浜松バイパス(はままつバイパス)は、静岡県磐田市から同県浜松市を結ぶ国道1号のバイパス道路である。
戦後のモータリゼーションの発達により、浜松市中心部を通過する国道1号は慢性的に交通渋滞を発生させていた。1960年ごろの交通量調査で「浜松市街を通過する車両はここを通過するだけの長距離トラックが多い」ことがわかり、市街地から離れた浜松市南部を通過するバイパスを建設してこれら通過車両を誘導することとなった。
また、1969年に全線開通したが、これは静岡県内の国道1号バイパスとしては初期の段階での開通である。
(東京方面) - 磐田バイパス - 浜松バイパス - 浜名バイパス - (名古屋方面)
※以下、ICはインターチェンジの略。
2019年3月19日に開かれた国道1号浜松バイパス連絡調整会議にて、浜松バイパスを平面6車線での整備から、連続立体への整備方針転換が示された。
立体化に当たっては、6車線化を見越して広く整備された中央分離帯を活用、途中3箇所にインターチェンジを設ける。車線数は今後検討するとされている。
また、最混雑区間として挙げられていた、長鶴交差点から中田島交差点の区間6.3キロに関しては、最優先整備区間として有料道路での早期共用を目指す考えも明らかにされている。
当バイパスが立体化されることにより、前後の浜名バイパス・磐田バイパス等と合わせて無信号区間が長くなり、通過時間の減少や交通渋滞の解消が期待されている。
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