Aller au contenu principal

Cocohana


Cocohana


Cocohana』(ココハナ)は、集英社が発行する大人の女性を対象読者とする日本のヤング・レディース誌。月刊。発売日は前々月28日(日曜日の場合はその前日)。キャッチコピーは「ココロに花を」。

概要

前身は1994年創刊(『ザ・マーガレット』増刊としての発刊は1992年)の『コーラス』で、2011年11・12月合併号の別冊付録『Cocohana』0号(創刊準備号)を経て2012年1月号(2011年11月28日発売)より現在の雑誌名へ改題・新装刊した。雑誌コードは『コーラス』のものを継承しているが、通巻号数については『コーラス』時代の巻号をリセットして2012年1月号を「1巻1号」としている。

2015年の元『Cocohana』編集者 (当時マーガレットの編集長) へのインタビューによれば、Cocohanaの読者層は30代のため、Cocohanaでは「人生に寄り添うような」話を担当作家にお願いしていたと述べている。

沿革

  • 1992年 - ザ・マーガレット特別編集2月増刊『コーラス』として創刊。
  • 1993年 - 4月増刊、10月増刊を発行。
  • 1994年 - 5月28日、月刊誌として新創刊(7月号)。キャッチコピーは「少女まんがもオトナになる」。大人の女性が少女だった頃の人気漫画家(代表は一条ゆかり、くらもちふさこ、槇村さとる)の作品を掲載し、読者・作者共に年齢に合った作品を読め、描ける雑誌を目指す。
  • 2002年 - 2月にリニューアル(4月号)。執筆陣を変え、冊子がより薄くなる。新しくマスコットのおんぷちゃんが登場。
  • 2005年 - 11月、『ヤングユー』の休刊に伴いリニューアル(2006年1月号)。『ヤングユー』の連載作品の一部が引き継がれ、執筆陣が変わる。
  • 2011年 - 9月28日に発売された11・12月合併号が『コーラス』としての最終号となり、11月28日発売の2012年1月号より雑誌名を『Cocohana』へ改題・新装刊。
  • 2013年 - 11月28日に発売された2014年1月号が、ふろく付き通常版とふろく無し縮小版の2種類の形態で発売される。違いはふろくの有無のみで、縮小版が100円安い。

主な掲載作品

連載中の作品

2024年6月号現在。

  • あだち「まだ真剣に生きてないだけ。〜30代女漫画家の独り立ち日記〜」
  • 安理由香「ワークラブアンバランス」
  • いくえみ綾 「1日2回」
  • ウオズミアミ「冷たくて 柔らか」
  • おかくーこ 「おつかれミッドナイト」
  • くらもちふさこ 「とことこクエスト」
  • 小夏「十羽子さんの背中は広い」
  • 坂井恵理「燕は戻ってこない(原作:桐野夏生)
  • 里村 「岬くんの不器用な溺愛」
  • 高梨みつば 「乙女椿は笑わない」
  • 谷川史子 「はじめてのひと」※隔月連載→毎月連載
  • 葉月めぐみ「マリリンは、いなくなった」
  • 榛野なな恵 「Papa told me」
  • ヒガアロハ 「しろくまカフェ today's secial」※『月刊フラワーズ』(小学館)連載「しろくまカフェ」の続編
  • 東村アキコ 「美食探偵 明智五郎」※読切『美食探偵』を連載化、休載中 / 「銀太郎さんお頼み申す」
  • 松岡とも子 「失敗飯」
  • 美森青 「抱きしめて ついでにキスも」
  • 桃缶「花見小路北日記」
  • 森本梢子 「じゃのめのめ」※休載中 / 「たまのこしいれ 〜アシガール シーズン2〜」
  • 山形あおな「包帯ごっこ」←『ザ マーガレット』から移籍
  • 吉住渉 「キャラメル シナモン ポップコーン」

連載が終了した作品

  • 朝倉世界一 「そよそよ。」「俺輪 おれりん」「アトランティス会館」
  • 芦原妃名子 「Bread & Butter」
  • 有田直央 「キャラメルタイム」「きみは毛布にくるまって」
  • いくえみ綾 「ケチャップマヨネーズ」 「G線上のあなたと私」
  • 石井まゆみ 「ロッカーのハナコさん」「キャリア こぎつね きんのまち」
  • 磯谷友紀 「ぼくの夜に星の出る」※不定期連載
  • 板羽皆 「サムライカアサン」「サムライカアサンプラス」「トギー博士と夢みるトン子とノンちゃん」「サムライカアサンNEO」
  • 一条ゆかり 「正しい恋愛のススメ」「恋のめまい愛の傷」「天使のツラノカワ」「有閑倶楽部」「プライド」
  • 伊藤理佐 「ヒゲぴよ」
  • ウオズミアミ 「三日月とネコ」
  • 内田春菊 「南くんは恋人」
  • 羽海野チカ 「ハチミツとクローバー」
  • 逢坂みえこ 「たまちゃんハウス」
  • 小沢真理 「ニコニコ日記」「花物語」(原作:吉屋信子 )
  • オノヤマコズエ「恋をふたさじ」
  • 勝田文 「ちくたくぼんぼん」「マリーマリーマリー」
  • かねこゆかり「ジカジョの惑星」
  • かねもりあやみ 「梢の森」
  • 川端志季 「僕のオリオン」
  • 北沢バンビ 「永田町ワールドフェイマス」
  • KUJIRA 「よっつの季節」
  • 楠本まき 「赤白つるばみ」「赤白つるばみ・裏」
  • くらもちふさこ 「花に染む」「百年の恋も覚めてしまう」「天然コケッコー」「α」「駅から5分」「asエリス」
  • 現代洋子 「ともだちなんにんなくすかな♪」「お迎えまで8時間」
  • こう森 「きみのすきなひと」「焦がれあい」
  • 小夏 「完全ニャる飼育」
  • コナリミサト 「ピンクビールアワー」
  • 五郎丸えみ 「あぐりとたね」
  • 佐野未央子 「君のいない楽園」「鬼宿の庭」「チマちゃんの和簞笥」
  • 式田奈央 「トゥルーラブ・ノット」
  • シタラマサコ 「婚活大陸」
  • 下吉田本郷 「万福児」
  • 高梨みつば 「スミカスミレ」
  • たかはしみき 「うち旅」※イラストコラム
  • 田島みみ 「東南角部屋」「わたしの上司」「嫁にしたい男」「今夜、小説家先生とナイショで」
  • 谷川史子 「他人暮らし」
  • ダビ・ナタナエル 「ボクは東京でリアル」
  • 田村由美 「イロメン〜十人十色〜」
  • 稚野鳥子 「クローバー」「クローバー trèfle(トレフル)」「家族スイッチ」
  • 筒井旭 「チョコレイト ジャンキー」「にもかかわらず」 「Jumping」※前後編『Jumping』を連載化
  • 釣巻和 「あづさゆみ」
  • てらいまき 「京都おとめがたり」※イラストコラム
  • 永田正実 「甘いのはお好き?」※隔月連載
  • 中原アヤ 「おとななじみ」「狼に鈴」
  • なかむらるみ 「持ちモノ観察帖」※エッセイ
  • 中村みも 「丸ノ内さんっていう人は。」※不定期連載
  • 西村しのぶ 「砂とアイリス」
  • 萩尾望都 「王妃マルゴ」
  • 羽柴麻央 「花と天秤」
  • ひうらさとる 「もしも神様」
  • 東村アキコ 「ママはテンパリスト」「かくかくしかじか」「ハイパーミディ 中島ハルコ」
  • 聖千秋 「正義の味方」「四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)」
  • 藤村真理 「きょうは会社休みます。」
  • 槇村さとる 「イマジン」「YES!」「モーメント 永遠の一瞬」
  • 松田奈緒子 「レタスバーガープリーズ. OK, OK!」
  • 水城せとな 「脳内ポイズンベリー」
  • 蜜野まこと 「デジログ恋愛生活」「お迎え渋谷くん」
  • 美森青 「彼と恋なんて」
  • 宮川匡代 「ヘヴンリー・キス」
  • 宮脇明子 「流れ庭師 仁和左衛門」
  • 森下えみこ 「森下えみこの女子力アップけものみち」
  • 森本梢子 「アシガール」
  • もんでんあきこ 「太陽と雪のかけら」「竜の結晶」「アイスエイジ」「アイスエイジ2」
  • 八神星子「熟×彼」
  • 山川あいじ 「2.43 清陰高校男子バレー部」
  • 山口いづみ 「思い出のとき修理します」※不定期連載
  • ヤマシタトモコ 「裸で外には出られない」※不定期連載、「くうのむところにたべるとこ」
  • 吉住渉 「ママレード・ボーイ little」
  • よしながふみ「環と周」
  • よしまさこ 「うてなの結婚」「一丁目の楽園」
  • 和田尚子 「チ・カ・ラ」

増刊

別冊コーラス
季刊。
ティアラ
『コーラス』『YOU』『ヤングユー』『COBALT』の共同編集だが、『コーラス』の増刊。1996年創刊。同じく集英社の『月刊ティアラ』とは異なる雑誌である。

コーラス・コミック・アワード

コーラス・コミック・アワードは、『コーラス』が行う漫画新人賞。プロ・アマは問わず、他誌で描いている漫画家でも応募が可能である。

発行部数

  • 2003年9月1日 - 2004年8月31日、151,250部
  • 2004年9月 - 2005年8月、145,833部
  • 2005年9月1日 - 2006年8月31日、164,583部
  • 2006年9月1日 - 2007年8月31日、162,916部
  • 2007年10月1日 - 2008年9月30日、160,417部
  • 2008年10月1日 - 2009年9月30日、150,417部
  • 2009年10月1日 - 2010年9月30日、136,250部
  • 2011年10月1日 - 2012年9月30日、98,364部
  • 2012年10月1日 - 2013年9月30日、78,834部
  • 2013年10月1日 - 2014年9月30日、76,917部
  • 2014年10月1日 - 2015年9月30日、76,000部
  • 2015年10月1日 - 2016年9月30日、67,333部
  • 2016年10月1日 - 2017年9月30日、60,833部
  • 2017年10月1日 - 2018年9月30日、55,000部
  • 2018年10月1日 - 2019年9月30日、53,483部
  • 2019年10月1日 - 2020年9月30日、49,708部
  • 2020年10月1日 - 2021年9月30日、44,792部
  • 2021年10月1日 - 2022年9月30日、36,417部
  • 2022年10月1日 - 2023年9月30日、29,833部

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • Cocohana ココロに花を。 - 公式サイト
  • Cocohana ココロに花を。 - Facebookページ
  • 最新話試し読み - Facebookアプリ
  • 1話試し読み - Facebookアプリ
  • Chorus Lovers - コーラス時代の公式サイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: Cocohana by Wikipedia (Historical)