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B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"


B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"


B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"』(ビーズ・ライブジム・ツーサウザンドシックス・モンスターズ・ガレージ)は、日本のロックユニット・B'zの映像作品(7作目のDVD)。

2010年12月22日に『B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-』、『B'z LIVE in なんば 2006 & B'z SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo』とともにBlu-ray Discでも発売された。

概要

15thアルバム『MONSTER』を携え、2006年7月2日から8月29日に行われたアルバムツアー『B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"』から東京公演を中心に収録。本ツアーはスタッフが一新され、加えて諸事情により通常では考えられないほど時間がなかったと証言している。曲順や構成は今までのパターンから大きく変わり、前年までの大掛かりな演出ではなく、演奏に重点が置かれた内容になっている。メンバー曰く「手作りコンサートだった」とコメントした。

本作のディレクターは「IT'S SHOWTIME!!」「SPLASH!」のPVを手がけた映像クリエイターのライオネル・コールマンであり、それまでの映像作品とは質感が大きく異なる。手ブレを多用したカメラワーク、楽曲のリズムに合わせた細かいカット割など、ディレクターの個性が強く出たスタイリッシュな映像になっている。ライオネル自身は「会場で実際に見ているようなエキサイティングな感じを出したかった」とコメントし、松本は「今までの作品とは全然違う」と、稲葉は「ライブのドキュメントを見ている感じ」と評している。なお、映像の流れを重視したため、MCは大幅にカットされている。また、日替わりで演奏していた「ZERO」と「IT'S SHOWTIME!!」、松本のソロ「スモーク・オン・ザ・ウォーター」も未収録。

本ツアーと並行して、約9年ぶりのファンクラブイベント「B'z Treasure Land」が同時開催されており、その様子は「OFF LIMITS」に少し収録されている。

本作のカラー広告が、2006年12月17日付の読売新聞と朝日新聞の朝刊に2面に及んで掲載された。この広告には、DISC 3を除く収録曲の視聴用のQRコードが記載されていた。

本作から、VHSは発売されなくなった。

アルバム『MONSTER』からは、「ケムリの世界」と「無言のPromise」の2曲が未演奏となっている。

収録会場

  • 主に東京ドームで収録しているが、ナゴヤドームと福岡Yahoo!JAPANドームでの映像も多々出てくる(映像ではナゴヤドームだったのだが「愛のバクダン」で「〜のボイス」の所だけ「東京のボイス」に差し替えられているなどの場面もある)。

演奏

メンバー

  • 松本孝弘:ギター、プロデュース
  • 稲葉浩志:ボーカル、ブルースハープ、ギター

サポートメンバー

  • 増田隆宣:キーボード、ギター
  • シェーン・ガラース:ドラム、ギター
  • 徳永暁人 (from doa):ベース、ギター
  • 大田紳一郎 (from doa):ボーカル&ギター

収録内容

DISC 1

  1. ALL-OUT ATTACK
    アルバムと同様にオープニングナンバーとなった。冒頭の「Welcome to the MONSTER'S GARAGE」の叫び声は、シェーンが担当。
  2. juice
    これまでのライブでは後半の起爆剤だったが、本ツアーでは序盤に演奏している。
    イントロの冒頭部分が省略された。また、序盤での演奏のため、恒例のコール&レスポンスはない。
    日替わりで、アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』以来、約4年ぶりに「ZERO」が演奏されていた。
  3. ピエロ
    演奏前の「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」は日替わりで3パターン用意されていた。
  4. ネテモサメテモ
    稲葉のブルースハープから曲がスタート。一部に、コーラスの大田紳一郎のソロパートがある。
  5. ゆるぎないものひとつ
  6. 恋のサマーセッション
    『B'z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN"』以来となる女性ダンサーが登場した。
  7. MVP
    チアリーダーに扮した女性ダンサーが登場。「恋心(KOI-GOKORO)」以来となる、大掛かりな振り付けが行われた。
  8. BAD COMMUNICATION
    アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM '99 "Brotherhood"』以来、約6年ぶりの演奏。
    『B'z LIVE-GYM Pleasure'95 "BUZZ!!"』の時と同じくキーを上げて演奏した。
    2コーラス目がカットされたショートバージョンで披露し、ラストは稲葉のシャウトからそのまま次曲に繋がる。
  9. ultra soul
    前曲からのメドレー。イントロの冒頭部分がカットされた他、ギターソロなどで一部アレンジが変更されている。
  10. TAK'S SOLO〜雨だれぶるーず
    松本が披露しているのは、ジェフ・ベックの「哀しみの恋人達」。日替わりでディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」も披露していた。
  11. Happy Birthday
    センターステージに移動。メンバー6人によるアコースティック・バージョン。映像ではカットされているが、演奏前にはメンバー全員によるトークコーナー(質問コーナー)が行われていた。
  12. Brotherhood
    アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM '99 "Brotherhood"』以来、約6年ぶりの演奏。
    歌詞の一部を変えて演奏した。
  13. BLOWIN'
    アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN" -Intermission-』以来、約5年ぶりの演奏。
    エンディング部分で、再びメインステージへ移動。
  14. OCEAN

DISC 2

  1. MONSTER
    モンスターパペットが登場。
  2. 衝動
    『MONSTER』に収録されている"MONSTER MiX"で演奏した。
  3. 愛のバクダン
    前曲からのメドレー。特効と共に、モンスターが蝶に変貌。
  4. LOVE PHANTOM
    アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN" -Extra-』以来、約5年ぶりの演奏。
    イントロのストリングス部分がカットされている。
  5. SPLASH!
    イントロで短めのコール&レスポンスを行った後、そのまま演奏がスタートし、紙吹雪が発射される。
    スクリーンの手前でダンサーが踊っている。
  6. 明日また陽が昇るなら
    本編ラストナンバー。演奏前にアルバムに関するMCが入る。
  7. ギリギリchop
    ここからアンコール。
    ジャム・セッションからスタート。
    アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM 2003 "BIG MACHINE"』以来、約3年ぶりの演奏。
    日替わりで「IT'S SHOWTIME!!」が演奏されていた。
  8. RUN
    MCの後に演奏。
    アルバムツアーでは『B'z LIVE-GYM '99 "Brotherhood"』以来、約6年ぶりの演奏。
    スクリーンには、ファンクラブイベント『B'z Treasure Land』で上映された映像が流された。
    アウトロで稲葉がステージを降り、アリーナの外周を走った。

・スタッフロールはメンバーの退場時に流され、エンディングSEとして「BUDDY」が流されている。

DISC 3

  1. 「OFF LIMITS 〜HOW TWO MEN CREATED A MONSTER〜」
    ツアーを追ったドキュメンタリー。メンバー2人だけでなく、舞台監督などのスタッフや会場に来たファンのインタビューも収録されており、そのファンのインタビューには、BREAKERZ結成前のSHINPEIが登場している。なお、メニュー画面は2種類あり、どちらかがランダムに流れるようになっている。

脚注

注釈

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE" by Wikipedia (Historical)