戸畑駅(とばたえき)は、福岡県北九州市戸畑区汐井町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。駅番号はJA25。
駅周辺の工場跡地と共に再開発が行われ、1999年に駅舎が約150m西側に移転し、現在の位置になった。特急列車の約半分と快速・普通の全列車が停車する。
歴史
- 1902年(明治35年)12月27日:九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化により帝国鉄道庁が所管。
- 1950年(昭和25年)4月30日:火災により駅舎全焼。
- 1964年(昭和39年)9月27日:3代目駅本屋完工。(九州で6番目の民衆駅、地上4階、地下1階)
- 1966年(昭和41年)10月1日:小倉 - 折尾駅間複々線工事完成により乗降ホームが築堤上に移設。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 1998年(平成10年)7月6日:4代目駅舎の起工式。
- 1999年(平成11年)3月1日:現4代目駅本屋完工。
- 2000年(平成12年)4月24日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカード「SUGOCA」の利用を開始。
- 2020年(令和2年)4月1日:JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅となる。
- 2022年(令和4年)
- 2月24日:みどりの窓口隣に、西鉄バス北九州定期券販売窓口を設置
- 3月12日:みどりの窓口の営業時間が短縮され、7時30分から19時までの営業となる。
- 2023年(令和5年)10月1日:再び直営駅となる。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する築堤上の高架駅。改札は南口にあり、改札脇にホーム下を通る自由通路が設置されている。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている。JRの特定都区市内制度における「北九州市内」の駅である。
のりば
駅弁
東筑軒が調製・販売。主な駅弁は下記の通り。
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は8,235人であり、JR九州の駅としては九大学研都市駅に次いで第16位である。
駅発着のバスが多く、朝夕の通勤時間帯は学生や通勤客で賑わう。また、7月には戸畑祇園大山笠やくきのうみ花火の祭典があるため、この時期はいつも以上の賑わいを見せる。
JR九州及びとうけい北九州によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺
駅南側は戸畑区の中心商店街である。駅北側は洞海湾の埋立地で、自由通路を抜けて北に400m程度直進すると戸畑渡場へ行き着く。戸畑渡場から船で若松区へ渡ることが出来る。
かつては少し離れた場所を路面電車(西鉄北九州線(戸畑線・枝光線))が通っていたが、1985年(昭和60年)に廃止された。
駅舎内(えきマチ1丁目戸畑)
駅構内に「えきマチ1丁目戸畑(旧:ミュー戸畑)がある。
- 一階
- 東筑軒 戸畑駅ビル店
- Taiyaki Cafe あまとうや
- タントン整骨院
- ダントン整体院
- ファミリーマートJR戸畑駅店
- サンキュードラッグ ミュー戸畑薬局
- ドトールコーヒーJR戸畑駅店
- 二階
- 理容関門
- アップル不動産 戸畑店
- ワイズ美容室
- 本城歯科医院
- 土井皮ふ科クリニック
駅周辺の各種施設など
- 戸畑区役所
- ウェルとばた
- 福岡銀行戸畑支店
- 西日本シティ銀行戸畑支店
- 北九州銀行戸畑支店
- 大分銀行戸畑支店
- 福岡中央銀行戸畑支店
- 西京銀行戸畑支店
- 九州労働金庫戸畑支店
- 福岡ひびき信用金庫浅生支店
- 福岡県戸畑警察署 - 南西約400m
- イオン戸畑ショッピングセンター
- ベスト電器戸畑店
- 戸畑けんわ病院
- 北九州市立高等学校
- 飛幡八幡宮
船舶
道路
バス路線
降車場と、乗り場(屋根付き)あり
- 西鉄バス北九州 - 北九州市内小倉、門司、八幡、黒崎方面
- 北九州市交通局 - 若松方面
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- JA 鹿児島本線
- 特急「きらめき」「リレーかもめ」「かささぎ」停車駅
- 特急「ソニック」一部停車駅
- 一部が停車していた「にちりんシーガイア」は2021年3月のダイヤ改正で全列車通過に変更された。
- ■快速
- 西小倉駅 (JA27) - 戸畑駅 (JA25) - (土休日の一部はスペースワールド駅 (JA23))- 八幡駅 (JA22)
- ■区間快速・■普通
- 九州工大前駅 (JA26) - 戸畑駅 (JA25) - 枝光駅 (JA24)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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