小島 よしお(こじま よしお、1980年(昭和55年)11月16日 - )は、日本のお笑いタレント、登山家。本名及び旧芸名、小島 義雄(読み同じ)。サンミュージックプロダクション所属。欧米アジア語学センター副校長。
身長178.000cm、体重72kg。血液型O型。既婚。1児の父。
沖縄県島尻郡久米島町で北海道出身の父と沖縄県出身の母の間に生まれた。千葉県千葉市稲毛区で育つ。
千葉市立都賀小学校、千葉市立都賀中学校、千葉市立稲毛高等学校卒業。子供の頃から腕白で、目立ちたがり屋で、小学校では帰りの会でコントをやったり、高校ではワンダーフォーゲル部に所属し山頂で謎の踊りを披露し、卒業式では全校生徒の前で勝手に歌を歌ったりと、人を驚かせるのが昔から大好きだったという。
父の小島孝之は民社党の職員として勤める傍ら、国政選挙にも6回立候補した経歴を持つ人物であったが、いずれも当選することはできなかった。
1994年、民社党が解党すると父は無収入となり、父の単身赴任先ではガスや水道も止められるなど、一家の生活は困窮した。だが、母が千葉市で沖縄料理店を開業し、家計を助けた。小島自身も母の手伝いなどもあって、沖縄料理を作ることができる。
高校卒業後は一年間の浪人生活を経て、2000年に早稲田大学教育学部国語国文学科に入学。千葉俊二ゼミに所属。
岩崎宇内に誘われて大学時代はサークルの中のコントグループ、WAGEのメンバーとして活動。同グループの一員としてアミューズにも所属した。メンバーにはかもめんたるの2人と手賀沼ジュンがいた。WAGEは素人でMXに出てコントをやっており、表現者としての道を真剣に意識し出したのがこの頃だったという。
大学時代は宮崎宣子らと同じサークルに属していた。2006年に卒業。寝坊癖のせいで単位が取れず、大学時代に2年留年を経験している。当時はオーディションを受けるなど、とにかく芸の世界に入りたいと思っていたが、大学卒業と同時期にWAGEが解散してしまい、これからどうしようかと途方に暮れていたこともあったという。
芸人を辞めようかと迷いながら、「周囲の助言により何とか続けられた」、「人の意見を素直に聞くことが成長に繋がった」等と語っている。
2007年5月の第5回お笑いホープ大賞で決勝進出し、激励賞を受賞。 2007年5月25日放送の『ぐるぐるナインティナイン』や『笑いの金メダル』に出演したことが、ブレイクの契機となった。『ユーキャン新語・流行語大賞2007』に、「そんなの関係ねぇ!」と「はい、おっぱっぴー」の二つが大賞候補60語にノミネートされ、このうち「そんなの関係ねぇ!」がトップ10を受賞した。
小島によればピーク時の月収は1200万円であったが、翌年には仕事が減り始め、「一発屋」の一人として挙げられるなど、やや不遇な時期が続いた。お笑いの先輩のアドバイスもあり、2011年からは子供向けのライブなどを精力的に行い、その後徐々にファン層を広げた。一時は自分自身を模索する中で「そんなの関係ねぇ!」を封印した時期もあったが、2016年3月6日放送のR-1ぐらんぷりでは「そんなの関係ねぇ!」を中心としたコジマリオネットのネタを披露し、準優勝になった。
2016年7月18日、小松愛唯と結婚。
2020年4月には自身のYouTubeチャンネルで「おっぱっぴー小学校」を開講。型破りな「授業」が面白い上に分かりやすいと評判を呼んだ。
2023年4月8日放送のTBS『オールスター感謝祭』の名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」で、挑戦16年目にして初優勝を果たした。
高校の先輩に漫画家のつの丸、後輩にAKB48の入山杏奈がいる。
上記の通り、沖縄県出身となっているが、物心付いた頃には千葉市で生活していたため、『秘密のケンミンSHOW』では千葉県民として出演したことがある。
一時は小学校の教師になる夢を抱いていたが、WAGEの活動のため教育実習が行えず、教員免許を取得してはいない。 しかし、その後も「勉強嫌いな子を作りたくない」「資格を取るための勉強をしたり、大人になっても勉強は全然終わってません。大人になってからお金を払って嫌いな勉強をするくらいなら、子どもの頃から勉強は好きなほうがいい」という思いを持っており、自身のYouTubeチャンネルで小学生向けに算数を教える動画を投稿し、好評を博している。
筋肉質な体を強調するようにブーメランパンツ一丁の姿で登場することが多い(いわゆる「裸芸人」)。2008年10月31日放送分『ぐるぐるナインティナイン』では、自分と同じブーメランパンツを着用した所属事務所の後輩芸人達(あんぺあ、フィフティーカーニバルなど)を引き連れて「小島よしお&ブーメランズ」として出演したこともある。
『ユーキャン新語・流行語大賞2007』トップ10に入賞。小島をスターダムにのし上げたもっとも代表的なネタ。
最も多用する流れは以下のようになる。
というもの。「でも『そんなの関係ねぇ!』×3→『はい!おっぱっぴー』→『チントンシャンテントン』×2」が基本の流れとなるが、短いネタを連発するときはこの限りではない。最近は「はい!おっぱっぴー」→「ウィー」という流れが多い。
BGMは初期はWoodyの「hype 'o' tek」、TWIN PITCHの「GHETTO BLASTER」を使用、いずれもDJ TASAKAのミックスアルバム『DJ Tasaka Presents Mix Of Colors』収録。この2曲をノンストップで編集したものを演奏)。2011年現在は元さくらんぼブービーの木村圭太(苺森圭太)リミックスによる「小島よしお Episode I / Episode II」を使用している。イントロは前者が1小節、後者のうち「I」は3小節、「II」は2小節である。
初期の頃はネタの途中におかしくなることがあり、オチに繋がらずに終了してしまったり、また「はい!おっぱっぴー」ではなく、「○○○おっぱっぴー」と言っていた。2007年5月に行われた「第5回お笑いホープ大賞」で準決勝(B組)に進出した際、ネタ見せのオチは「暗転下さいおっぱっぴー」だった。司会者に「『おっぱっぴー』ってなんですか?」と質問されると、さも「当然でしょう」と言わんばかりのしたり顔で「オーシャン・パシフィック・ピース(太平洋に平和を)」の略だと答える所までがネタ。太平洋の英語での表記は(The)Pacific ocean(パシフイック オーシャン)であり、本人は太平洋のことを英語では Ocean Pacific であると勘違いしていたことを述べている。
ネタが誕生したきっかけについては、学生時代DJだった先輩(さくらんぼブービーの木村圭太)がいきなりマイクを振ってきたが、面白いことを言えなかったときに「そんなの関係ねぇ!」という言葉がとっさに思いついたことがきっかけという。
このネタには明確な終わり方が存在せず、スタッフの判断や、小島本人があらかじめ決めておいた時間に音楽が止まり、その時点で終了となる形をとっている。そのため音楽が止まらなければギャグを言い続け、また話すことがなく、間をつなぐ時などは両手を軽く開いて肩をすくめて左右交互に前後にゆすり、どさくさ紛れに共演者に近づきながら「ウィー!」と言う。「ウィー」の応用的用法として、共演者が「僕、昨日家でWiiしてました」というものや、小島が肩を揺らしながら「ウィー!」とボケる、というものがある。
『爆笑レッドカーペット』では1分という制限時間内にネタを披露するため「おっぱっぴー! 終わり!」と自らネタを締めたり、「はい、おっぱっぴー! 流して!」とステージ上のコンベアを動かすよう促したりしている。『エンタの神様』では当初「でも、そんなの関係ねぇ!」と連呼している間に照明が落ちて強制終了というのがパターンとなっていた。2011年現在では趣向が変わり「○○○○ ○○○○ 魔法の言葉 おっぱっぴー」でネタを締めて終了になっている。
プロ野球チームなどのマスコットが「そんなの関係ねぇ!」の芸を真似ることも少なくない。特に中日ドラゴンズのマスコットのドアラが代表格とされ、動画サイトにも掲載されている。
ゲストや周りにいる人に「筋肉、ナイスですね」と言わせ、親指を頭の上に立て「ナイス! ナイス! ナイスタカラッターナイス!」と言わせるものがある。また、まれに最後の「ナイス!」が「コン!」(影絵の狐をつくりながら)や「おにぎり!」(拳をグーにして)などに変化することがある。
また、全身をブラブラさせながら体の各所をパーカッションのように叩き「ラッタラッタピーヤ ラスタピーヤ」などと踊り歌いつづけるものや、行進しながら「何の意味もない!! 何の意味もない!!」(締めは「ハイ、ズイズイズイー」)と叫ぶものもある。
2009年初頭から、ゲストや周りにいる人から「大丈夫?」と振ってもらった後、手を頭の上でたたきながら、「ダイジョブダイジョブー、ダイジョブダイジョブー…」とリズミカルに繰り返し、「ハイ、ラスタラウェイ!」と叫び(右足を45度に傾けながら右手を敬礼風にこめかみに当て)、「ヤカシャカランランラン…」とグーにした手を上下させながら自身は左右に動くというものもある。「ラスタラウェイ」とは「Last Around Way」のことであり、「最後の遠回り」という意味とのこと。これは一種のすべり芸であり、また周りの人間に触れて伝染させる形式である。なお、伝染ギャグという形ではFUJIWARAの原西孝幸の「ポクチン」や、ペナルティのワッキーの「オバケの救急車」がある。この伝染形式はまだ、終わらせ方が決まっていないため、同年2月18日・25日放送分『クイズ!ヘキサゴンII』において、同番組の携帯サイトで終わらせ方を公募することが発表された。そして同年3月18日放送で、約3,000通集まったと発表。その中から幾つかやるがスベった感じになってしまい、再度公募されることとなった。
また、「ウィリアム・テル序曲」に乗せ乳首を両手で隠したり見せたりしながら「パッパカパッパカパイパイパイ、パカパッパカパッパカパイパイパイ、パカパッパカパッパカパイパイパイ、パカパーッパカパイパイパイ」と踊るギャグもある。
他にも「なんかちょーだい」「コジマリオネット'」「90度ー90度ーここ(膝など)の角度は90度ー」といったギャグがあり、上記のギャグと合わせて『ケロロ軍曹』のエンディング「だいじょうぶスッポンポン・フレンド」でいくつか見ることができる。ゴリラ漫談という関西弁で喋り、すぐにバナナを欲するというネタもある、ちなみに「なんかちょーだい」はポルノグラフィティの晴一のイチオシギャグをHEY!HEY!HEY! の出演したとき披露した。 また、ドリームビジョンと言う番組では、パ行の言葉はヒットしやすいなどの分析を元に「ポーラ」や「パイス」と言うギャグを考案した。
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