DFBポカール(DFB Pokal)は、ドイツにおけるサッカーのカップ戦である。優勝クラブには、翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグの出場権が与えられる。
DFBとはドイツサッカー連盟(Deutscher Fußball-Bund)の略称で、ポカールとはドイツ語でゴブレット(goblet)の意。
DFBポカールの前身は、1935年から1943年まで行われていたチャンマーポカール(Tschammerpokal)であり、正式名称はフォン・チャンマー・ウント・オステン・ポカール(von Tschammer und Osten Pokal)。スポーツ指導者委員会長官であったハンス・フォン・チャンマー・ウント・オステンの名を冠していた。
第二次世界大戦による10年の中断を挟んで、1952年に西ドイツサッカー連盟(DFB)によってDFBポカールの名称で再開されて現在に至る。1985年以降の決勝戦は、毎年ベルリンのオリンピアシュタディオンにて開催されている。大会の最多優勝クラブはバイエルン・ミュンヘンである。
各ラウンド、1回戦制のノックアウトトーナメントである。90分で決着が付かない場合は前後半各15分の延長戦、延長戦でも決着が付かない場合はPK戦を行う。
ブンデスリーガ1部18クラブと2部18クラブ、3部の前シーズン上位4クラブ、21の地域協会カップ勝者と男子クラブ加盟数の多い3地域協会(バイエルン、ニーダーザクセン、ヴェストファーレン)のカップ準優勝クラブ、の計64チームが参加する。
シード権はなく、ブンデスリーガ1部クラブも1回戦から参加する。1回戦の組み合わせはアマチュアとプロクラブにポットを分けて抽選し(アマチュアとプロが必ず対戦するように組み合わせる)、アマチュアクラブのホームで試合を行う。
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