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2006年のアジアシリーズ


2006年のアジアシリーズ


「KONAMI CUP アジアシリーズ 2006」(コナミカップ アジアシリーズ2006)は、2006年11月に開催された第2回アジアシリーズ。ヒルマン監督率いる北海道日本ハムファイターズが優勝。最優秀選手(MVP)にはダルビッシュ有が選ばれた。

大会概要

  • 試合日程:2006年11月9日から11月12日まで
  • 試合会場:東京ドーム
  • 主催:日本野球機構
  • 後援:読売新聞社
  • 特別協賛:コナミ
  • 試合の方式:アジアシリーズ#試合方式参照
  • 賞金
    • 優勝チーム 5000万円
    • 準優勝チーム 3000万円
    • 第3位・4位チーム 1000万円
    • 最優秀選手 100万円

出場チーム

  • 日本代表(日本シリーズ優勝)・北海道日本ハムファイターズ
    • 監督:トレイ・ヒルマン
    • コーチ:白井一幸、マイク・ブラウン、佐藤義則、山中潔、淡口憲治、平野謙
    • 投手:ダルビッシュ有、金村曉、ブラッド・トーマス、武田久、建山義紀、江尻慎太郎、八木智哉、MICHEAL、武田勝、岡島秀樹、伊藤剛、押本健彦
    • 捕手:髙橋信二、中嶋聡、鶴岡慎也
    • 内野手:小笠原道大、田中賢介、フェルナンド・セギノール(注)、田中幸雄、金子誠、木元邦之、川島慶三、稲田直人、飯山裕志
    • 外野手:糸井嘉男、稲葉篤紀、森本稀哲、紺田敏正
      • (注)パスポート更新が期間中に間に合わなかったため参加できず。
  • 韓国代表(韓国シリーズ優勝)・サムスン・ライオンズ
    • 監督:宣銅烈
    • コーチ:金平鎬、梁日煥、朴興植、柳仲逸、姜盛友
    • 投手:任洞珪、蔡亨直、田炳浩、鄭弘埈、吳昇桓、姜永植、林昌勇、ジェイミー・ブラウン、ティム・ハリッカラ、權五俊、權弈
    • 捕手:李正植、陳甲龍、孫承鉉
    • 内野手:金翰秀、金在杰、朴鎮萬、朴廷煥、姜明求、梁埈赫、朴種皓、趙東贊
    • 外野手:金鍾勳、沈正洙、朴漢伊、趙煐勲、金大益、金昌熙
  • チャイニーズタイペイ(台湾)代表(台湾シリーズ優勝)・La Newベアーズ
    • 監督:洪一中
    • コーチ:林振賢、呂明賜、蔡昱詳、蔡榮宗、廖剛池、陳該發、羅絜
    • 投手:梁如豪、許志昌、トニー・フィオーレ、黃俊中、李風華、許志華、呉偲佑、ケニー・レイボーン、ラモン・モレル、徐余偉、蔡英峰、許文雄
    • 捕手:劉家豪、許傳誠、陳峰民
    • 内野手:王志榮、石志偉、蔣智聰、林智勝、潘忠韋、黃小偉
    • 外野手:余進德、呂俊雄、張民諺、黄龍義、蔡建偉、陳金鋒、曾豪駒
  • 中国代表・チャイナスターズ
    • 監督:ジム・ラフィーバー
    • コーチ:ブルース・ハースト、易勝、賴國鈞、羅衛軍、張健
    • 投手:陳海峰、趙全勝、呂建剛、李宏瑞、陳瑋、張力、郭有華、陳坤、祝萬雲、黃權、陳俊毅、張萬軍、卜濤、賴國鈞
    • 捕手:張振旺、李濤、王偉
    • 内野手:張玉峰、劉廣標、侯鳳連、孫煒、潘文彬、劉福斌
    • 外野手:馮飛、李磊、楊碩、張洪波
    • 中国代表は前回と同様、リーグ選抜によるチャイナスターズ。なお、中国シリーズの優勝チームは天津ライオンズ。

試合結果

予選リーグ

第1日(11月9日)から第3日(11月11日)の3日間で争われた予選リーグは、北海道日本ハムファイターズがGame 4でLa Newベアーズの先発レイボーンに苦しめられながらも終盤で逆転勝ちし、2連勝で決勝進出を決めた。前年と同様、全勝で勝ち抜けた日本代表への挑戦者決定戦となった最終戦のGame 6(韓国代表対チャイニーズタイペイ代表)では、La Newベアーズが僅差でサムスン・ライオンズに勝利した。

※緑枠が決勝進出

Game 1(第1日)

  • 試合日:11月9日
  • 試合開始:12時05分(日本標準時による現地時間・以下同じ)
  • 試合時間:2時間37分
  • 入場者数:2,127人

Game 2(第1日)

  • 試合日:11月9日
  • 試合開始:18時03分
  • 試合時間:3時間14分
  • 入場者数:15,147人
  • 大沢啓二(元日本ハムファイターズ監督、現プロ野球OBクラブ会長)が始球式を行った。

Game 3(第2日)

  • 試合日:11月10日
  • 試合開始:12時31分
  • 試合時間:2時間27分
  • 入場者数:2,024人

Game 4(第2日)

  • 試合日:11月10日
  • 試合開始:18時36分
  • 試合時間:2時間43分
  • 入場者数:11,038人
  • ヴィック・チョウ(台湾男性アイドルグループ・F4メンバー)が始球式を行った。

Game 5(第3日)

  • 試合日:11月11日
  • 試合開始:13時05分
  • 試合時間:2時間46分
  • 入場者数:12,337人

Game 6(第3日)

  • 試合日:11月11日
  • 試合開始:19時02分
  • 試合時間:2時間57分
  • 入場者数:6,445人
  • 最優秀選手:林智勝

決勝戦

  • 試合日:11月12日
  • 試合開始:18時07分
  • 試合時間:2時間33分
  • 入場者数:24,580人
  • 戦評
    • SHINJOが日本シリーズで現役を引退し、フェルナンド・セギノールが失効していたパスポートの更新に手間取って入国できないなど、打撃陣の中核を欠いた日本ハムはポストシーズンでエース級のピッチングを見せたダルビッシュ有に日本代表V2を託した。
    • ダルビッシュ有は序盤に5者連続三振を奪うと、4回1死1・2塁のピンチには連続三振。チャイニーズ・タイペイ初優勝を狙うLa Newも、先発の許文雄が要所を締めるピッチングで得点を許さない。投手戦となった試合を動かしたのはLa Newのミスだった。7回裏にサードのエラーで出塁した木元邦之が犠打とバッテリーミスで3塁へ進むと、鶴岡慎也のライト前へ落ちるタイムリーヒットで日本ハムが1点先制。この1点を武田久、MICHEALとつなぐシーズンどおりの投手リレーで守りきった日本ハムがアジア4ヶ国32チームの頂点に立った。日本代表がアジアシリーズで頂点に立つのは去年・2005年の千葉ロッテマリーンズに引き続き2年連続の快挙。また日本ハムは東京ドームでは本拠地移転前を含めて初優勝となった。
    • 最優秀選手(MVP)には、この試合に先発して7回0/3を被安打1、奪三振10、四死球2、無失点に抑えたダルビッシュ有が選ばれた。

テレビ・ラジオ中継

テレビ中継

地上波

  • 第1日:11月9日
    • 日本テレビ系列 19:00-20:54、最大延長30分
      • 実況:平川健太郎 解説:山本浩二、中畑清 ゲスト解説:小林雅英(千葉ロッテマリーンズ)
      • リポーター:永井公彦<STV>(日本)、田辺研一郎(韓国)
  • 第2日:11月10日
    • TBS系列 18:55-20:54
      • 実況:椎野茂 解説:田淵幸一、牛島和彦 ゲスト解説:渡辺久信(西武ライオンズ二軍監督) 
      • ゲスト:ヴィック・チョウ(台湾のタレント、アイドルグループF4のメンバー) 
      • リポーター:岩本勉<HBC野球解説者>(日本)、戸崎貴広(台湾)
  • 第3日:11月11日
    • テレビ朝日系列 12:59-15:25、最大延長30分
      • 実況:清水俊輔 解説:東尾修、栗山英樹、大塚光二 ゲスト解説:小宮山悟(ロッテ)
      • リポーター:林和人<HTB>(日本)、中山貴雄(中国)
  • 決勝戦:11月12日
    • テレビ朝日系列 18:00-20:54、試合終了まで放送
      • 実況:清水俊輔 解説:東尾修、栗山英樹、大塚光二 
      • ゲスト解説:小宮山悟(ロッテ)、宮本慎也(東京ヤクルトスワローズ)
      • リポーター:谷口直樹<HTB>(日本)、中山貴雄(台湾)

CS放送

全試合をJ sports Plusにて生中継した。

  • 第1日:11月9日
    • 第1試合 ゲスト:竹清剛治、解説:内藤尚行、実況:加藤暁、リポーター:谷口広明
    • 第2試合 ゲスト:木村公一、解説:斉藤明夫、実況:島村俊治、リポーター:石原敬士
  • 第2日:11月10日
    • 第3試合 ゲスト:木村公一、解説:内藤尚行、実況:節丸裕一、リポーター:加藤暁
    • 第4試合 ゲスト:竹清剛治、解説:大塚光二、実況:谷口広明、リポーター:大前一樹
  • 第3日:11月11日
    • 第5試合 ゲスト:竹清剛治、解説:松沼博久、実況:石原敬士、リポーター:谷口広明
    • 第6試合 ゲスト:木村公一、解説:橋本清、実況:島村俊治、リポーター:大前一樹
  • 最終日:11月12日
    • 決勝戦 ゲスト:木村公一、解説:斉藤明夫、実況:大前一樹、リポーター:加藤暁

ラジオ中継

  • 決勝戦:11月12日
    • TBSラジオ、HBCラジオ(JRN) 
      • 実況:戸崎貴広 解説:田淵幸一 
      • リポーター:山内要一<HBC>(日本)、佐藤文康(台湾)
        • この日は韓国プロ野球ジャーナリストの室井昌也をゲストコメンテーターに迎える予定だったが、サムスン・ライオンズ(韓国)が決勝進出を逃したため中止となった。
    • ニッポン放送、STVラジオ(NRN)
      • 実況:師岡正雄 解説:土橋正幸 ゲストコメンテーター:AKI猪瀬(メジャーリーグアナリスト) 
      • リポーター:永井公彦<STV>


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2006年のアジアシリーズ by Wikipedia (Historical)


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