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TOKIO (沢田研二のアルバム)


TOKIO (沢田研二のアルバム)


TOKIO(トキオ)は、日本の歌手である沢田研二の13作目となるオリジナルアルバム。

1979年11月25日にポリドール (現・ユニバーサルミュージック)からLP盤でリリースされた。

その後CD化され、1991年と1996年に東芝EMIから、また2005年にはユニバーサルミュージックから再リリースされている。

解説

本作はこれまで多数の楽曲を提供してきた加瀬邦彦をプロデューサーに迎え、前作までとは大きく異なりテクノを意識した作品になっている。阿久悠、大野克夫コンビがメインのソングライターから外れたことに加え、井上堯之バンドも一部メンバーの参加のみで楽曲、演奏共に大幅に人員が変貌を遂げたといえる。

作詞では「TOKIO」を糸井重里が手がけた他、喜多條忠、武衛尚子、門谷憲二、康珍化など、作曲ではBORO、後藤次利などといったそれまで共演歴のないアーティストを多く迎えている(後藤はレコーディングには参加している)。また歌手のりりィが1曲提供している。編曲は全て後藤が担当している。

本作は沢田が1970年代最後にリリースした作品であり、シングルカットされた「TOKIO」は1980年代最初のリリースとなった。

収録曲

  • 全編曲:後藤次利
  1. TOKIO
    • 作詞:糸井重里/作曲:加瀬邦彦
  2. MITSUKO
    • 作詞:糸井重里/作曲:加瀬邦彦
  3. ロンリー・ウルフ
    • 作詞:喜多條忠/作曲:大野克夫
  4. KNOCK TURN
    • 作詞:武衛尚子/作曲:BORO
  5. ミュータント
    • 作詞:門谷憲二/作曲:後藤次利
  6. DEAR
    • 作詞:康珍化/作曲:井上堯之
  7. コインに任せて
    • 作詞:武衛尚子/作曲:速水清司
  8. 捨てぜりふ
    • 作詞:康珍化/作曲:BORO
  9. アムネジア
    • 作詞・作曲:りりィ
    「ロンリー・ウルフ」のB面曲。
  10. 夢を語れる相手がいれば
    • 作詞:阿久悠/作曲:大野克夫

参加ミュージシャン

  • Electric Bass:後藤次利
  • Electric Guitar:鈴木茂、矢島賢、今剛
  • Acoustic Guitar:笛吹利明
  • Keyboards:佐藤準、西本明、田代真紀子、渋井博
  • Latin Percussion:斉藤ノブ、石井宏太郎
  • Sax:ジェイク・H・コンセプション
  • Strings:加藤グループ
  • Chorus:大野克夫、速水清司、EVE

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: TOKIO (沢田研二のアルバム) by Wikipedia (Historical)