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レッド・ドラゴン (映画)


レッド・ドラゴン (映画)


レッド・ドラゴン』(Red Dragon)は、2002年のアメリカ映画。トマス・ハリスの小説『レッド・ドラゴン』の2度目の映画化である。ハンニバル・レクター博士シリーズ4部作のうちの3作目。アカデミー賞受賞作品となった『羊たちの沈黙』で登場するFBI捜査官クラリス・スターリングに出会う直前までを映像化している。

あらすじ

1980年ボルチモア。FBI捜査官ウィル・グレアム(エドワード・ノートン)は、犯罪精神医学の権威ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)の起こす連続殺人事件を追っていた。レクターの逮捕にこぎつけたものの、ウィルはレクターにナイフで腹部を刺され生死の境を彷徨うほどの重傷を負う。

3年後、FBIを退職しフロリダ州マラソンの海辺で暮らすウィルのもとへ、元上司ジャック・クロフォード(ハーヴェイ・カイテル)が訪ねてくる。アラバマ州バーミングハムとジョージア州アトランタで起きた連続一家惨殺事件の捜査協力を依頼されたウィルは、期間限定で現場へ復帰する。捜査を始めたウィルは、収監されていたレクターに助言を求めることを決める。

一方、荒れ果てた屋敷に一人住むビデオ加工技師フランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)、通称ミスター・Dは自身の障害や、厳格な祖母に支配された生い立ちからくるトラウマに悩まされ、自らを脱却し超越することを望んでいた。

キャスト

  • ソフト版吹替
    • その他の声の出演 - 重松朋
    • 演出:佐藤敏夫、翻訳:久保喜昭、日本語版制作:ACクリエイト
  • テレビ東京版吹き替え - 初回放送2006年10月5日 21:00-23:14『木曜洋画劇場』
    • その他の声の出演 - 川島得愛、長克巳、松井範雄、望木祐子、竹口安芸子、浦山迅、辻つとむ、山田智子、桐山ゆみ、木川絵理子、田代有紀
    • 演出:福永莞爾、翻訳:たかしまちせこ、調整:長井利親、効果:リレーション、日本語版制作:テレビ東京/ブロードメディア・スタジオ
    • テレビ版ではそれぞれ『羊たちの沈黙』テレビ版からレクター、チルトンを演じた石田太郎、堀勝之祐が同役で続投し、同VHS版でスコット・グレンが演じたクロフォードを吹き替えた有川博が同役で出演。ソフト版では『羊たちの沈黙』VHS版でチルトンを演じた小島敏彦が起用されている。

評価

レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは191件のレビューで支持率は69%、平均点は6.40/10となった。Metacriticでは36件のレビューを基に加重平均値が60/100となった。

作品解説

  • 小説と同様に18世紀の画家ウィリアム・ブレイクの絵画『巨大な赤い龍と太陽を着た女』に敵役ダラハイドの着想を得ており、劇中では実際に同絵画と同絵画が収蔵されているブルックリン美術館も登場する。
  • オープニングの演奏会のシーンで演奏されている楽曲は、フェリックス・メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』(作品61, MWV M 13)第1曲「スケルツォ」である。

脚注

Collection James Bond 007

関連項目

  • ラルース料理 大辞典
  • ウィリアム・ブレイク
  • 巨大な赤い龍と太陽の衣をまとった女
  • ブルックリン美術館
  • 刑事グラハム/凍りついた欲望 - 同一原作の映画化。

外部リンク

  • レッド・ドラゴン - allcinema
  • レッド・ドラゴン - KINENOTE
  • Red Dragon - オールムービー(英語)
  • Red Dragon - IMDb(英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: レッド・ドラゴン (映画) by Wikipedia (Historical)


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