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石巻港駅


石巻港駅


石巻港駅(いしのまきこうえき)は、宮城県石巻市南光町2丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅。仙石線貨物支線の終着駅である。

日本製紙石巻工場の西端に位置し、同工場は当駅発着貨物の最大の荷主でもある。

歴史

  • 1939年(昭和14年)11月7日:宮城電気鉄道の釜駅(貨物駅)として開業。同時に東北振興パルプ(日本製紙の前身)専用線も開業。
  • 1944年(昭和19年)5月1日:宮城電気鉄道が国有化、仙石線の駅となる。
  • 1953年(昭和28年)7月20日:石巻港駅(初代)までの貨物支線が開業。
  • 1968年(昭和43年)10月1日:石巻埠頭駅までの貨物支線が開業。
  • 1969年(昭和44年)9月1日:専用鉄道を発着するコンテナの取扱を開始。
  • 1971年(昭和46年)4月1日:石巻港駅(初代)までの貨物支線が廃止。コンテナホームを設置。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:石巻港駅(2代目)に改称。
  • 1974年(昭和49年)10月1日:小荷物の取扱を開始(一般駅となる)。
  • 1978年(昭和53年)10月1日:小荷物の取扱を廃止(貨物駅に戻る)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR貨物の駅となる。
  • 1999年(平成11年)11月1日:石巻埠頭駅までの貨物支線が廃止。
  • 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正、有蓋車による紙輸送が全面コンテナ化。
  • 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災の津波で壊滅的被害を受ける。同地にいたDE10形2両(1199、3503)が被災して現地解体された。
  • 2012年(平成24年)10月9日:営業再開。
  • 2013年(平成25年)2月14日:日本製紙専用線が営業再開。

構造

コンテナホーム1面1線、数本の仕分け線・留置線を有する地上駅である。駅東側にある日本製紙石巻工場へ向けて、専用鉄道が6本分岐している。駅構内には営業窓口のJR貨物石巻営業所が置かれている。コンテナ貨物、車扱貨物の取扱駅である。コンテナ貨物は、12フィートコンテナと日本製紙専用鉄道発着のコンテナを取り扱っている。

駅構内の入換作業は仙台総合鉄道部所属のDE10形ディーゼル機関車と愛知機関区のDD200形ディーゼル機関車が担当し、専用鉄道内の入換作業は日本製紙グループの南光運輸が保有するディーゼル機関車(スイッチャー)が担当している。

貨物列車

1日上下8本の高速貨物列車が発着する。発着駅は仙台貨物ターミナル駅か小牛田駅のいずれかで、同駅で別の列車に継送されている。最終的な輸送先は新座貨物ターミナル駅などの首都圏の駅である。

利用状況

  • 2002年度の発送貨物は535,558トン、到着貨物は26,550トンであった。

駅周辺

  • 日本製紙石巻工場
  • 塩釜港湾空港事務所石巻港事務所
  • 石巻日日新聞社
備考

かつては当貨物駅付近に「十條ショッピングセンター」があったが、閉店した。

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隣の駅

日本貨物鉄道(JR貨物)
仙石線貨物支線
陸前山下駅 - (貨)石巻港駅 - *石巻埠頭駅
*打消線は廃駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
仙石線貨物支線
釜駅 - (貨)石巻港駅(初代)

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 石巻港

外部リンク

  • 南光運輸

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 石巻港駅 by Wikipedia (Historical)


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