『真夜中の嵐』(まよなかのあらし)は、日本テレビ系で2001年10月4日から2002年6月27日まで、毎週木曜日0:45 - 1:15(水曜日深夜)に放送された嵐の冠バラエティ番組。
嵐が最終電車と自転車を乗り継いで、真夜中の日本列島を縦断する深夜番組で、嵐初の単独レギュラー番組にあたる。
続いて日本テレビ系で放送される「Cの嵐!」「Dの嵐!」「Gの嵐!」「嵐の宿題くん」の深夜番組シリーズとは、スタッフが異なる。
概要
嵐が1人で真夜中のロケーションを行い、そのVTRを嵐と羽鳥慎一(当時日本テレビアナウンサー)がスタジオから振り返る。
スタジオにはテントが組まれ、照明が落ちたなか焚き火を囲んだ(最後の収録では照明が点され、夜明けが演出される)。
番組のテーマは「山なら登れ、海なら潜れ、崖なら飛べ」。
- 最終電車でたどりついた真夜中の街を1人自転車で走り、九州から北海道まで日本縦断を目指しながら様々な体験をする。持ち物は9点(懐中電灯・方位磁石・双眼鏡・海水パンツ・たすき・雨合羽・メモ帳・水・カメラ、後に軍手が支給される)のみで、所持金も地図もなし。日の出を迎えた時点でロケは終了し、その近くの駅のコインロッカーに自転車の鍵を入れて、たすきを引き継ぐ。
- 嵐全員と羽鳥の6人が自転車に乗り、日本最北端の駅・稚内駅から、最終ゴール地点の日本最北の地・北海道宗谷岬を目指した。宗谷岬でタイムカプセルを埋め、記念の植樹をし、10年後にタイムカプセルを開封することを約束して終了。タイムカプセルには、たすきと旅の思い出の品々(相葉雅紀:「絶対飛びます」と書いた書道、松本潤:道祖神祭り光駿会のつなぎ、二宮和也:手作りの備前焼の皿、大野智:広島東洋カープの野球帽、櫻井翔:海の男がくれたTシャツ)とそれぞれに残した手紙が収められている。なお、このタイムカプセルは7年後の2009年11月1日放送の『驚きの嵐!世紀の実験 学者も予測不可能SP&奇跡を呼ぶ実験的生ライブ!!』内で嵐全員と羽鳥立ちあいの元開封された。
- 本編の日本縦断が関東地方に到達すると、進路が東京に変更。東京でのロケが放送された。その後は再開された日本縦断も毎回、東京から直接降車駅に移動するようになった。
また、総集編が3回放送されている。
放送内容
2001年
2002年
東京編
総集編
- それまでの冒険で明らかになった嵐の素顔が発表された。
- 相葉雅紀 - ずうずうしい奴、松本潤 - ヘタレ王、二宮和也 - さりげない奴、大野智 - ズレる男、桜井翔 - 固まる奴
- 「視聴者の投票で決める 真夜中の事件 Best15」が発表された。
- 明け方の叫び (10月18日、松本潤)
- 綺麗 (10月11日、相葉雅紀)
- キャサリン (12月20日、櫻井翔)
- 大阪城の怪人 (12月27日、二宮和也)
- なんでナナメなの! (1月17日、大野智)
- 続・さりげない奴 (12月6日、二宮和也)
- 「だ!」 (11月22日、大野智)
- 合鍵少女の父 (1月31日、相葉雅紀)
- ダチョウは人を襲う (未公開、二宮和也・櫻井翔)
- お前カミさん取ったやろ (1月10日、松本潤)
- 時速50km (未公開、相葉雅紀)
- 俺にもやらせてくれ (2月14日、松本潤)
- 変身×変身 (11月22日、大野智)
- 絶対死なない (1月24日、相葉雅紀)
- いつでも準備万端 (12月27日、二宮和也)
- スタジオを飛び出し北海道のバーベキューハウスにて、旅の思い出を振り返る。
- 総移動距離:3920km(電車3374km、自転車296Km、車178Km、船21Km、徒歩78Km、そり500m)
- 総ロケ時間:302時間
- ロケで出会った総人数:605人
- お手紙:2622通
- 嵐が行った駅の数:56駅
- 嵐がロケで「こんばんは」と言った回数:531回
- 嵐がロケで「すいません」と言った回数:71回
スタッフ
- 構成 : 桝本壮志、堀江利幸、中村周史
- ナレーター : 多比良健
- 監修 : 加藤幸二郎
- TM : 吾妻光良
- SW : 高梨正利
- カメラ : 中川昭生
- 調整 : 池田正義
- AUD : 柳原健司
- 照明 : 渡辺一成
- 音効 : 高取謙
- TK : 田宮梨恵
- デスク : 若松七重
- 編集 : 安井純治(スタジオヴェルト)
- MA : 奥田幸裕(スタジオヴェルト)
- 技術協力 : 八峯テレビ、東京藤田工業
- 美術プロデューサー : 小野寺一幸
- デザイン : 近藤純子
- 美術協力 : 日本テレビアート
- CG : アイヴリックスタジオ
- 広報 : 高橋修之
- リサーチ : フォーミュレーション
- 演出補 : 阿井鮎美、勢〆伸宏
- ディレクター : 神山祐人、石尾純、川本賢一郎(創輝)
- 協力 : ジャニーズ事務所
- 演出 : 東井文太
- 企画 : 高谷和男
- 制作協力 : いまじん
- プロデューサー : 松岡至、相川弘隆
- チーフプロデューサー : 吉田真
- 製作著作 : 日本テレビ
主題歌・挿入歌
- エンディング「愛してると言えない」(嵐)(ポニーキャニオン~J Storm)
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