが計画され、整備が進められている。
一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
重複区間には指定されていないが、2014年4月12日に開通した国道122号のバイパス道路である『八重笠道路』と、2018年3月26日に開通した同じく国道122号のバイパス道路である『館林明和バイパス』が接続されたため、両バイパスの往来に当路線がドライバーにより利用されている。
ただし、重複区間には前述のクリーンセンター前交差点~小桑原交差点間(旧国道122号との交差点)が指定されたため、厳密には両バイパスはそれぞれ単独で存在しているものとされており、直接的な関連はない。
バイパスの交差する道路については各記事を参照されたい。
バイパスの地理については各記事を参照されたい。
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