株式会社錢高組(ぜにたかぐみ、英: The Zenitaka Corporation)は、大阪府大阪市に本店、東京都千代田区に本社を置く日本のゼネコンである。三水会とその後身社長会である水曜会及びみどり会の会員企業であり三和グループに属している。
同じ大阪市に本社を置く奥村組・竹中工務店・鴻池組・淺沼組と並ぶ在阪ゼネコンの一つ。創業1705年(寶永2年)以来、300年以上の歴史を持つ。
橋梁工事に実績があり、規模としては中堅の規模を誇る。
社名と社章が野村胡堂作『銭形平次捕物控』の名前の由来となったことでも知られる。
大阪国税局の税務調査により、2021年3月期までの4年間で約4億円の申告漏れを指摘されていたことが、2022年7月に判明。うち約4,500万円は意図的な所得隠しと認定された模様である。
同社が受注した兵庫県西宮市内の鉄道の高架工事で、下請業者に工事費を水増し請求させる手口で同社に対し約9,450万円の損害を与えたとして、同社の元現場所長の42歳の男性と、下請の建設会社「松岩組」元専務の38歳男性の2人が、2022年11月17日に大阪府警察から会社法違反(特別背任)容疑で逮捕された。府警は同年8月に、松岩組の別の幹部2人を、錢高組から8,000万円を脅し取ろうとしたとして恐喝未遂容疑で逮捕しており、この事件を機に当該の現場所長らの不正が発覚した模様である。
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