![円座 (高松市) 円座 (高松市)](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
円座(えんざ)は高松市西部にある一地区で、高松市役所円座出張所の管内。円座町、西山崎町の2町からなる。かつては全域が「香川郡円座村」(えんざむら)として存在し、1956年9月30日に高松市に編入された。
地区内に位置する円座駅周辺は「一宮・円座駅周辺地区」として高松都市圏に8つある地域拠点の一つに指定されている。
地区は高松市西部に位置し、L字形をした地区である。人口は2010年時点で1万312人(男4942人/女5370人)、世帯数は3976世帯で、2010年現在微増傾向にある。面積は5.01km2、人口密度は1平方キロメートルあたり2083.23人。高松市中心部のベッドタウンとしての性格がある。基本的に田の広がる田園地帯であるが、琴平街道や旧南海道など古い幹線道路や円座駅を中心に民家が密集し、それ以外の地域にも虫食い状に住宅が増加している。
全域が高松平野の一部であるが、地区の西側には標高302.0mの堂山、そこから北に向かって六ツ目山など200m - 300m級の山が連なっている。地区の東部に香東川、西部に古川などが流れるほか、小さな川や用水路なども存在している。
通常町の境に大きな河川などがあった場合、その中央に境界線が引かれる場合が多いが、円座地区と一宮地区の境界にある香東川の場合は必ずしもそうではない。一宮地区との境界がある円座町は香東川左岸の一部も町域に含んでいる。これはかつてちょうどこの付近から香東川が東西に分かれていたことによるもので、境界付近は支流(現在の本流)と本流の間に位置する中州の部分であったと見られている。
高松市編入以前は「円座村」を参照
高松市の平均と比較して第一次産業(+1.0%)及び第二次産業従事者(+2.5%)の割合がやや高く、第三次産業従事者(-3.6%)の割合が低い。
地区内には多くの農地が存在し、主に稲作を中心とした農業が行われている。
地区内に大規模な第2次産業集中地帯は無い。
地区内の小学校は高松市立円座小学校が存在し、中学校は高松市立香東中学校が存在する。小学校区は円座小学校が地区の全域を校区としているほか、円座町内に飛び地状になっている檀紙地区中間町の一部も円座小の校区である。中学校区も香東中学校が地区の全域を校区としているほか、檀紙小学校と川岡小学校の範囲も香東中の校区である。
地区内を通るバス路線はことでんバス由佐・池西線が存在する。JR高松駅発ことでん瓦町駅経由で、地区内では香川県道44号円座香南線を路線としている。
基本的に高松市東部古高松地区の前田山にある高松局を受信する。何らかの理由で高松局の受信が困難な場合は反対側の三豊市にある西讃岐中継局を受信する。そのほか、古い建物などでは岡山県玉野市の金甲山にある岡山局を受信している世帯もあり、それらの世帯向けに鬼無地区にNHK高松専用の鬼無中継局が設置されている。高松局を受信する場合はアナログ放送でもUHFアンテナ1本で全チャンネルが受信できるが、アナログ放送において岡山局を受信する場合はUHFアンテナとVHFアンテナの2本が必要となる。なお、デジタル放送は全てUHFアンテナ1本で済む。
県外波
地区内に主だった観光施設はない。
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