『唖侍鬼一法眼』(おしざむらいきいちほうがん)は、五社英雄原作・神田たけ志作画の劇画。『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)に1972年8月17日号から1973年7月5日号にかけて連載された。
また、上記を原作とするテレビ時代劇『唖侍鬼一法眼』が、1973年10月7日から1974年3月31日まで、日本テレビ系列で放送された。全26回。主演は若山富三郎。
なお、タイトルの「唖」が差別用語に当たるため、劇画の再刊では『怨みの刺客鬼一法眼』、ドラマ版の再放送やDVDの箱書きタイトルでは『鬼一法眼』と改題されている。
「鬼一法眼」が賞金稼ぎをしながら仇敵を捜す旅に出た。
主人公の鬼一法眼は少年期に喉を斬られて声を失ったのでしゃべることはできないが、耳は聞こえ他者の言葉は理解できるという設定である。そのため、自身の心の声や書き残した置き手紙が読み上げられる際など、台詞がある場面は複数存在する。
1973年に講談社より全2巻が発行。
2005年にリイド社より、改題の上全2巻が発行されている(絶版)。
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