ラグビー女子日本代表


ラグビー女子日本代表


ラグビー女子日本代表(ラグビーじょしにほんだいひょう)は、日本における女子ラグビーのナショナルチームである。愛称「サクラフィフティーン」。

歴史

1983年に日本で最初の女子ラグビーチーム、「世田谷レディース」が創設された。世界では1982年のフランス・オランダ戦すなわち 女子ラグビー界初の国際試合(テストマッチ)が開かれた翌年である。

1988年4月、日本女子ラグビーフットボール連盟が発足し、1989年に初の海外遠征を行い、名古屋レディースは同年7月31日から同8月7日にわたりニュージーランドを訪れた。世界選手権初参加を翌年に控えた1990年には、8月18日から同26日まで「1990年世界女子フェスティバル」(The 1990 Women's World Festival、クライストチャーチ)に同チームとオール東京のメンバーを送り出している。


女子ラグビー・ワールドカップ

1991年の第1回、次いで1994年の第2回女子W杯に招待されて出場し、第2回大会でスウェーデンから1勝を挙げたが、1998年の第3回大会には「最近のテストマッチの実績が乏しい」として招待されなかった。

1994年と1998年の間には外国チームを招待し、アメリカ北太平洋沿岸代表のロガーズ(Loggers)を1996年11月16日から同29日まで迎えた。このときの招待チームの地元シアトルで1998年「北米チャレンジカップ」North American Challenge Cupが開かれると、ロガーズの選手の出迎えとアテンドを受けて9月1日から同8日まで日本代表として参加している。またニュージーランドの現地リバティーフィールズ(クライストチャーチ)と縁ができ、2001年8月16日から同21日に現地に出向くことに結びついた。対戦相手の強豪カンタベリーの胸を借り、大差で敗れている(89-0)。

第4回大会も当初は書類選考のみで出場国を決定することになっていたが、2000年11月に、日本・香港・サモアの3ヵ国でアジア・太平洋地区予選を行い上位2ヵ国に出場権を与えること、同年7月に日本がサモアを12-10で破った試合を予選として扱うことが決定された。この時点で日本の出場権獲得は決定的になったが、12月には香港にも62-0で勝ち、これで正式に出場が決まった。本大会は2002年5月にバルセロナで開催され、日本はオランダを37-3で破って男子より先にW杯2勝目を上げ、出場16ヵ国中14位となった。

その直前の2002年4月に女子ラグビー連盟が日本ラグビーフットボール協会(JRFU)に正式加盟したことで、日本の女子ラグビーは公式に認められた存在となった。この年は3月25日から同30日にカナダを訪問、ブリティシュコロンビア州において現地のチームと対戦し、JRFU加盟後の同年4月16日から同22日にかけて前述のニュージーランドからカンタベリー(Canterbury)を招待して桜のエンブレムをまとい、国際試合に臨んでいる。

2006年に本大会が開催された第5回W杯では出場枠が16から12に減らされ、日本はアジアで実績最上位のカザフスタンと出場権を争うことになった。アジア予選は2005年6月にタイで行われたが、日本は初戦で香港に78-0で勝つも、決勝でカザフスタンに3-19で敗れ、本大会出場権を逃した。

2010年の第6回W杯もカザフスタンの壁を破ることができず、2大会連続で出場権を得られなかった。

2014年の第7回W杯は雪辱を期したカザフスタンに敗退、3度目の足止めとなった。

2017年の第8回W杯はカザフスタンが予選不参加だったこともありアジア・オセアニア予選を1位で突破して、4大会ぶり4回目のW杯出場を果たした。

2021年の第9回W杯はニュージーランドで開催を予定した。前年のアジア最終予選は香港を会場に、当初、2020年3月18日開幕と発表された。日本、カザフスタン、香港の総当たり戦から勝ち上がるとワールドカップ本戦へ、また準優勝で敗者復活戦への出場権が得られるはずであった。しかしながら、いったんは同年5月8日開始に延期を決め(2月中旬)、ラグビーフットボール世界連盟は5月11日付で本戦を2022年に持ち越すと発表するに至った。なお2022年の実施にあたり、観客の利便性を重んじて全対戦カードを週末に集中させ、選手の体調管理に配慮し最低5日間の休養日を設けたことにより、開催期間は従来の35日から43日に延びる。これは大会の方式を改訂、1日に行う試合数を3試合に増やして試合数の消化に対応するという。

選手の育成

JRFUは女子15人制の未来の選手となるジュニア選手からユース選手の発掘をめざし、招待制の強化合宿を「TIDキャンプ」(ティーアイディー=Talent Identification)と名付けて育成に務めている。招かれた選手には、女子日本代表チームの国際競技力を伸ばす貢献が期待される。

2019年新型コロナウイルス感染拡大の影響

TIDキャンプは見学者や試合観戦者を受け付けずに行われた。

2021年の第9回W杯は開催が2022年に延期され、大会ロゴの変更と、大会日程を同年10月8日から11月12日までとすること、また試合日程は2021年5月末に日本ラグビーフットボール連盟からも公表された。

これらに合わせて2021年5月時点の発表では、第9回W杯の予選および本戦出場を決めた各チームは世界連盟から総額2百万ポンドの助成金支給を告げられている。使途は合宿やトレーニングの追加、国際試合の調整ほかと指定を受け、予選日程とともに詳細の発表が待たれる。

2022年に延期されたW杯関連の日付を次にあげる。

対戦成績

(国際試合に限定)

現在の女子日本代表選手

日本ラグビーフットボール協会発表の選手一覧、50音順。太字+(C) は主将(2019年11月2日時点)。ポジションは欄外の表を参照。

パートナー、スポンサー、サプライヤー

公式のパートナー、スポンサー、サプライヤーを一覧にする。

トップパートナー:大正製薬

オフィシャルパートナー:太陽生命、セコム、カンタベリー

オフィシャルスポンサー:三菱地所、青南商事、アサヒビール

オフィシャルサポーター:JTBスポーツ、凸版印刷、KASHIYAMA

日本代表サプライヤー:GILBERT、ザバス

(2021年8月26日時点)

関連項目

  • 女子ラグビー
  • 7人制ラグビー女子日本代表
  • ラグビー日本代表
  • ラグビーリーグ日本代表
  • リポビタンD presents JAPAN RUGBY CHALLENGE 2020 - 2020年、日本ラグビー協会主催で7人制日本代表、7人制女子日本代表が共に試合を組んだ大会

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 日本女子ラグビーフットボール連盟
  • 日本ラグビーフットボール協会日本代表情報

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