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愛農学園農業高等学校


愛農学園農業高等学校


愛農学園農業高等学校(あいのうがくえんのうぎょうこうとうがっこう)とは、三重県伊賀市にある私立の全寮制農業高等学校。独立の農業高校としては日本で唯一の私立高校である。設置主体は、学校法人愛農学園であり、社団法人全国愛農会を母体とする。

キリスト教学校教育同盟加盟校。 教育方針(抜粋):「神を愛し、人を愛し、土を愛する」精神を養う。 建学の精神(抜粋):「汝の農場をもって神の栄光を表わせ」。

1学年25人以下の少人数教育制をとり、学生数は3学年合計63人(2019年度時点)と、学生数が日本最少の農業高校でもある。職員やその家族を含めると約100人が10ヘクタール程度の敷地で暮らしている。

沿革

主に公式サイト「歴史」項による。

  • 1954年 和歌山市小豆島の小谷純一、小谷宅に愛農塾を開く。
  • 1954年 現在地に長期道場を落成し、中学卒業生を収容。全寮制として2ヶ年の教育を開始する。
  • 1958年 愛農根本道場を愛農学園と改称し、高等部とする。
  • 1959年 高等部を3年制度する。
  • 1963年 全国愛農会総会において、学校法人愛農学園を設立し、私立愛農学園農業高等学校を設置することを可決。
  • 1963年 学校法人愛農学園寄附行為認可。同時に愛農学園農業高等学校の設置が認可された。
  • 1964年 開校式、第1回生入学。
  • 1967年 農業専攻科認可される。
  • 1994年 農業専攻科を選択制へ移行。
  • 1997年 韓国への修学旅行を開始。
  • 1998年 キリスト教学校教育同盟加入。 文部省の特色教育モデル事業校の指定を受ける。
  • 2003年 留学生受け入れ開始。大講堂大改修。
  • 2010年 本館再生工事着工(3階建→2階建への減築や太陽熱利用などによる省エネルギー化)。

教育

1年生で農業の基礎を学び、2年進級前に6部門から専門を決める。選択肢は作物、野菜、果樹、酪農、養鶏、養豚である。鶏は約1500羽、豚は約100頭を飼育している。野菜部は60アールの畑と6.5アールのビニールハウスを、果樹部は52アールの果樹園を使う。敷地外には演習林のほか、水田もあり合鴨農法を実践している。かつては生産効率を重視していたが、1972年から有機無農薬栽培に切り替えた。「愛農ナチュラルポーク」というブランド豚肉として加工・販売する豚も、抗生物質やホルモン剤は投与しない。

その他の特色(抜粋)

  • 朝拝講話(月〜土)
  • 3年卒業後、希望者には農業専攻科として1カ年農業経営実習を行う。

アクセス

  • 近鉄大阪線青山町駅から徒歩15分

姉妹校

  • プルム農業高等技術学校(韓国)
  • キリスト教愛真高等学校
  • 酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
  • 基督教独立学園高等学校

脚注・出典

関連項目

  • 三重県高等学校一覧
  • 日本の農業に関する学科設置高等学校一覧
  • 無教会主義

外部リンク

  • 愛農学園農業高等学校
  • 社団法人全国愛農会
  • 愛農のHP

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 愛農学園農業高等学校 by Wikipedia (Historical)


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